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表題作あんたとお前と俺。

SEの義兄 陽一・30歳/高校生の義弟 栄次・17
大学1年 高橋奏祐・18歳

その他の収録作品

  • 俺とお前とあんた
  • あとがき

あらすじ

母親が突然再婚し、一度に兄と弟ができた奏祐。ずっと母子二人きりで生きてきたため、義父に嫉妬し、兄弟たちとは馴染めない日々を送っていたある日、義兄の陽一にふざけてキスをしかけられ…!?

作品情報

作品名
あんたとお前と俺。
著者
丸木文華 
イラスト
丸木文華 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫black
発売日
ISBN
9784592850687
3.1

(45)

(7)

萌々

(9)

(17)

中立

(6)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
15
得点
128
評価数
45
平均
3.1 / 5
神率
15.6%

レビュー投稿数15

3pでエロが濃い

3pものです。義理の兄と弟に主人公(受け)
せっかくの義兄弟なので、もう少し背徳感があればよかった。
それでもエロさがあり、よくまとまっていると思います。
私は陽一さんが好みでした。弟の栄次はどうもガサツでいけない(笑)
奏祐は流されるタイプなのですが、3pのHシーンはかなり濃い目でよかったです。
陽一さんの結婚はびっくりしました。少し都合よすぎかなと感じましたが、
確かに息子3人がああいう感じだと子供ができないので、あれでよかったのかも。
続編がでればぜひ読んでみたい作品で、とても面白かったです。

3

33.3%、もしくは、トライアングル

受けかつ主人公の奏祐の生い立ちや、これまでの生活、いまの不満、新しく増える家族への気持ちなど、とても丁寧な心情の描写からスタートします。

「H度・えろえろ」で検索して出したタイトルだったので(笑)、冒頭から延々とつづく、いわゆる「ふつうの生活」の描写にはアレー?と思わなくもなかったんですが。

母親の再婚によって新しくできる兄弟のうち、まずは兄の陽一との接触・交流があり、次にのっけから折り合いの悪かった弟の栄次との衝突・対話があって、そこまでのエピソードを消化した時には、冒頭にあった奏祐の心情描写と合わせて、ぜんぶでちょうど円になった。
そんな感じがしました。

めっちゃ綺麗な円グラフ。

そこからの、怒濤の(?)えろですよ。
彼らのいたすシチュエーションが変わろうと、関係性が変わろうと、かならず、1枚のパイは3等分されてく。
誰かだけが傷ついたり、誰かが割りを食ったり、どちらかが抜け駆けしたまま勝ち抜けたり、そういういびつなことにはならない、完全なかたち。

唯一残念というか、ストーリーにはほとんど関係ない枝葉なのにべしっと目に当たったぞ、みたいに不快?だったのは、陽一さんの偽装結婚は好きにすればいいとしても、夫婦間に愛がない前提なのに「こどもだけはつくる」って…。

丸木さんはこれが初読みだったんですが、おもしろい書き方をなさる方だなあ、っていうのと、えちシーンがえろい、っていう印象が残りました。というか、好きです。
なんにも知らずに読み出したので、挿絵がくるたびにちょっとした違和感があったんですが、イラストは丸木さんが描かれているんですね。
そしてあれです、123ページの奏祐の絵がえろすぎました…。ご、ごちそうさまです。

3

お尻♡

義兄弟による3Pモノです。表紙がイイですねー。これ電車の中なんですよ。痴漢プレイ中です…ひゃ~。受のお尻がエロいです。

母親の再婚で義理の兄・陽一(30)と弟・栄次(17)が同時に出来た大学生・奏祐(18)が主人公です。義兄からの冗談半分のアプローチにうっかりその気になってまいセックス中に乱入してきた義弟を唆して肉欲に溺れる奏祐と、彼の小悪魔的な魅力にハマっていく陽一と栄次。

3人は同性同士や義兄弟という関係にあまり背徳感を感じていないようで、色んなところで色んなことをヤッていて、なんだかんだ楽しそうです笑 基本的に貞操観念のユルい登場人物が多いのでこれはこれでいいか…と思えてしまう世界観の作品でした。

丸木文華さんの作品は2作目ですが、今作ではイラストも担当されていて、しかもお上手なのでビックリしました。

3

背徳はエロの最高のスパイス

家族の生活する家の中で、男同士かつ兄弟同士で激しくエッチをしているという背徳感がハンパなく、大変に萌えました。
両親は真面目でいい子どもたちだと思っており、自分の家の中でこんな肉欲劇場が繰り広げられているとは露ほども知らないわけで。
う~ん。萌える…。

3Pの相手が義理の兄弟という間柄で、ガチ兄弟ではないというところがポイント高かったです。ガチ兄弟だと重すぎてしまうと思うので。
もっとも攻兄の陽一と攻弟の栄次はガチ兄弟なわけですが。
陽一は包容力のある大人の男。
栄次は思春期真っ盛りの、素直で一本木な性格。
どちらの攻も魅力的ですが、特に栄次のがむしゃらワンコっぷりには大いに萌えました。
大型犬にどしどしとのしかかられて、くんくん鼻を鳴らされているような…ここまで好かれたらそりゃ絆されますよね~。

地雷要素をあげるとしたら、受の奏祐が淫乱っ子だという点。
可愛いジャニ系の大学生という設定ですが、顔に似合わず、男でも女でもオッケー的な性格なので、一穴一棒主義の人には辛いかもしれません。決して尻軽というわけではないのですが。

はからずも、後に出版された「三人遊び」のほうを先に読んでしまったのですが、同じ丸木先生の3Pものでも、私はこちらのほうが断然好きですね。
先にあげたインモラルの要素に激しく反応してしまうので。
3PネタのBLで私が一番萎える展開は、受がどちらか一方を選び、くっついてしまうこと。
2対1というどうしようもない歪みを内包する関係性の中で、それぞれが葛藤したり気持ちの折り合いをつけるところに3Pネタの醍醐味があるのだと思います。
その点この作品は一番いい形で収まっていると思います。満足です。

2

たのしくエロい3Pを読みたい人へ

義兄弟3Pものです。
母一人子一人で暮らしていたところに、突然の再婚話・・・
ある意味王道な展開で、相手の家に息子が2人いるのもお約束。

いい子で我が儘も言わず、母親を守り支えることばかり考えてきた今までと違い、年上で強引で腹黒な陽一に振り回され、年下で純情でまっ直ぐな栄次に慕われて、心も体も囚われていく奏祐なのですが・・・

こういった場合、間に挟まれて陵辱される展開になるのが一般的だと思いますが、シチュエーションとしては陵辱されているようなエロシーンではあるものの、奏祐が嫌がるどころか却って積極的だというところがこのお話の特徴かと思います。
だから、暗さがないのです。
もうこうなったら同意の上なんだから好き勝手やればいいじゃない、でございます。

陽一さんが先頭きってエロ魔人なので、だれもブレーキ係がいないんですね。
やれやれ。

4

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