デキ☆モテ男・西島の年下受難ダイアリーv

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作年下男子、おことわり。

福士 創(研修期間中の大学生)
西島秀一(会社員・企業コンサルタント)

同時収録作品鬼灯の森

観凪 一葉(村の教師)
青蓮(森に住む鬼)

同時収録作品フォトフレーム

西島 亮(企業M&A担当、ライアンの補佐)
ライアン・S・シルバーストーン(チーフ)

同時収録作品ハッピーエンド

旭(ゲイバーで出会った青年)
童話作家・北上 廉(本名・千歳)

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

なぜか男からヒジョーにモテる西島は、就業研修生として面倒をみていた福士からも迫られ、もうげんなり…。熱い視線を向けられ、告白ついでにキスされそうになって――階段から真っ逆さま!!落ちて手にケガをする。その上「負傷した手の代わりをする」と言い出した福士に、あれよあれよと自宅にまで押し掛けられて…?
(出版社より)

作品情報

作品名
年下男子、おことわり。
著者
桜遼 
作画
桜遼 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
ISBN
9784775515594
2.2

(8)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(6)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
12
評価数
8
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数7

オール年下攻

タイトル検索しても出ないな~と思ってたら「年下男子、おとこわり」って何度も入力してました、そりゃ出ないわ、っていうかおとこわりって何!

表題作の連作と脇カプ、あと短編が2作、全て年下攻。
その年齢差は1~150歳差までと色々。

表題作は大学生の福士が意外に落ち着いててあまり年下攻って感じじゃないなーと思ってたんですが途中からちゃんと年下ワンコになりました。
でも最初から年下ワンコの方が良かったのになあ。
兄弟物にやたらに弱いので兄弟萌要素入ってたのは嬉しかった。

「ハッピーエンド」が一番良かった。
童話作家受で相手はなんと××生。
これはちょっと意表をつかれました。
話としてもよくまとまってたし。
でもホテルに備えてあるのは大抵T字カミソリだと思うんだけど。
見知らぬ男に片歯カミソリで髭剃らせるのはもっそい怖そうな気がしたんだけどどうなのか。
その点さえのぞけばこの話は好き。
でも単に自分が片歯カミソリが怖いだけかもしれないです。

桜遼さん作品は悪くはないんだけど、どうも絵柄も話も何かこうもう一つ物足りない気がします。萌と中立の半分当りかなー
全部年下攻ってとこと兄弟萌が入ってたんでちとオマケ萌で

1

年下男子、主にワンコ。結果的にはもちろん、お断りせず。

かすれた様な、ふわふわとしたタッチの味のある画風です。
それが、何とも言えない不思議な色気と間を作っている様な。
だって、表題作「年下男子、おことわり。」の主人公、「受け」の西島は、とにかく男限定でモテまくるんです。絵柄的には、どちらかと言うと、モブ的な地味めなんです。
それが、電車に乗れば痴漢に遭い、会社に来れば、ノンケの男に言い寄られる。
一回やれば、こんなものかと納得するだろうと、挙げ句の果ては、誘い受け。
いやはや、とてもそんな事する様な美人さんでは無いんですよ。
なのに。男どもはメロンメロンになってしまう。
何だろう、フェロモン的なものなのか。それについては特に説明は無い。
煽られて、グッと堪える(または、堪えない。)ワンコ福士くんの表情に萌えます。
勢いで押し倒すのはダメだと、自分を鎮めるために、町内走り周ったりね。
そのお預け食らったワンコっぷりが可愛い。
残念ながら、ダダこねてた割には、あっさりと受け入れられてしまいます。
西島の逡巡は何だったのだろう…。

◆「フォトフレーム」
表題作の当て馬として、登場した亮のショートストーリー。
ワケあり風に出て来ていたが、何のことは無い。西島の義弟だったのだ。
家族として、彼は西島を愛している。
企業買収に関わる仕事をしていて。海外に暮らすが、チーフであるライアンとセフレの様な関係で。
ライアンは密かに、亮の部屋のフォトフレームにある、西島の写真に嫉妬している。
そう、想像通り。いつか、そのフレームに収まるのは、恋人。

◆「ハッピーエンド」
童話作家の北上は、ある夜、ゲイバーで年下の男にお持ち帰りされる。
ワンナイトスタンドだと思っていたのに、その男は人懐っこい執着を見せる。
すんなりと人の懐に入って来た彼が実は…。という、再会もの。
ビックリなのは⁈ 再会した彼が中学生だったということ。大人のフリしてたとはいえ。
あんまり変わらないかもだけど、そこは高校生にして欲しかった‼︎
北上も慌てます。あと3年は、プラトニックだと。いや、もぅ遅いけどね!

