期待の初!コミックス!!

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表題作隣のオトコ

隣に住む元彼 天知
居酒屋のフロアマネージャー 金谷宏

その他の収録作品

  • 今日の終わりに食べるモノ
  • 都会のクマさん's
  • ハリネズミのソファ
  • 好きの理由は一つだけ
  • 愛の温度が分からない
  • 恋の歩幅はそれぞれに
  • ルッジェロとルキノ
  • あとがき

あらすじ

上京して半年─── ダイニングバーで働く金谷(かねや)の引っ越し先の隣人は偶然にも地元の元カレ・天知(あまち)だった。どうしても隣の生活音を意識してしまう。嫌いで別れたワケじゃないから……。ところが、金谷が酔った勢いで友人と寝てしまったことがきっかけとなり、再び運命は動き出して…!!? 不器用な男たちの甘く切ない恋模様を描いた表題作ほか、ヘタレワンコと幼馴染みなどクセになるキャラ満載v シリーズ読み切り+大量描き下ろしも充実。
(出版社より)

作品情報

作品名
隣のオトコ
著者
香鳴やこ 
作画
香鳴やこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832286924
2.8

(8)

(0)

萌々

(1)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
21
評価数
8
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

おバカワンコが傑作でした♪

作者の香鳴やこさんの初コミックだそうです。
表題が一番新しい今年の作品ですが、受けがロン毛のせいかまた、性格もちょっと女々しいので女子?みたいな雰囲気があるのはいなめません。
ただ、後半掲載のシリーズがドタバタしているものの、すでに出来上がったカップルの倦怠期というテーマの下、かなり愉快に進行しており、全体として楽しめた一冊でした。

表題は、恋人の転勤の為別れた主人公・宏が、仕事でスカウトされ上京し、入居したアパートの隣室が別れた彼氏だった。
という、恋人復活モノ。
宏に遠距離恋愛は無理だからと言われ、あっさり別れたのに、隣人同士になり6カ月もたって、きっかけがあるとはいえ、やはり好きだったと、急に復縁、しかも恋人の天知の性格が何気に変わっているような・・・?
どちらかというと、宏のヘタレで女々しい部分を女子である読者が女の子目線で自分に重ね合わせるといった見方をするといいかも?といった作品でした。

『今日の終わりに食べるもの』
社長×社用車運転手の主従モノ
社長の為に、好きでもないラーメンを食べる運転手が健気。
社長は肉食っぽい?

『都会のクマさん's』
クマとは・・・目の下のクマのこと。
二人ともクマつくって何やってんだよ(笑)←エロはないです!

『ハリネズミのソファ』
会社の後輩×先輩の年下攻めです。
先輩、ツンデレヘタレですww

『好きな理由は一つだけ』『愛の温度がわからない』『恋の歩幅はそれなりに』
元幼馴染の純とテルは倦怠期真っ盛り(?)のカプ。
仕事の都合が上手く合わなくてすれ違いばかり。
そこで無理矢理休みを取ってイタリアへ旅行へ行くのですが・・・
いや~純君の超おバカワンコぶりがはじけてて、何か面白い!!
エチが超激しい点が爆笑(何故に?)
そして遊園地デート編、最初の再会と恋人になったエピソード編となっています。
再会編では、ちょっとオカシな子だけど、それでも純はまだまともだったんですが、、、どこからネジがゆるんでしまったのか!?

『ルッジェロとルキノ』
上記カプがイタリアに行った時に宿泊したホテルのホテルマンの話。
日本人カプのエチの激しさに触発されたみたいですww

全体を通して、またこれといった際立った特徴は見られないものの、多分シリーズものではそれなりに味が出せていたので、今後の活躍に期待です。

1

ああヘタレワンコ攻め、愛してる

めちゃくちゃ萌えました。
この先作家買いしようと決意したほど。
絵の好みとしてはまあまあなんですが、ストーリーはど真ん中ストライクでした。
ああもう、世の中萌える本がいっぱいで困る~!

やっぱ私、ヘタレワンコ攻めが大好きです。
短編集で、後半の短編は同じカップルの倦怠期から出会いまで遡っていく連作短編なんですが、そこに登場するドヘタレなワンコにツボをギュウギュウに押されました。
受けが大好きで大好きで、ひたすら大好きで、猪突猛進なヘタレワンコ。ありえないほどドン臭い。でも仕事は真面目にやるし、家族思いだし、いざとなると受けを守る王子様に変身する。完璧!
萌えの波状攻撃にクラクラしました。

他の短編も、すべて良かったです。
短いから複雑なストーリーではないんだけど、濃縮されててキレがあって萌えのたっぷり詰まったステキなお話ばかりでした。

0

セリフもだけど

セリフの吹き出しの外に、手書きでちょこちょこっと書いてある「つぶやき」がおもしろかった。

全体に、表情も、躰のプロポーションもとっても好みのタイプ。
ストーリーにも、特に地雷はないし、展開に無理もないし、
特に、こちょこちょ書き文字が入っているのに、画面全体がすっきり読みやすいのがいい。
とにかく、達者。
正直、激萌~~!!って言う程のインパクトはないけど、なんか、ほっこりいいです。

これ、ドラマCDにすると、すごくいいと思う。
一読だと、絵が達者すぎてインパクトがないけど、吹き出しのセリフ以外のセリフが、ドラマCDにしてみるとすごく効きそう。

この作家さんの次のコミックスは、多分、きっと、買う。

0

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