左近の桜

左近の桜
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レビュー数
2
得点
14
評価数
4件
平均
3.8 / 5
神率
50%
著者
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
発売日
ISBN
9784048738279

あらすじ

武蔵野にたたずむ一軒家。じつは、男同士が忍び逢う宿屋である。この宿「左近」の長男で十六歳の桜蔵にはその気もないが、あやかしの者たちが現れては、交わりを求めてくる。そのたびに逃れようとする桜蔵だが…。著者のデビュー二十年を記念する新シリーズ第一作。

表題作左近の桜

あやかし達
桜蔵・「左近」の長男・16歳

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レビュー投稿数2

艶、桜色。

舞台は「情宿」

儚い美少年・桜蔵(さくら)
彼を翻弄し通り過ぎていく、美しく強引で淫靡なひとではない男たち

「女」として扱われることを、最初は躊躇いつつも、徐々に順応していく桜蔵


どこか懐かしく、美しい。
作品全体に散りばめられた、美しく趣き深い言葉たち。
まるで、作品全体が宝石箱のよう。

一話一話のタイトルも丁寧につけられている。
「空舟(うつおぶね)」
「白雨(ゆうだち)」 「梅花皮(かいらぎ)」 (咲くや、この花より)
など。


純粋と魔性が共存した、淡いようで濃い桜色の物語。

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長野さんはファンタジーが似合いますね

ラノベとは一線を画する流麗な文体とマッチしています
一方で『白昼堂々』みたいな完全な現代モノになると「こんな男おらんやろ」状態になって変なんですけど……

私は「男(女)が好きなんじゃない『お前』が好きなんだ」信者なので
「女」、「女」言ってるのが気になりましたが
それでも結構好きです

でも長野さんの書く女の人―特に遠子―ってなんでこんなにウザいのかな
相手は人間ではないとはいえ、未成年のレイプを黙認するなよ!

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