ブルーブラッド

ブルーブラッド
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レビュー数
3
得点
12
評価数
4件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344819825

あらすじ

王子であるイウサールは、子供の頃本国で出会った八重柏に抱いた恋心を忘れられず日本にいる叔父のマージドを頼り訪日してきたが…。
「ブルーダリア」「ブルーデザート」スピンオフ!全編書き下ろし!
(出版社より)

表題作ブルーブラッド

某大学でデザイン工学部を教える教授/八重柏海里
攻様を追い日本に留学する某国の第七王子/イウサール

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レビュー投稿数3

攻受反対の日は?!

アラブの話ですが日本が舞台なので馴染みやすい、ブルーシリーズの3冊目。「ブルーダリア」「ブルーデザート」のスピンオフ作品です。

「ブルーデザート」の主役二人マージドと白鳥が出ずっぱりです。「ブルーデザート」の内容は、イウサールの母親が日本嫌いになったという接点しかないのですが、「ブルーデザート」としっかり絡んでいるので、順に読んだ方が理解しやすいです。

1冊丸ごと表題作です。
イウサールの目線で進んでいきます。
母国で好きになった八重柏(攻め)を追いかけて、イウサール(受け)は叔父マージドを頼って日本に行きます。
なかなか本心を明らかにしない八重柏を問い詰めて両思いになった夜。
しかし、自分が抱かれると考えていなかったイウサールは、八重柏に抱かれてショックを受け、八重柏の家を飛び出してしまい…。

イウサールが男としてのアイデンティに悩み、白鳥に相談するのが面白かったです。イウサールがまだ世間知らずの二十歳であるためか、白鳥が前作よりとても素敵な大人に思えました。

イウサール同様、八重柏の思考が読めずに困惑しましたが、事情が分かったらスッキリ。拍子抜けでな続きく納得できました。

作者様があとがきで書かれていましたが、イウサールがもう少し経って余裕でれば、イウサールと八重柏が攻受反対になる日はそう遠くなさそうに思えました。あとはっきりしない年の差も気になりました(笑)

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誇りを形づくるモノ

今回は大学でデザイン工学部を教える教授と
攻様の為に日本留学するアラブの第七王子のお話です。

受様視点で二人の出会いからまとまるまでの本編と、
攻様視点での本編経緯と後日談を収録。

受様はアラブの小国に王の第七王子、
正妃の母には三番目の男子として生まれ
王の子として誇り高く育ちますが、

長じると順位の低さゆえに
戸惑いと不満を覚えるようになります。

しかし聡明な受様は上の者への不満を
口にする事が許されない事もまた心得てもいたので
複雑な感情をもてあますようになります。

そして14才になったある日、
受様は父が日本式の離宮を立てる為に
招いた日本人である攻様に出会います。

攻様は日本の大学で
建築デザインを教えていますが、
古式建築を一から見られる良い機会と
宮大工達に同行していたのです。

攻様は博識で穏やかでありながら
シャープさも感じさせる大人の男な上、
受様の立場とは無関係な事から
他者には言えない事をも話せる相手となります。

そしていつしか攻様に恋心を抱くようになり、
帰国をする攻様に自分のもの続きになれと告白します。

しかし攻様は
受様の恋心を信じられない、
大人になって返事をすると言い残して
日本に帰ってしまうのです。

攻様のお歳は明記されていないのですが、
大学で教える位なので20代後半か、
日本人は若く見えるので30代前半かな。

受様に対するお断りの言い訳は子供だからと、
王に招かれた者だから手を出せないとかなのですが、
結果的には攻様がヘタレなだけなのですよね(苦笑)

さてこんな二人の再会は6年後。
成長した受様は短期留学先に日本を選び、
日本で起業していた叔父の伝手まで使って、
攻様宅へのホームスティまで果たします♪

再会した攻様は男っぽくなっていましたが、
受様の背が伸びた為に背後から抱き締めたら
すっぽり腕の中に収まりそうな上
昔と同じように受様に親しく接してくれます。

始まった大学生活でも友人もでき、
それなりに上手く立ち回る受様ですが、
肝心の攻様との距離は暖簾に腕押し状態で
遅々として縮まりません(笑)

受様のアプローチを判って逃げているのですが、
まっすく過ぎる受様は口にしないからだと
布団で寝てみたいと攻様の寝室に入りこみます。

そして攻様に気持ちを伝えますが、
意に反して攻様はお断りしようとするのです。
しかし勢いだいた受様が退くはずはな~い!!

後悔しない、お前が欲しいと言う受様に、
我慢しなくて良いなら全てをあげるよという攻様。

そして深く甘いくちづけが与えられます。
これでやっと攻様を抱けると思った受様ですが、
攻様のペースで睦みあううちに
受様は最奥に彼を受け入れさせられます!!

