御曹司の口説き方

onzoushi no kudokikata

御曹司の口説き方
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レビュー数
7
得点
35
評価数
12件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイノベルズ(小説・リブレ)
発売日
価格
¥850(税抜)  ¥918(税込)
ISBN
9784862638106

あらすじ

由緒正しい家柄の御曹司・千里は、幼なじみで、世界的大企業の跡取り・虎之介と犬猿の仲。そして昔から勇美という男を巡って争う恋のライバル!! ある日勇美が結婚すると聞き、二人は紳士協定を結び『結婚阻止計画』を立てることに…。そのため、なぜか虎之介に強引に同居を決められ、渋々同意した千里。だが、虎之介と一緒に過ごすうちに、まっすぐで大らかで愛情深い彼のことが一番気になり始めて!? 傲慢な御曹司×クール美人御曹司の恋v

表題作御曹司の口説き方

世界的大企業の御曹司 宝生虎之介・28歳
由緒ある家の御曹司 鷹藪千里・28歳

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レビュー投稿数7

御曹司×御曹司

共通の幼なじみである勇美(庶民)を巡って恋のライバル関係にある二人の御曹司が、いつの間にかお互いを意識し始め、やがて恋を自覚するーーという展開ですが…振り返ってみると虎之介はかなり早い段階でデレているので、千里が一方的に翻弄されるお話かも。

千里も虎之介もセレブ然としているところが何とも愉快でした。お金持ちってなんだか楽しそう笑 二人ともちゃんと大人の男性で、仕事のことも家のことも、もちろん大切な勇美のことも、自分なりに懸命に考えているところが良かったです。千里抱える秘密の行動が物悲しく、報われてほしいと心から思いました。

高階佑さんのイラストも素敵で、さらっと読める一冊だと思います。

0

御曹司×御曹司

 ひとくちに御曹司といっても、世が世なら華族の若君(でもお金はない)と、新興イケイケスーパー資産家(成金ともいう)のボンでは生まれ持った資質もその育てられ方も百八十度違う。そのへんの2人のカラーの描き分けが巧みで、テンポよく物語に引き込まれてゆきます。

 旧華族鷹藪家の跡取り千里と、グローバル企業の次期総帥と目される宝生虎之介。2人は幼いころから、地域の新旧二大勢力の直系というだけでなく、外見も中身も可愛いパン屋の息子勇美をめぐる恋のライバルだった。

 犬猿の仲のはずが、突如降って湧いた勇美の結婚話を阻止するという共通の目的のために手を組む。圧倒的な財力と行動力にものを言わせ、たちまちのうちにおぜん立てを整え、素行調査という名のマンション2人暮らしに千里を引きずりこむ虎之介。否応なしに言葉を交わし、生活を共にして初めて、お互いに相手の知らなかった顔が見えてくる。意外にも料理をはじめ家事万能で生活力旺盛な虎之介。虎之介の労作を素直に賞賛し、それは見事なお作法で頂戴する千里。懐に家紋入りの懐紙をしのばせてたりなんかして、さすがの奥ゆかしさ。今までそれぞれが属する世界にはいなかっ続きたタイプ同士、次第に特別な関心が育つ。

 そこからさらに間合いを詰めるのも、虎之介が早かった。一足飛びに初エッチになだれ込む。これまで勇美に操立てして、高級風俗での性欲処理しかしてこなかった千里は、男女ともに経験豊富な虎之介にいいように翻弄される。でも同時に、彼がけっして自分の欲望ばかりを優先させてなかったことにも気づいてしまう。エッチの後、相手をぎゅっと抱き締めて息遣いとか、体温で伝わる一体感の心地よさ。それが一番の醍醐味だという虎之介に、目からうろこの千里。あらためて自分にないものを見いだし、強く惹きつけられる。
 その後、勇美から請われた援助の方法をめぐって2人は対立し、いったんは同居も解消、関係は決裂するかに見えるけど、それもそれぞれ異なる価値観に基づき、別々のルートから勇美を支えるために動いていたから。立場の違いはあれ、そこを飛び越えれば、互いに重たいものを背負うもの同士、最高の理解者にもなれそう。もちろんカラダの方の相性も・・・とはいえ、実はかなりの負けず嫌いの千里、「なんでいっつも俺が受け??」というモヤモヤだけは解消されてないもよう。バックにはくれぐれも用心しようね、虎ちゃん。ラストはダブル御曹司ものにふさわしく、ワインの試飲にプライベートジェットでフランスに飛んじゃったのもご愛嬌。イラストが高階さんでこれまた贅沢のきわみでした。

0

犬猿の中


あれですね。喧嘩するほど中が良いって言いますもんね。

「ええい」ってセリフは実際に使う人いるんでしょうか。小説だけどちょっと、笑ってしまいました。

犬猿の中らしいけど、仲良しにしか見えないです。虎之介と千里。

絶対、お互いに好きだってことを自覚出来なかっただけだと思う。それで、確かに初恋だけど勇美を引き合いに出してた感じがする。
結果、千里は虎之介に言いくるめられた感があるけど、まあ、良かったんでしょうね。たぶん。

虎之介の弟たちが気になる。

1

御曹司の基本

作者さんはあとがきでかなり恐縮されておられましたが、
評者はこう言う御曹司ものが読めて幸せだなと素直に
思います。

この作品は実に丁寧な仕事が施されておりますね。
だからこそ御曹司同士の遣り取りにもきちんとした背筋を
感じられる。パワーゲームではなく、ロマンスの
駆け引きなのだと得心も行く。
品格を求められる立場とはそれだけ日常の些細な事も
地に足つけて行っているのだよ、とさりげなく
織り込まれているのもまた良い。
綺麗に一本取られました。お見事。

1

根は正直な受け!

 由緒正しい家柄の御曹司・鷹藪千里は、幼い頃からたった一人、想い続けている人がいた。
 彼の名は、兎本勇美。
 勇美は、心優しく、まっすぐな青年だった。

 そして、そんな勇美を挟んで、ライバルといえる男がいた。
 彼の名は、宝生虎之介。
 彼は千里と同じ学校に通っていたが、まったく正反対の性格で、家も世界的企業の跡取りで大の資産家であった。

 そんな二人が同時に、勇美から呼び出された。
 当初、虎之介が一緒だとは知らなかった千里は、「相談事がある」とはっきり要点が書かれていないメールに、てっきり自分の想いが通じたのかと思ったものの、虎之介と鉢合わせしたことで、そうではないことを悟る。
 それどころか、現れた勇美に聞かされた内容は、「年上の女の人と結婚する」という内容であった。

 まさかの事態に呆然とする千里と虎之介。
 そして、犬猿の仲の二人が、勇美の結婚を阻止するために手を組むことになった。

 まずは情報収集とばかりに、虎之介は相手の女性を監視するために家を借りていて、そこに千里に同居して交代に監視するように言われる。
 他人のプライバシーを覗続きき見るような真似は嫌だ、と断りかけた千里だったが、「逃げるのか」という虎之介の一言に引くに引けなくなってしまう。
 仕方なく、虎之介と生活を共にするうちに、虎之介の知らなかった一面を目の当たりにすることになって――

 という話でした。

 千里は、意地っ張りで負けず嫌いだけど、根は素直で。
 あまり他人に急接近されることもすることも慣れてなくて。
 思ってもない近距離で、虎之介と生活することになってだんだんと虎之介にほだされてしまう――という話。
 どっちも不器用な大人が、不器用なりに距離を近づけていく話でした。

 なんというか……千里の素直さでこの話は持ってるんだなーという気はしました。
 これで千里がもうちょっとひねくれていたら、なかなか話が進まなくてイライラしそうです。

1

歩み寄りって大切です

今回は世界的大企業の御曹司で次代のトップ候補と
由緒ある家の御曹司ながらただの会社員のお話です。

二人の片恋相手の結婚をめぐる騒動を経て
二人がまとまるまで。

受様の祖先は
某藩の家臣として重職を歴任、
維新前後の勲功が認められた高祖父が子爵位を拝命、
公家の血筋の高祖母と結婚しますが、

威光がお金になったのは祖父の代まで
四年前に亡くなった受様の父は商社勤め、
受様も金融機関のシンクタンクに勤める
ごく普通の会社員になっていました。

しかし華族の末裔と家柄は
その血筋ゆえの催しへの参加やシガラミも多く
普通の会社員ではいられない場も多々あり、
由緒はあってもお金の無い家の跡取りは
決して楽では有りません(笑)

そんな受様には出会った時から
この世で最も大切にしている片恋相手である
パン屋の跡取り息子の幼馴染がいました。

受様が彼と知り合った小学三年生の時以来
長く初恋相手を思っていましたが
その幼馴染にはもう一人
片恋をしている男がいたのです。

その男こそが今回の攻様になります♪

受様は幼稚園から高校続きから
名門の一族や資産家の子息や令嬢が通う
私立校に通っていましたが、
攻様もその学校の同窓生でした。

攻様の家は維新で財を成した一族ですが
たび重なる不況も経済危機も乗り越えて
今も屈指のグローバル企業として君臨、

家名と伝統だけ引き継ぐ受様とは違って
いずれはグループのトップに立つ
名実共に華麗な肩書きを持つ御曹司です♪

恋のライバルである二人は
「H抜け駆けNG協定」を結び
お互いに何かと張り合ってきたのですが

件の幼馴染が突然
六つも上の三十路の女性と結婚すると
言いだした事から協力して
この結婚を破談に持ちこむ事を計画します。

しかも
何事も結果重視な商売人気質な攻様は
金にモノをいわせて女性の素行調査から
見張りに最適な部屋を確保する為に
マンションの住人を引越しまでさせた上、
そのマンションには受様も同居して
交代で事にあたるぞと宣言します!!

伝統系諸を重んじる受様としては
過程こそ大事にしたいと思っていますが
攻様への対抗意識から
渋々ながらも彼の計画にのる事に…

たかが二週間とは言え
犬猿の仲の二人の同居の成果はいかに?!

ライバル関係の二人がくっつく王道って
攻様(もしくは受様)が好きなのは
実は受様(同攻様)が好きだった的な展開か
ライバル視していたのに実態を知った時には
ハマってるって展開が多いですよね。

本作の二人は気付かなかったパターンですが、
攻様の双子の弟や受様の執事さん等が
効果的に登場していてお互いの理解促進に
一足も二足も買っていて
登場人物が多くてもそれぞれの必要性が
キチンと出ていたのもポイント高し!!

片恋相手の幼馴染を巡って
お互いの事をライバル視してた二人が
片恋相手の結婚阻止と言う命題達成の為
初めて歩み寄るのですが、
お互いの立場にも判るが故に
同意と反意を繰り返す事になります。

それが良くも悪くもお互いの違いを
認めるようになってしまったら
お互いしか見えなくなってしまう。

最初は結構、
喧嘩上等!!って感じの二人なので
どこからどう変わるのかに
ワクワクしつつ楽しく読めました♪

今後の受様は
強引な攻様に振り回される人生がまってそうで
ソレでいいのかと思わなくもないですが
ちょっとツンデレ気味な受様には
それくらいの相手がよいのかな(笑)

今回は本作同様、ライバル同士の恋物語で一作
水瀬結月さんの『求婚の罠』をおススメです。

4

いやよいやよも好きのうち?

とってもコミカルで、楽しめる一冊。
一人の幼馴染を巡って「エッチ抜け駆けNG協定」なるものを結んで早十数年。
後進の超金持ち御曹司と、金はないけど家柄だけは立派な名家の御曹司の、ライバルを好きになっちゃった!みたいな軽いノリの恋愛模様。
その御曹司設定も、それぞれに上手く使われていて、嫌味はないです。

元華族で地元の名士の家柄の千里は、その家柄にふさわしく(?)真面目でまめな会社員。
長馴染みの勇美に幼い頃に一目惚れしてから、ずっと一途にその恋心を守ってきた人。
但し、ままならぬ思いに秘密会員制クラブで勇美にそっくりな相手を抱いている。
一方、世界的な大企業の御曹司の虎之介も幼い頃に勇美に一目惚れし、千里との協定で勇美への抜け駆けはしないものの、男も女も数々好きになって恋人にしていた経歴あり。
勇美への気持ちはお互い特別なものではあるようですが、スタンスは基本違うようです。
相手を好きになる時、キラキラした目に惚れてしまうという虎之介は、千里の眼鏡をはずした目を見て、「抱きたい」と言いだして関係してしまう。
本当は、互いの恋の相手であるはずの勇美の結婚を阻止する続きはずだったのに!?
一体どうして?どうなるの?といったお話デス。

虎之介のいきなりな行動に驚愕ですが、なんだか協定を結んだのも千里の純粋な恋心とは違っていたっていうのが見えてきます。
そう思うと、虎之介の行動には納得がいって千里が一人でアタフタ&ツンデレしているような気がします。
ただ、それだけでは面白くないわけで
相変わらず、勇美の結婚を阻止しようと動く千里達だけど、そこに勇美の恋人の勤める施設の経営難の問題が絡み、思わず応援してしまうことになってしまうことで、二人が近づいていくと、さほど違和感のない進行に安心できます。
千里は、勇美の代理を抱いていたのでタチなんですが、ここではネコ。
それで虎之介と争うのですよww
体格的にも同じくらいの二人ですから、いつかリベンジを果たしてリバして欲しいと思うのです。
虎之介はメシを作るのが上手い金持ちの嫁っていうんで、ネコもこなせたら、最強の嫁だとおもうんですけどねww

二人の周りに家族がいくらか登場するのですが、それがまた何だかほのぼのしていて雰囲気がいい。
千里の家は家柄がいいので、おっとりしたおばあさんとかお母さんとか、若いのに執事の芝の存在とか(虎之介に”じい”と呼ばれて不機嫌ww)そういった周りの人々もいい味を出していて、千里のお家ってあったかいなーって、全然恋愛と関係ない部分で思ってしまったり。
虎之介の弟達は一体どんな役割が?と思えば、ちゃんと重要な役割があって。
わき役にもきちんと重要な役割が振られていてゾンザイになってないのがいい。

4

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