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それまでの自分のBLの好みは単刀直入にいうと
「抜けるかどーか」というエロ本的な見方だったのですが、
それ以外に「萌え脳」もあるんだなーと言う事を思い知らされた神作品です。
エッチが濃い話でもなければ、それほどこみいったストーリーがあるわけでもなく、しいて言えば動物内でのヒエラルヒーにより白獅子が非常にえらく、逆にクロネコは非常に縁起が悪い。そんだけの話。
その中に安定要素を乱す内容として白獅子さんが非常にクロネコ君が好きで、クロネコ君は嬉しいのに恐縮しまくりというエッセンスが入ってるわけです。
でもここで白獅子さんがやることはどんどん自分からクロネコ君のフィールドに降りてきちゃうわけですね。別に権力者なんだから呼びつけちゃってもいいのに。
会長なんかやるよりむしろクロネコ君の家に居候してTシャツ一枚で釣りしてるほうが生き生きしてたりしてます。
やるときは百獣の王にふさわしい男らしさ&威厳も存分に見せますしね。
多分自分はこの白獅子さんに神攻めのテンプレを学んだ気がします。
(あとは応用とか意外性萌えってやつよ。)
ついでにユキヒョウ部長とオオカミ部長に意外性攻めの楽しさを学んだような気がしますが、それはそれで。
・・・この二人はリバでもよかったよね(いいかげんにせー)
動物の擬人化のお話で、どこにも全くリアルさはないですが、本当に可愛くて悶えるくらい良かった。
不吉な黒猫だからと嫌われながらも質素に健気にがんばるクロネコ。
健気な不幸受けが好きならとってもストライクだと思います。
そこそこのお馬鹿っぷりがよく、後先考えずに突っ走るところも、思ったことをさらりと口にしちゃうところも、悲しいと素直にボロボロなくところも、最初から最後まで癒されました。
お相手の白獅子会長は現実世界でいうかなりハイスペック攻めですが、クロネコとの組み合わせにこれ以上のものはないっていうくらいよかったです。
この世界に住む動物たちも、主人公を嫌ってるとは言ってもトゲトゲしていなくてリアルな嫌な人(動物?)とは違います。悪人グループなんかも出てくるけど、本当の悪人かというとそうでなくて、もうこの世界感そのものが愛しくてしかたない。
クロネコくんを見ているとHなことでもいやらしいという感じがなく、BLだからとそわそわすることもなく・・・。
BLから、Hで後ろめたいって気持ちをとったらこういうかわいいだけの作品になるのかもと思うような作品。
定期的に読み直して癒されたいと思える漫画でした。
畳みかける様に押し寄せるCJ節。
とりあえず一寸何か甘いおやつ感覚のBLを
読みたいと言う時に選んでおいて損はない
一冊です。
一寸かしこまったスイーツと言うよりは
スーパーで特売しているプチシュークリーム
みたいな感覚ですね。
一冊の中に攻が3匹登場する訳ですが、
3匹とも何らかの形でアホなのが実に気楽です。
だからお約束展開の連続でも綺麗に
収まっていて厭味が無い。
作家さんを放牧しているレーベルと言うのは
こう言うものなのか、と言う視点でも読めて
しまえますね。
時に大橋専務のビジュアル…擬人化したら
アウトだからこうなったんでしょうか?
1冊まるまる動物擬人化なので、耳しっぽ好きには
たまらないと思います。
小説でのモフモフのものも多いのですが、
漫画だと、色々な感情に伴う耳の動きや方向を知ることができるので、
その分かわいさ倍増で、テンションが上がってしまいます。
しかも、ライオン、猫以外にも、兎、狼、豹と
さまざまな動物が登場するのも嬉しい点です。
この本で、豹のような小さい耳にも「萌」があると発見しました。
コアラには、笑いが止まりませんでしたが(笑)
森の奥深くに存在する、動物たちが働く「アニマルカンパニー」でのお話です。全ての動物が擬人化してて、モフモフたっぷりで萌えれます。特に、耳とシッポの動きが可愛くて悶えます。おまけに耳が4つじゃないので(ケモ耳と人間の耳)、テンションが上がります。
不吉な存在だと忌み嫌われてるクロネコ君と白獅子会長の恋愛では、身分差もプラスされて萌えます。
クロネコ君が毛の色を白くしようと小麦粉をかぶったのが、健気で可愛くてキュンキュンします。
クロネコ君のために、会社の権利を手放そうとした会長にもキュンとなります。
このカップルが一番好きです。
ウサギ君と獅子社長のカップルは、ウサギ君の色っぽさとエロエロさにやられます。他のアダルトカップルたちも、個性豊かで面白いです。
CJさんの描かれる擬人化は、ホントに可愛くて大好きです。