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表題作 恋は思案のほか

奥 → 前野智昭

持田 → 鈴木達央

あて馬
サトル → 内匠靖明
その他キャラ
樋口[吉野裕行]

あらすじ

一人暮らしをするためバイトを探していた持田は、同じ大学の奥の家に同居し彼を見張る…というバイトをすることに。 しかし奥は頻繁に男を連れ込むような奴だった。
はじめは戸惑っていた持田だが、一緒に暮らすうち徐々に奥のことを理解し、友達として受け入れる。
ある夜、奥の部屋から洩れ聴こえて来た情事とわかる声に反応してしまった持田は…。

作品情報

作品名
恋は思案のほか
著者
館野とお子 
媒体
CD
作品演出・監督
畠山彩
脚本
高城葵
オリジナル媒体
コミック
メーカー
fluorite(株式会社アスガルド)
収録時間
68 分
枚数
1 枚
ふろく
特になし。フリートークは最終トラックに約7分。ブックレット内にキャストコメント。
発売日
JANコード
4560269472728
3.4

(35)

(1)

萌々

(17)

(14)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
117
評価数
35
平均
3.4 / 5
神率
2.9%

レビュー投稿数12

★★★★☆

まえぬ(前野智昭)はイケボだし、たっつん(鈴木達央)も男子可愛い(造語)し!
樋口役のよっちん(吉野裕行)と、筧役の興津さんは声質的に逆でも良かったかなと思う。よっちんのあの喋り方なら関西なまりも合う気がする。

奥のキャラはウザ過ぎずカッコつけすぎず、意外と自分の欲望に忠実でありながら自己中さはあまりなくて
持田のことを好きになっていくさまは、聴いてて萌えた。
持田のキャラはそんなに好きな方ではないけど、このストーリーにはバッチリなキャラだからすごくいい。
でもね、ホモホモ言い過ぎ!ww
『ホモ見たの初めてだし!』と言うセリフの時には思わず『ホモ言うな!ww』ってツッコみたくなったww
二人がお互いを好きになる過程も、突然とかじゃなくじわじわと好きになるし
二人とも『あれ、俺もしかしてあいつのこと好きなのか…?』みたいなふわふわしたところからの流れが素晴らしい。
終盤の、奥と持田が部屋で言い合うシーンでの、奥の『もういいよ、鍵、返せ』。
これは聴いてるだけでドキッとするというか、切なくなる。
その後にすぐ仲直りはするけど、その前に持田が『俺、奥が好きなんだ…!』と自分の気持ちに気付くシーンも、すごくいい!
聴いててキター!って思える盛り上がり。
そのあとすぐセックスシーンに入るわけだけど、このセックスシーンもまたいいのよー。
愛撫中の会話も可愛らしいし、挿入してからの長さがすごくいい。
ダラダラもせず淡白すぎず、ちょうどよく終わる感じ。
セックス中の持田の『お前が気持ちいいと、嬉しいじゃん』みたいなセリフに
奥が無言なんだけどズキューン!ってきてるところから、すごく萌える!(攻め方が熱くなるww)
サトル(内匠靖明)の裏声喘ぎもまぁまぁ可愛いけど、やっぱりたっつんの喘ぎ声の方が男子感があっていい。
全体的にキスシーンが多くて、キスシーン好きの自分にはとてもありがた…いや、嬉しい。
たっつんはキスシーンでの声の出し方うまい。リップ音ではなく、息遣いとか。
あとは、『奥』っていう名前に時々違和感を感じた。でもさほど問題はない。

