オーナー指定の予約席

owner shitei no yoyakuseki

オーナー指定の予約席
  • NOT BL
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レビュー数
4
得点
24
評価数
7件
平均
3.4 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥533(税抜)  ¥576(税込)
ISBN
9784199005824

あらすじ

レストランの見習いシェフ・倉持久哉(くらもちひさや)の片想いの相手。それは、若きやり手のオーナー・鳴瀬悠一(なるせゆういち)。有能で洗練された物腰の鳴瀬は久哉の密かな憧れ。そんな鳴瀬に構われ、勘違いしそうになるほどの特別扱い。けれど、鳴瀬には長年想い続けている相手がいるらしい!? 「叶わない想いなら、身代わりでもいい」。少しでも鳴瀬の傍にいたい久哉は、抱かれる決意をするけれど…。
(出版社より)

表題作オーナー指定の予約席

大手食品会社の御曹司でレストランオーナー・鳴瀬悠一
攻様のレストランで働くシェフ見習い・倉持久哉

その他の収録作品

  • オーナー指定の特別席

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レビュー投稿数4

これ、結構好きかもw

この本の1行目、「倉持久哉には、捨てられ癖がある。」
正直、これだけでも結構、自分に合いそうだなと思えて。
読み進めると、その久哉の性格がとにかく好きなタイプ。
母親との関係性が一種のトラウマのようになっていて。
どんなに幸福な瞬間があっても、いつか捨てられる、そう思わずにいられない久哉。
目の前の幸せよりも先々の不安の方が大きくて。
そんな久哉が片想いしているのが勤め先のオーナーである悠一。
久哉は悠一には想い人がいると思っていて、ある日、そのかわりでいいからと思い自らを差し出す。
悠一はフツーにずっと久哉を口説いてただけだったのに、久哉が勘違いしていたのだが。
それを正す機会もないままに関係を深めたので、距離は近付くようで近付ききれないというか。
悠一の方は過保護なほどに久哉を甘やかしてちゃんと接しようとしてるのに、久哉はいつまで経っても「代わり」だという思いが消えなくて。
想いが募れば募るほど、それはせつなくなって。
ボタンの掛け違いのようにだんだん気持ちまでが擦れ違ってきて。
そういうやりとりがせつないです。
2人がうまくまとまったのには周りのアシス続きトもあるんだろうな。
青木にしろ野田にしろ。
うまく引っ掻き回してまとめてくれた感じ。

個人的には野田と加賀がどうにかなったら面白いのにと思いました。
もちろん、野田×加賀で(爆)

0

甘やかし攻

帯『初めから実らない恋ならせめて貴方の傍にいたい-』

母親に捨てられ続けた生い立ちから、捨てられ癖が付いてしまっている久哉[受]が健気に年上オーナーと恋愛するお話です。
あくまで鳴瀬[攻]の身代わりとして、自分の為にではなく鳴瀬の為を思いやる久哉は実に健気。
そしてまたそんな久哉を鳴瀬は恋人の様に甘く扱います。
それに酔いながらも自分は身代わりだからと戒めるとことか健気だー。
でも実際は鳴瀬も相当な健気攻だった訳ですが。
後半は甘やかしたい鳴瀬と、甘やかされる事に慣れていない久哉との擦れ違い。
最初から最後まで二人の仲をさり気なく見守ってくれてシェフの野田がゴツいのに妙に可愛い、見掛けによらず部屋のインテリアは凝ってるとかいい味出してます。
鳴瀬の友人の青木もいい人で、久哉を捨てた先輩も結局はいい人で、まあ久哉の母親はやってる事は酷いんですが今ひとつ憎めない人物として久哉視線で語られてます。
エロもラブいし甘いので、安心して読める甘い話。
鳴瀬が格好よいんですがある意味へタレな部分もあるので、単にシンデレラストーリーでないとこもなかなか良しなのでした。
挿絵の続き須賀さんは嫌いな絵ではないんですが、表紙の久哉の顔のデッサンがちょっと気になりました。口絵カラー1Pのオーナーの手もデカ過ぎな様な…。
そんなに細かく須賀さんはチェックしていないんですが、カラーに関しては昔の方が良かった気がします。

0

最初で間違えた為に

今回は食品会社の御曹司でもあるレストランオーナーと
攻様のレストランで働く見習いシェフのお話です。

受様が憧れの攻様と恋人になる迄の本編と、
仮同居から仮が取れるまでの続編を収録。

受様は四歳で母とともに父に、
その母にも恋をするたびに置いて行かれ、
好きになった相手とも長続しない為、

自分には捨てられ癖が付いていて
誰かの傍にいてもいずれは離れていくのだと
一種諦めに似た思いを抱いていました。

今の職場は高校時代から
ボーイのバイトをしていたレストランです。

大学志望から就職を余儀なくされた受様を
オーナーが厨房の下働きとして
正社員に昇格させてくれたのです。
このオーナーこそが今回の攻様です♪

攻様は
大手食品会社の御曹司らしいのですが
人に美味しいものを食べさせたいと
イタリアンリストランを開いた人物で
店長を兼ねています。

攻様に初めて会った時、
立場も育ちもあまりにも違い過ぎる
と思った受様ですが
気さくな攻様は仕事以外でも
何かと受様を気にかけてくれました。

皿洗いから初めて三年、
受様続きはやっと料理を手伝えるまでなり、
受様は攻様に上司として以上に
心惹かれていくようになっていました。

攻様も受様がゲイだと判っている様で
またに誘惑めいた言葉を発するのですが
攻様が好意を寄せる人物を知る受様は
攻様の口説きも本気にしていませんでした。

攻様が好意を寄せている人物とは
攻様の高校時代からの友人で
開店当初から彼の為の「年間予約席」が
キープされ続けている人物なのですが
その友人には既に妻子がいたのです。

