日本橋心中

nihonbashi shnnjuu

日本橋心中
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×22
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
33
評価数
9件
平均
3.7 / 5
神率
22.2%
著者
 
媒体
コミック
出版社
大洋図書
シリーズ
ミリオンコミックス HertZ Series(コミック・大洋図書)
発売日
価格
¥648(税抜)  ¥700(税込)
ISBN
9784813052647

あらすじ

日本橋芳町にある桜梅屋では少年たちが芸事を磨き、男たちの相手をして生活していた。見世一番の売れっ子、月之助は、兄・礼とともに仇討ちの機会を密かに伺う一方で、松前藩の侍・清衛門に惚れてしまう。決行の時、斬りかかる礼から清衛門をかばい、月之助は深く傷を負ってしまうが・・・。
(出版社より)

表題作日本橋心中

兼武清右衛門・松越藩士
月之介・陰間

同時収録作品一輪簪恋錦絵

礼 若旦那
京弥 売れっ子色子

同時収録作品妖怪変化 浮草怪談

恵慶 僧
蓮 川瀬

同時収録作品桔梗屋敷 大振袖決闘

岡倉数馬(21) 御側衆
藤巻初次郎 小姓

同時収録作品兄弟仁義 白浜情死

富士平 伊達男
千吉

評価・レビューする

レビュー投稿数7

日の出さんの時代物、好きです

あとがきによると、今回の作品は元は一話のみの読切作品だったらしいんですが、二話目の外伝を描くにあたり、せっかくなので一冊丸ごと江戸元禄時代ものでリンクさせよう、ということになったようです。
全部で5つのお話が収録されていますが、最初に収録されている表題作だけ少しファンタジー要素が入っているとも言える雰囲気です。
他は純粋に江戸時代モノ。
どの作品も切なさと愛しさが詰まっていて、甲乙つけがたいです。
日の出さんの時代物をもっと読みたいと思っているのですが、どこが好きかと言うと、時代背景がしっかりしていて言葉遣いも時代劇のような少し古めかしくて日本をとても感じられる所がすごく好きです。
特に表題作とその外伝は切ないのですが希望もあって、収録作品の中では一番心動かされました。
お話毎に主人公が変わって、ストーリーも色々なものが楽しめます。
とてもお薦めな1冊です。

0

これらの話の中では、川獺の話が好きかなあ。

この作家さん、この話が気になって購入して積んでいたのを忘れていました。
掘り出して読了。

江戸から昭和初期までの日本が好きなので買ったのですが、何か色々気になって入り込めませんでした。
簪、そこには刺さらない(ぶるぶる)※え?そこ??
細かい時代考証は、BLなんだし細けえ事はいいんだよ。
話はまあいいとしても、絵が固いというか稚拙な感じが気になります。それでも話が上回れば気にならないのですが、…………気になるという事は、そういう事かと。
決して嫌いな話ではないのですが、エロ重視という訳でもないし、話が格段巧妙という訳でもない、あともう一歩!な感じがしました。
これらの話の中では、川獺の話が好きです。
あそこで絶命しないで、ちゃんとハッピーエンドでよかった!
旅立つお茶碗が可愛かったです。

男色が悪!という風潮は、海外から持ち込まれたものなので、明治まではもっと日本文化はおおらかであったと思うと残念でなりませんね。

0

和モノ~!

ほわほわでちょっぴり切ないお話の詰め合わせでごじゃります。
日の出さんらしいなーと思いました。
和、時代、遊郭、妖怪、どれをとっても、私好み!!\(^o^)/

割とどれも、バッドエンド…と思いきや、ね。え…これで…と思った後のね!
うわああああーよかったねー(T▽T) ってのが快感ですらあります!
長屋の話は、さわやかで青春ドラマの様。
ひと段落ごとの合間のちんまい1コマネタ?、ああゆうのすごく好きです。
「おわんメモ」みたいな、ちょっとうんちく、もいいですね。

1

切ないだけじゃない

日の出ハイムさんの作品は初めて見たのですが、胸が苦しくなる程切なくもそれだけでは終わらせない…そして元禄の様々な「粋な愛し方」がぎゅっと詰まっていて心から満足できました。
時代背景もわかりやすく説明されていて、あまり知識のない私でも存分に楽しめましたし!