あとは筧さんと樋口がくっついてさらにハピエンだねww

5

この組み合わせ好きなんですよねー。

ゲイの奥とノンケの持田。
奥にとっても持田は対象外だったのに。
自分の周りにいる人間とは毛色の違う人間。
最初は互いに異色で、けれど一緒にいるうちに馴染んでいって。
知らず知らずに動いていく気持ち。
本人たちさえ気付かないままに。
奥にとっては「お気に入り」くらいの感覚で。
持田にとっては「いい友人」とでも言おうか。
2人ともそれを恋愛だとはなかなかに気付かないのが、見てる(聴いてる)方としては結構だだ漏れっぽくてじれったい。
気付かないままに手を出したり出されたり。
持田役のたっつん(鈴木さん)はフツーの学生って感じ。
どちらかといえばかわいめの印象。
うん、かわいかった。
えちシーンもかわいかった。
奥役の前野くんはチャラいというかタラシのテキトーな感じだったり。
でも、持田と接する時の奥はどこかぶっきらぼうでありながら楽しそうだったりと、ほかの人間に対する時とは違う感じ。
やっぱ特別だからかな。
前野くんのこういう役好きなんですよねーv
というか、たっつんと前野くんの組み合わせって相性いい気がする。
よっちん(吉野さん)の樋口はなんだか妙にハマってる感じがする。
興津さんの筧も関西弁だけど気にならないし、筧も独特の雰囲気のようなものがあって好き。
本編ラストで筧も言ってたが、樋口と付き合っちゃえばいいのに!
きっと冗談なんだろうけど、この2人なんか萌える。
樋口×筧希望。
実は最初っから、それもあって持田を奥に近付けたとかの筧の片想い系だったら非常に萌えます!!
…と妄想できるくらいですよ(笑)

フリトはたっつんと前野くんの2人。
プライベートではどちらかといえばたっつんがS気味なのでキャラが逆。
「僕が前野で、貴方が鈴木」@たっつん。
役について真面目に語るたっつんに「仕事に関しては真面目ですよね」な前野くん。
「それじゃ他は違うみたいじゃないか」という返しにも「仕事に関しては」を繰り返す前野くん。
あとはバイトの話とか、身長ほぼ一緒なのに体重差10kgな2人(たっつんの方が重い)だとか。
ガリガリ「だからモテない」@前野くん。
会話からも仲良くしてるのがよくわかって楽しかったです。

2

きゅんきゅんする

原作は館野とお子さん。
さすが館野とお子さん。
そりゃあきゅんきゅんして当たり前だなと思いました。
遊び人のゲイ攻め(前野さん)と、普通の明るいノンケ受け(鈴木達央さん)のカップルです。
この受けがめちゃくちゃ私好みでした。元気で前向きであっけらかんとしてて、誰にでも好かれるタイプだなと思いました。
二人はとあるきっかけで同居することになります。友達になって、攻めが他の人とセックスしてる声を聞いてしまい、意識するようになってぐるぐる。しかも、最初聴いたときはまったく気にならなかったというのがポイントです。同じ時間を過ごすうちに恋心が育ってしまったことがはっきり分かる。
でも実はこれ、攻めのほうが先に惹かれてるんだよね。最初は態度の悪かった攻めが、受けの真っ直ぐさにほだされて、どんどん好きになっていくのがつぶさに分かるんです。でもひねくれ者だから、最後の最後まで素直じゃない。でもこの攻めの場合、そこが可愛くもある。このあと尻に敷かれるのは、攻めのほうだろうなと思います。

キャスティング、前野さんはばっちりでした。
たっつんはちょっとイメージと違ったかな~。とはいえ、けして悪くはないんですが。

1

原作にはなかった二人の×××に滾った!!

この作品の原作コミックスを読んだのは、この世界に来て間もない時でした。
評判を聞いて意気込んでかったものの、薄すぎてなかなか萌えどころがわからなかったんですよね。
今回のCD化にあたってコミックスも引っ張り出してきたんですが、コレ萌えますね、かなり!!
静かで淡々とした雰囲気なんですが、キュンがずっしり入ってました。

バイトを探してる貧乏純朴学生・持田@鈴木達央が住み込みバイト先として紹介されたのは、ゲイで学内でも有名な遊び人・奥@前野智昭。
実は奥の家族が持田に奥を監視させるために雇ったバイトだったのだが…。
複雑な家庭環境と、自信の性癖のせいで歪みまくった性格をしている奥。
俺様で傍若無人。持田がいるというのに目の前で他の男とセックスしちゃうような、そんなフリーダムな人間。
そして一方の奥は、普通の(ちょっと貧乏な)過程で育った純朴大学生。
いきなり奥のような変な男の家に住み込むことになり、戸惑いながらも
彼の孤独と寂しさを知り、彼のことが気になるようになって…。
ちょっとずつ、ちょっとずつ近付いて行く二人を見ていると胸が熱くなりますね。
鈴木さん演じる持田は、本当に汚れを知らないような素直な好青年で、
歪みまくった奥の心を癒し、安心感を与えます。
いつもは元気にキャンキャン言ってるくせに、持田の前で時折見せるしおらしい声のトーンがたまりません!!
優しくって柔らかくって、持田の心を少しずつ溶かしていくような、そんな温かいお声でした。
前のさん演じる奥は、初めはツンツントゲトゲしていましたが、次第に持田に心を許すようになり、
声にもトゲが混じらなくなっていきます。
二人の会話のトーンだけで、どんどん距離が近づいて行くのがわかります。
二人は「友達」になるわけですが、それ以上の感情を持ってしまった持田の戸惑いがこの作品のポイント…でしょか。
みんなから注目を浴びている奥を、友達として好きだと思っていた持田ですが、
奥を好きになることで自分が“ホモになってしまう”ということをどうしても受け入れられない。
一方の奥も持田が自分に好意を持っているのに気づきますが、それを持田が受け入れられないことも分かっているように思います。
そしてもちろん奥も、自分のことをここまで認め、受け止めてくれる持田のことが好きなんですが、二人はすれ違ってばかり。
そんなカンジで二人の心理描写が秀逸ですね。
なので、比較的鈴木さんがずっとしゃべっていた印象です、モノローグ多いですから(笑)