時々訪れる友人を迎える攻様の姿に
受様は胸の痛みを強くしていましたが、

その友人が結婚記念日の食事にと
妻子を伴って店を訪れた日、

平気そうな顔をしている(ように見えた)攻様に
胸の痛みを抑えきれなくなった受様は
攻様の自宅に行きたい、泊りたいと
遠回しな誘いをかけるのです♪

実は友人への恋はとっくに昇華して
受様に本気でアプローチしていた攻様は
やっとその気になってくれたのかと
ホクホクと受様を押し倒すのですが…

ラブモード全開の攻様と違って
受様は一線を引いた付合いしかしてくれません。

まぁ、
攻様の相手を誤解している受様には
当然な行動なのですが(笑)
焦った攻様が取った行動は
更に受様を誤解させることになり?!

雑誌掲載作の本編に
本編ネタをひっぱる後日談をつけて文庫化。

家族や恋人に捨てられ続けた為に
人との関係に継続性を求めない受様と
育ち故か結構直球勝負で
視野が狭い攻様の恋物語になります♪

それぞれがそれぞれの理由で
お互いに相手の事を誤解していた為に
両思いなのになかなかまとまらない!!

受様は捨てられ続けてきた為に
自信が無い上攻様に夢を見ているので(笑)
攻様の口説きに気づかなかったのが
誤解の第一歩なのですが、

お互いに雪玉程度の誤解を重ねるうちに
いつの間にやら雪ダルマな誤解になっていて
どうやったら落ち着くのかと
ハラハラ&ドキドキな感じで面白かったです♪

書き下ろしの続編は
本編で引越しを余儀なくされた受様を
攻様がこれ幸いと自宅に住まわせるお話です。

育ちと考え方の違いによるスレ違いが
トラブルの原因なのですが
しわ寄せは全事情に通じた店のシェフに!!

読者的には三角関係もどきは
楽しくて大歓迎ですが
当られた人はいい迷惑ですよね(笑)

今回は本作同様、
お相手がいる(はず?!な)攻様に恋する受様で、
榊花月さん『他人の彼氏』をご紹介しますね。

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あっまーい、甘い!

ひたすら健気でひたむきな受けちゃんに、思わずもっと酷い目に会えー!!と、読者的Sを発動したくなった一冊でしたww
しかし、洸さん優しいですねー、甘くて思わず苦笑いしてしまったですよ。
でも、幸せな気分になりたい方にはちょっと、性別受けな感じがしないでもないですが、いいかも?ですね。

小さい頃から両親の離婚、奔放な母親、という環境だった為に、いつも自分は捨てられると思い込んで、人との関係に積極的になれないレストランのシェフ見習いの久哉。
オーナーの鳴瀬が好きで、実は彼に口説かれてはいるけれど、オーナーには好きな人がいるからと思い、ごまかしている。
そんな時、鳴瀬が好きであろうと思っている作家の青木が家族とレストランにやってきて、鳴瀬が傷付いていると思い込んだ久哉は鳴瀬を慰めようと、その晩は鳴瀬と関係を持つ。

全てが久哉の勘違いと思いこみなんですね。
それにしても、ここまで健気だとつい苛めたくなってしまうんですがw
案の定、その後、久々に久哉の元を訪れた母親に有金全部持ち逃げされ、オーナーに相談しようと思ったら、同じレストランのバイトのボーイに粉を掛けているところを続き見てしまい!!
やったー!!ここから一気に転げ落ちろ!!!と喜んだのですが(涙、、)
はい、ハッピーエンドになりました(ガックリ、、)

きちんと恋人になった二人のその後『オーナー指定の特別席』では、遠慮がちな久哉と、その気持ちを汲み取れない、大人な割に子供っぽい鳴瀬のすれ違いトラブルが。
ここで、二人の関係を知り応援しているシェフの野田が若干活躍するのですが、彼に目がいってしまい(バカップルはラブラブなので問題があっても安心感んがあるので)、彼の幸せを願わずにはいられないのでした。
野田はガタイのよい大きな人という設定なんですが、どうも久哉はスポーツマンタイプが好みらしいいんで、本当は野田が押したら彼とカプになっていたかも?とは思うんですよねww

物語の中で久哉はちょっと女の子ぽいのですが、イラストは割としっかりした男子に描かれていてちとギャップを感じました。
不思議な受けちゃんだったデス。


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