抱く気満々だった受様は呆然としますが
攻様が自分と同じように相手を抱きたいと思う事を
否定する事は出来ません。

混乱した受様は攻様宅から逃げ出し、
ホテルで女子学生を抱いてみたりしてみますが、
何をしても攻様との一夜の記憶が消えないのです。

受様の恋の行方とは?!

既刊『ブルーデザート』に続くシリーズ3作目です。
受様は前作の攻様の甥っ子になりますので
前々作の攻様の弟になりますね。

受様の国で出会った2人はお互いに恋をします。
抱きたいと思っていた受様が抱かれてしまった為に、
両想いで一線も越えたのになかな2人はまとまりません。

受様視点の抱かれる悩みを掘り下げたお話って
読んだ事が無かったので、
受様の結論がどこに落ち着くのかと
ワクワクしながら読みました、面白かったです♪

王子様の受様は自分が抱く側だと言う事に
疑問すら抱かなかったので、
攻様に抱かれた事でグルグルしてしまいます。

対する攻様も受様に抱かれた1人になるよりは
抱いた1人になりたいと言う程思いは強いのですが、
なにせヘタレさんなので自分からは心情を吐露しません。

叔父様のお相手で抱かれる側の恋人に
いろいろとレクチャーされながら
男としての矜持と王子としての誇りと
攻様への恋情を秤にかけて受様が出した答えは
愛する事を許す!なんて男前!!

続編は攻様視点で
受様の国に行ったきっかけから本編の回想と
恋人になってからのラブい後日談です。
年上過ぎる為の苦悩も判るけど~
ヘタレ度アップする気が(苦笑)

次の王子様のお話も楽しみにしています。
個人的にはそろそろ本国を舞台でも~
とか思うのですがどうでしょう?!

単巻読切りなので既刊未読でも読めますが、
既読だと前作キャラがセリフや会話が
既刊の出来事を感じて楽しいですので

今回は本作でも活躍した叔父様カプのお話、
『ブルーデザート』をおススメ作とします。

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抱く側だったつもりが抱かれてしまった誇り高き王子ww

きっと、要は問題はそこだったんだよな!www
間違いなく2人は愛し合っているはずなのに、初めてがそんな風になってしまったのでオレの気持ちは何処へ持って行ったらいいんだ~!?な王子の苦悩。
また相手の男性も、これまた不器用で一種歪んだ人で鬼畜(?)で、一筋縄ではいかない人で。
それらが、アラブの王族であるという設定であるから起きるすれ違いでもあって、うまい具合にアラブが使われている、好きなアラブものに入る一冊になりました。

この王子・イウサールが典型的なオレ様アラブですv
王の第一夫人の子として王位継承権は7番目であるものの、時期王として矜持を保つべく誇り高く育ち、性格も負けず嫌いで、でも人の事を考えているという、憎めないタイプの傲慢オレ様。
14歳の時に出逢った日本建築の教授の八重柏に恋をし、恋人になりたいというものの、大人になったらもう一度と言われ、日本留学を果たした一徹王子です。
意外に世間知らずかもしれませんが、大学では友達もでき、オレ様な奴ではあるけれど、同年代とはうまくやっているっぽいのに、八重柏にはとっても不遜なんですよね。
でも裏を返すと、とても真面目続きで一途で中途半端でなくて、ただちと思考が子供だという、、
その彼が慕う叔父のマージドの恋人卓也のアドバイスで八重柏とうまくいくようになるという、前作『ブルーデザート』のカプもそれなりに重要な役割をして登場しております。

そして、相手である八重柏が、これまた喰えない男なんだ~!!
イウサールが来るのを待っていたというものの、素直でない。
きっと彼が上手い事立ちまわれば、最初の誤解というはなかったと思うんですが、歳の割に臆病だった?
その年の差をきにして、身分差を気にして、臆病な態度をとったり、あげくには不遜な発言をしたり。
会話と歩み寄りが全然この2人には足りなかったのですよね。
ただ「愛してる」だけでは埋まらない溝があって、それを2人で解決しようとはせずにいるから、話は面白いですがww
案外に八重柏はヘタレなのです♪

きちんと互いが理解しあえれば、攻め受けの攻防も上手くいくわけで。
でもきっと時々イウサールが攻める日も来るんだと思うのですよ(ビバリバ?)
イウサールは賢い子なんで、どうやって2人が恋人でいられるか、八重柏よりちゃんと考えています。
きっと、この恋愛に悩むことがイウサールを大人にしたんでしょうね。
しかし、不遜なオレ様はそのままでラストまで貫くっていうのもまた楽しいデス。
何せ、この傲慢さを気高さだとして八重柏は愛しているのですからww(結構下僕趣向)それをエチの時に崩れさす悦びというのを八重柏持ってますのでv
アラブ男の特徴を色濃く出しながら、やはりベタでないのがすごくよかったアラブものでしたヨ。

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