エロに関しては、奥と他の男がヤってるシーンが2回ほどと、二人のエッチが一回。
奥と他の男のエッチ、これがまたエロいんですよね~声が。
それを持田が聞いちゃう、という設定なんですが、これは確かにホモに目覚めちゃうくらいのエロさ。
声がエロイエロイ!あの声優さん誰なんだろうwww
そして、肝心の持田と奥のエッチですが、これ、原作コミックスにはないんですよね!!
なんと書き下ろし録り下ろしのエロ!!
二人の想いが通じ合って、ちゃ~んと身も心も結ばれてくれますw
鈴木さんの喘ぎはもう定評がありますからね~(笑)
今回も可愛いのなんのw
奥は持田のことすっごい気遣ってるし。あの奥がですよ?!
前野さんの声めっちゃ優しいし!!!
お互い気持ちよくて嬉しいって言っちゃう持田に、もう奥は降参ですよねw

そしてこの作品、もう一つ素晴らしいポイントが!
BGMです!
BGMって、シーンを盛り上げたり、また逆にジャマをしたり、案外重要ですよね!
今回はバチっとハマってました!
穏やかな曲調が作風に合ってて、かなり癒されました。
なかでもラストの筧と樋口の会話で流れるBGM。
あぁ、二人結ばれてよかったな、っていう気持ちを後押ししてくれるような曲でした。
この作品、今年の作品の中では私としては上位にはいりますね!!
大好きな作品になりました!

3

逆に新鮮!

今から7年前となるんですね、
コミカルなシーンのBGMはやはり「…ふふ」となってしまいますが
鈴木さんメインはここのところ新作を聴けないので
懐かしいような、でもやっぱり安心して楽しめました☆

原作既読です。
持田は素直で筋が通ってるキャラなので
好感持てるタイプですが
鈴木さん結構高めのトーンに最初少し戸惑いを隠せませんでしたww
が、やっぱりいいコなので応援したくなりますし
奥に迫られて慌てるシーンはニヤけます。

前野さんの奥、突き放そうとする序盤から
タイプじゃないはずの持田に惹かれる過程がナチュラル!
低すぎないお声でふてぶてしい演技がなんか可愛らしい。

持田の友人・樋口が吉野さんって、ちょっと私的に贅沢!!!
樋口を心配するがゆえ、ぎゃいぎゃい奥に突っかかるところが笑えます!!
「何おまえ持田のこと好きなの!?持田逃げてー!」ここ好き!!

興津さんの筧……関西弁いつまででも聴いていたいです……。
すごく調子良さそうなのに情を感じます!まさに興津クオリティ!!
もっと出番多かったらいいのになぁ。

内匠さんこの頃からBLCDご出演なさってたんですね!
隣の部屋から聞こえてくる喘ぎ、
ネコっぽくて(にゃーじゃなくてw)良いです。

原作で奥×持田の絡みが無かったのでお得感あります!!
奥が、優しく話してから色気ダダ漏れになる瞬間にきゅん!

巻末キャストトーク6分でしたが
丁度良い長さで作品に関して語ってくれている気がしました。
鈴木さんと前野さんの気安い間柄いいわー!

派手な展開は無いからこそ、純粋にキャストさん方の演技に集中出来ます。
原作の間(ま)も表情も素敵ですが
BLCDでしか味わえないニュアンスをありがとうございました♪

3

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