彷徨える弾丸

samayoeru dangan

彷徨える弾丸
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
6
評価数
3件
平均
2.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥571(税抜)  ¥617(税込)
ISBN
9784344820043

あらすじ

天童組横浜支部の若頭・大江に助けられた高校生の千里。事件に巻き込まれた千里を護衛するために、二人は一緒に住むことになるが。
(出版社より)

表題作彷徨える弾丸

元傭兵の天道組横浜支部若頭 大江
画家の父との二人暮らし勤労高校生 秋山千里・17歳

その他の収録作品

  • 猫のいる生活
  • あとがき

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レビュー投稿数2

寂しがり屋で甘え上手な子猫ちゃん

傭兵上がりでヤクザな攻め様とやんちゃな子猫の
保護者的ラブストーリーです。                   
父子家庭で育つ受け様は、まだ高校生なのに放浪癖のある
売れない画家の父親と暮らしていますが、父親はいつも留守で
受け様はバイトをしながら父親の帰りを待ってます。
貧乏でもダメな父親でも受け様の生きる気力はこの父親。
かなりファザコンなのかも知れませんね。
まるで駄目な夫に尽くす妻のような受け様でした。
そんな受け様が見知らぬ人に現金が入った袋を貰う事から
トラブルになり危ないところを攻め様に助けられる。
俺の金返せぇ~状態が合言葉みたいなノリで続きますが
読んでるとこの子猫ちゃんは金の亡者かっ?ってくらい
かなり煩いのですが、全ては父親思い故なんですよね。
攻め様は、厄介な子猫ちゃんに手を焼きますが
なんとなくペット感覚で可愛くは思っている。
でも恋愛感情は無く、保護者みたいな感じなんです。
受け様は、今までは自分がしっかりしなければと生きてきたので
攻め様の甘くないけど頼れるところに惹かれていくのです。
でも父親の死が受け様に生きる気力続きを失わせる。
その前まで攻め様から突き放す感じがあったのに
父親の死で攻め様から受け様に近づき心配してくれる・・・
受け様は同情をされていると落ち込み一人姿を消す。
普通だと攻め様が探し出して~~見つけてハッピーだけど
この受け様は自分で心の踏ん切りをつける芯の強い猫ちゃんでした。
攻め様にこれ以上甘えないようにしようと踏ん張ります。
でも攻め様はそんな受け様から既に目を離せないのです。
ペットにがっちりハマってしまってるんですよね。
そして受け様の子供みたいな素直な欲求に翻弄されます(笑)
後半では盛りの付いた猫ちゃんに頭を痛める攻め様が・・・
なかなか面白い作品でした。

1

ターミネーター×仔猫ちゃん

『愛の弾丸』のスピンオフで、その存在が気になった若頭・大江のお話。
ヤクザの世界が舞台なのに、前作に比べて、あれ?っていうくらいコメディなのか?と勘違いするほどなのは、主人公の少年の性格によるのでした。
少年の人柄で、ターミネーター大江も骨抜きww

生活能力のない画家の父親と二人暮らしの千里は、高校へ通いながらも生活の為朝も晩もバイト三昧。
でも父親の描く絵がどんなに世間に認められなかろうと、その絵が大好きで、父親が大好きなので、頑張って毎日を生活しているのです。
そんな千里が、バイトの帰り道、逃げる男から大金の入った袋を押しつけられ、謎の男達に襲われそうになったところを助けたのが天童組若頭の大江。
父親がスケッチ旅行の放浪の旅に出かけ、一人でいるということで大江の家に居候することになる。

この千里の性格がとても好きだ!
普通自分的に、大人×子供、しかも子供がおこちゃまな性格の場合趣味じゃないことがほとんどなのだが、
この千里は、生活の為ほとんど遊ぶということもなければ、不良化もせず、健気なイイ子ではあるのだが、とても人好きのする子供なんですよ。
言いたいこ続きとをズバっと言うわりに、相手に合わせることもできて、場の雰囲気が読める。
甘え上手で、憎めない。
自分的に好感度が高い少年なのです♪
夜寝ていると、いつの間にか大江の脇の下にすりよっていたり、股の間に入り込んでいたり、という、まるで猫のような姿にもニヤニヤしてしまう。
こんな可愛い子なので、さすがのターミネーター大江も、組員の舎弟達もすっかり千里を可愛がってしまう。
人の懐に入るのが上手く、それが意図的でなく自然なのがいいですね。

沢山苦労をしているのに、その真っ直ぐさに大江が庇護欲を狩りたてられても仕方ないです!
真っ直ぐにぶつかってくる千里にメロメロになっても納得、、
かわいい♪♪
大江は大事に大事に千里を扱って、とっても優しくて、エチに関しても、すごく丁寧で、その流れも唐突な展開や淫ら展開が多いBL作品中においても、好感度高いエチです。

『愛の弾丸』のジャーナリスト国木田もおいしい役割を、組長の英志も怖いながらイイ人ぶりを発揮して、この物語を陰で支えていていい関わり具合でした。
展開は、うまい具合に天童組の仕事に絡めた政治の裏金や右翼が絡んでピンチなども訪れるというお決まり展開で、ヘボい右翼団体に笑ってしまいますが、イイ人達ばかりの天童組なのがちょっとヌるい気もしないでもないですが、千里の人柄で帳消しです。
ちょっと涙も誘われる、ジンとくる場面もあって、よかったです。

3
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