◆「鬼灯の森」
現代ものから、突然な日本昔話ファンタジー。これはもう、年下攻めと言えないくらい年が離れていて。作者曰く、150歳くらい差があるらしい。という設定。
人間と、森に棲む鬼(妖精?)の物語。鬼が美しいので、一葉はアッサリ執着攻めします。
もう、年が下とか、男とか関係無いもんね。種族超えちゃうもんね。
本当はもっと切ない筈なので…。ちゃんとそこは切なさ全開で描いて欲しかったかも。

年下、主にワンコ攻めをテーマに編集された短編集。作品を通して貫かれたテーマがあるのは良いんだけど、さらりと流されてしまった感もあるので、どれかを絞って、深掘りしてみて欲しかったです。

0

萌があまり…

表題作もワンコで良かったんですが、いまいち萌ず…

そのお話に少しだけ登場の義弟のお話「フォトフレーム」
が一緒に入ってたのですが、
こちらの方が私の好みvv

だけど、なにぶんページ数も少なすぎる…
とりあえずこのライアンとはまだセフレ関係なんだよな??
ライアンの方の気持ちはダダもれでしょうが(笑)
フォトフレームも可愛いライアンになった事だし
この2人でのストーリーがもう少し読みたいです。


後は最後の鬼の作品「鬼灯の森」
ストーリー自体は良くありそうなんですが
(村人に恐れられてる鬼に惚れて、その鬼を殺そうとするのを庇い死んでしまう…
かと思いきや、当然鬼に助けられ一緒に鬼になるという)

基本ファンタジーものは大好物なのでよかったです。

2

世話焼きワンコ

なぜか男にモテモテな西島(受)面倒を見ていたインターン 福士(攻)からも熱い視線を送られる日々。気付かないふりをしていたが、とうとうある日告白されてしまう。その際、福士からのキスを避けようと階段から落下し利き手を負傷。責任を感じた福士は西島の世話係(右手代わり)をかってでるが。。。

福士はとっても良い子。しかし、西島がいまいち分からない。右手が不自由で着替えもろくに出来ないくせに、世話をされるのが気に入らないのかな? 1回やらせるからそれでチャラにしろだなんて。好きな人からそんな事言われたら福士だってその気になっちゃうよ。結局その日は西島が骨折からくる発熱の為、未遂でしたが。

その後、西島の血の繋がらない兄が登場し福士が嫉妬、などちょっとしたドタバタ。大好きな西島の世話を献身的に続ける福士。ご飯も食べさせる徹底した世話焼きっぷりです。そして、気持ちの見えなかった西島ですが、怪我が治ってから福士の存在の大きさを思い知るのです。

年下ワンコ x ツンデレ眼鏡受け、王道で楽しめました。
が、、、絵が好みじゃなかったので中立で。

1

ワンコとニャンコです

男にモテて、痴漢にもあってしまうという仕事のデキル眼鏡リーマン・秀一が、年下ワンコの福士に懐かれて、いればうっとうしい、いないと寂しいというツンデレを発動させて、ワンコを飼い犬にするという(?)お話。

作中では不明だったんですが、秀一ってゲイ?それともノンケ?
利き手を福士のせいで怪我をした為に、福士が面倒みますと止まりこんだ時、亨という男とキスしているところを見られてしまい口封じに、一晩好きにすればいいっていうのですが、”久しぶりだからかな?”って言ってるんです。
その亨という男は実は血のつながりのない兄弟で、ヤってないそうなんですが、、、その後は自分から乗っちゃうし、、やっぱりゲイだったのかな?ってそこんとこが不明。
福士の真面目で忠実なワンコぶりが気持ちよく、秀一のツンデレもさえわたっていて、年下攻めの王道パターンだけに安定したストーリー。
それだけに、ちょっとよくありがちで特徴が、、という部分の印象は薄かったかな?

秀一に振られた亨は実は上司を喰っていてこちらでは亨がワンコになっていて、上司がツンデレ猫になっているという、似たような感じ。

『ハッピーエンド』
年下攻めですが・・・攻めが中学生!?
幼少の頃の想いを一途に持ち続けたやはりワンコなお話。
中学生とバレと時点で、エチおあずけですww

『鬼灯の森』
時代もの、人外ものです。
鬼というか、吸血鬼なのか?

どれも安定していて、安心して読める作品。
どちらかというと、波風を立てて去って行った亨のようなひねくれキャラが主人公に出たほうが、もっと面白く楽しめたんじゃないかな?という気もします。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP