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表題作神無ノ鳥

神無ノ鳥・イカル
一ケ月後に死亡する予定の少年・琉宇

あらすじ

マルチエンディング型人気ゲームのノベライズ作品。

人々の魂を死者の世界へと運んでゆく「神無ノ鳥」たち。イカルはその一員だが落ちこぼれで、今までに人間の魂を運んだことはない。そんな彼を仲間たちが心配するなか、ついに最後の指令が言い渡される。それは一か月後に死亡する予定の、琉宇という少年の魂の回収だった。地上へと赴くイカルだが、病弱で友達の少ない琉宇や、彼の叔父である深町と親しくなるにつれ、役目を果たすことへの不安が募る。しかし、二人の出会いは輪廻が呼び寄せた運命であり、悲しい別れへと続いていた…。(作品紹介より)

作品情報

作品名
神無ノ鳥
著者
岡田留奈 
イラスト
唯月一 
媒体
小説
出版社
パラダイム
レーベル
ブルーミントノベルス
発売日
ISBN
9784894902657
4

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

さすが伝説のショタゲー

シナリオが良いと評判なのと、少しショタに興味があったため読んでみました(笑)ちなみにゲームは未プレイです。
ゲームと違うオリジナルストーリーだそうですが、琉宇やハッカン、真部の姉などの話は、すごく命の大切さを考えさせられるものでした。それらに絡み合う神無ノ鳥の役目や友情や恋、運命など…すべてがまとまっていつつ、複雑に描かれていて、ページをめくる手が止まらなかったです。
そしてラストは、バッドではないけれど、ハッピーエンドでもない。二人にとって幸せとは断言できないけれど、納得できる終わり方でした。でも納得はできるけど、悲しい終わり方だな…(´;ω;`)涙なしでは読めないと思います。
ただ、CPの二人は友達のままでもよかったかな?と思いました。お互いに失いたくないと思える友情もあると思います。個人的には琉宇よりも、レンジャクとの恋が見たかったです。クールで真面目すぎるレンジャクが、禁断の恋を知っていく過程が見たい(笑)

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