ただ唯一残念なのが、時々絵が荒いところ。全てじゃないのでそこまで気にはなりませんでしたが、お話がすごく素敵なだけに惜しくてたまりません。

0

時代物もまたよろし

ハイムさんの時代物…お好きなんだな~としみじみ。
元禄時代の江戸の雰囲気を、しっとり切なく楽しませてもらいました。
でもハイムさんにしてはあまりにもエロがなさすぎて、そこはガッカリ。
しかも絵が以前より荒いけど、どしたんでしょう。新しいほうが一層荒いよ…。
表題は、前世の恋と仇討のお話。現世の二人のその後が読みたかったです。
描き下ろしで最後にあるんじゃないかと期待してたけどナッシングでしょぼり。

二話目は表題作にも出ていた脇役カップルのスピンオフ。
ラストは思わず泣いちゃいましたけどもね、4話目のお話で、当時は恋愛に盛り上がった勢いの心中や切腹が流行ってたとあって、なるほどと思ったと同時に私の涙を返してちょーと思ったですよ(笑)

で、次は坊主と川獺の妖怪のお話。
なんだこの無垢さ!こういう純粋なコを描かせたら右に出る人いないな~。
こ首かしげてニコとか、もう…っ!!
坊主が川獺の姿には戻るなよと言ってきかせても、そこに腹を立てたりもせず、なんにでも素直に従う川獺…かわいすぎます!
このお話がいちばん好きだったな。

あとは衆道のお話と、町人の暮らし続きぶりのお話。
それぞれこの時代のいろいろな階級の人たちのことをちょっとずつ紹介してもらって、ためになりました。
ただ、時代が時代だけに、どのお話もどういう終わり方をするのか、最後までハラハラしてしまいましたが、後味はどれも爽やかなお得意の微炭酸。

RPGの次は時代もの…もうこのままお好きな世界まっしぐらでもいいと思います。
オレはついていくよ!ε≡≡へ( ´Д`)ノ

2

しっとりと”和”です

やっぱり日の出ハイムさんには和モノがとってもしっくりきて、よく合いますね☆
今回のお話は江戸の元禄の雰囲気をしっとりと粋に、そして切なく甘く伝えてくれます。
作者さんが好きな世界だけあって、本当!よく描かれています。
まるで浄瑠璃をマンガで見ているような、でも絵が可愛らしくあっさりとしているので、情念という部分は前面出しはされていないので、とても読みやすいです。
この世界、衆道であったり、陰間の色子であったり、妖怪であったり、そんな世界はBLの原点だな~とも思うのですよw
理屈抜きに、この世界を楽しんで味わって、胸に染みいる世界を堪能したいです!

表題は、前世の恋と仇討のお話。
切ないけれど、現代とリンクしているのでとても救われる。
そして二本目のお話も、もう片われのカプの話としてリンクしていて、実に涙を誘われる、純粋な恋のお話。
汚れた心が洗われるようです!

3本目が人間と妖怪の恋のお話。
4本目は衆道とは何ぞや?みたいな、表題と藩がリンクしておりますw
5本目は町人の幼馴染再会のお話。
これは題名に「情死」と入っているけれど、死をも覚悟したという決続き意の結びつきでハッピーエンドです♪

表紙カバーをはずすと本誌表紙にも4コマで解説があり、ちょっとした小ネタで、この時代への興味をわかせます。
きっと文章だととても重苦しいものになってしまうであろう題材も、ほんわかした絵でとても魅力的に演出されている優れた一冊だと思います。

3

うっかり読んではいけない

発売日が、延びに延びたこの本。
ようやく発売になって、
予約していたネット書店から届いた袋を、
出かける直前、メイクもバッチリ、でも、まだちょっと時間があるからって、
ちょっと表紙を見るだけのつもりで、
ついうっかり開けてしまって、
ついうっかり読んでしまって、

激しく後悔

だって、マスカラが流れちゃって、メイクやり直し。

やっぱり、じっくり落ち着いて読み始めればよかった。
ティッシュ用意して、ノーメークで読むのがお薦め。

表題作だけは、他の作品とちょっと趣向が変わって、現代と、江戸時代が交錯します。
他の話は、ゆるゆると、前のお話を受けていたり、いないようだったりと。

これは、江戸時代という設定のおかげなのか、素直に、切なくって、涙腺に来る作品集。

静かな秋の夜長、ティッシュボックスか、タオルを用意してどうぞ。

1

この作品が収納されている本棚

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