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表題作彼には秘密の恋メール

相手に事欠かない男前の大学生/工学部・足立崇
女友達が多いかわいい大学生/文学部・前川美久

あらすじ

「初めてじゃないから」と嘘をついて始まった、好きな相手との体だけの関係。苦しい恋に悩む美久は、同じような境遇の『ホークアイ』という年下の男子高校生と、メールで励まし合うけれど……。

作品情報

作品名
彼には秘密の恋メール
著者
森本あき 
イラスト
起家一子 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592876359
2.8

(8)

(1)

萌々

(0)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
21
評価数
8
平均
2.8 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数3

ほぉやぁぁぁぁぁぁっ!

絵がか-わ-い-い-!!!!!!!!
と、いうことで即購入。

初心者なのにセメを傷つけたくなくて、自分はゲイだと嘘をつくウケ。
せつなっ!
冒頭からせつなっ!

でもエロの部分はまじがっつりでした♪ ハアハア(д‘*)
最初はあんま感じてなかったウケが、
セメの徹夜の努力笑によりビンビンに感じちゃつっていうね!!
やばいねっこっちまでイきそうっ!

絵も可愛いし切ないしエロいし。
癒穏の好みどんぴしゃでした。
ごちそうさまぁ!

2

最初の一歩で間違えて

今回は工学部の相手に事欠かない男前の大学生と
文学部に通う女友達が多いかわいい大学生のお話です。

最初に嘘をついた事から
なかなか素直になれなかった受様の恋の顛末。

受様は文学部に通う三年生です。

高校時代から
女子からも可愛いと言われ続けた受様は
女子とお付き合いしたくても完全に仲間扱いな為
彼女たちの彼氏となる男前達を憎んでいました。

しかし、そんな受様が恋をしたのは
女子にモテモテの工学部の男子学生なのです(苦笑)

受様が初めて攻様を見たのは
一年の時にとった一般教養での講義の時。

攻様のカッコよさに
なぜか目が吸い寄せらた受様は
反感を感じない男前もいるのだなと思って
なんとなく見てしまうだけだった…

はずなのですが
いつの間にか彼に恋をしていました。

そんな二人ができちゃったのは
工学部と文学部の合同飲み会の時。

お互いにかなり酔っぱらった状態で
一緒にトイレにたって譲り合ううちに
なぜか一緒に入ってしまって
気付いた時にはなぜかキスをしていて…

受様は密かにラッキーと思いますが
攻様があまりにも申し訳なさそうなので
つい

自分はゲイだから無意識に誘ってたんだ、
別にセックスしたわけでもないから気にするな。

と慣れている風を装ってしまいます。

更には攻様の気持ちを楽にするため
男なら誰でもOKで結構な経験があると
豪語してしまうのですよ(笑)

すると何を思ったのか攻様は
受様とやりたいと言い出して勢いのまま
受様はそのトイレで抱かれてしまい、
それから体の関係を持つようになります。

最初は二週間に一回の逢瀬が
一週間に一回、三日に一回、一日おきと
徐々に頻度が高くなった半年後の現在では
受様はほぼ毎日攻様宅に入り浸り状態。

最初に慣れたふうを装った為
いつ嘘がバレルかと戦々恐々の受様は
素直に感じる事も出来ない結果、
更に慣れぬふりを装おうと言う
悪循環に陥ってしまいます。

事が事だけに
受様が悩みを相談できるのは
顔も知らない高校生のメル友一人だけ。

彼と知り合ったのは
間違いメールがきっかけでしたが
彼とのやりとりは接点が無いだけ
気楽なものだったのですが
メル友が名乗った名前は攻様と同じ名前?!

恋人に嘘をついている事を
綴ったメールを攻様が読んでいた?!

最悪な形で嘘がバレた受様の恋の行方は?!

最初のきっかけが勢いだった為
お互いになかなか素直になれない
二人のラブコメディです♪

受様の嘘が物語の鍵なので
ちょっとウダウダぽい点もありますが

どう読んでも
メル友は攻様だろう的なドキドキと
いつお互いに判るのかというハラハラが
とっても楽しいかったです♪

森本作品ぽく経験豊富な攻様なので
お初の受様も経験値が上がる度
絡みのエロ度はパワーアップ!!

受様視点で進むので攻様に対して
かなり痘痕も笑窪的な点も多々ありですが
ソレもまた森本作品の良さですので
甘々なお話好みな方にはおススメです。

今回は本作同様、お互いに嘘をついたまま関係する
犬飼ののさん『嘘つき同士』はいかがでしょう?

1

最初の嘘が邪魔をして…

エロ度が高い森本先生の作品。
今回のお話もエロ満載、ほぼ攻めの部屋で、ベットの上で…だった気が(笑)

内容は、大学生•崇×大学生•美久のお互い嘘をついてしまって始まる恋。

酔った勢いでキスをしてしまい、そのまま何故か、居酒屋のトイレでHしてしまう2人。
美久は、崇の事が好きだったのに、「ゲイだから、初めてじゃない」と遊び慣れている風な嘘をつき、
崇も美久を好きになってしまったのに、最初体だけの関係から始まってしまったものだから、なかなか本音を言えないまま、セフレのような状態が続いていきます。

そんな時、美久は間違いメールがきっかけで、恋に悩む年下の男子高校生とメル友になります。
相手はホークアイ、自分はメリストと名乗りやり取りが始まります。
自分と同じ境遇の悩みを持つもの同士励ましあい、メールのうちだけは真実を募っていきます。

美久は高校生時代から、女の子には同類扱いをされ続け、モテた試しがありません。
それ故顔がいいだけでモテる男が大嫌い‼
崇は、まさしくそんなモテ男だった訳で…最初は嫌いだったのに、顔だけじゃない事が分かってきて…気になって…いつの間にか好きになってた…
だから、崇との距離が近づいて嬉しいんです。
ただ、Hをすればする程、ボロが出ないか…最初の嘘がいつバレるか気が気じゃないんです。
側にいたいけれど、早くこの関係が終わってくれたらとさえ思い悩みます。

最終的には、美久の話から崇がある事に気がついて嘘がバレるんですけど…
王道なお話なので、どう考えてもメル友の高校生は崇だった訳で、美久は嘘もバレるんですけど、崇とは気がつかずに、好きだという真実さえも打ち明けちゃっていました…というお話です。
崇も同じように自分の気持をメールしてたから、両思いだったわけで、すべての事実が分かって、すんなりハッピーエンドでした。

Hは森本先生らしく、エロ度は、バカっポイ系で高いです。
美久のいいところを探す展開があって、ネットで調べて、印刷したイラストを参考に探り当てていくみたいな(笑)
詳細といえばそうなんですけど、ヘンテコな展開に苦笑でした。
Hが多いからなのか、お互いに隠し事をして、悩んでいる割には、危機迫る感じもなくあっけらかんとしているのは気になりました。

分かり良いストーリーなので、すんなり本当に早く読めます。
ウダウダしている割には、それだけという感じで、それ以上に予想もしない展開があるわけでもなかったので、もう少し大きな波があっても良かったのに…な物足らなさは残ります。

森本作品にしては、今回のお話は中途半端な終わり方ではなかったので、その点ではハッピーエンドで良かったなあと思いました。

1

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