終わりなき夜の果て(上) 清澗寺家シリーズ6

owarinaki yoru no hate

終わりなき夜の果て(上) 清澗寺家シリーズ6
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神12
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
67
評価数
15件
平均
4.5 / 5
神率
80%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥998(税抜)  ¥1,078(税込)
ISBN
9784344820593

あらすじ

清澗寺家の当主・和貴の前に深沢の義弟が現れ、彼の過去をくわしく知らないことに和貴はきづき…。さらに父・冬貴が倒れ、追い詰められた和貴は、深沢から離れようとし…。
清澗寺家シリーズ第一部完!!
3兄弟・お父様総出演!
(出版社より)

表題作終わりなき夜の果て(上) 清澗寺家シリーズ6

深沢直巳
清澗寺和貴

同時収録作品罪の褥を満たす愛

伏見義康
清澗寺冬貴

その他の収録作品

  • 宵闇
  • 滴る蜜

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レビュー投稿数5

津軽海峡冬景色~♪ 

和泉桂さんの「清澗寺」シリーズ6作目、
2作目で登場した和貴と深沢のお話。

すごいヘビーだった。
和貴はいつもの疑心暗鬼というか、愛するあまりの行動を取るのだが、
度を超えた純愛で今回も津軽海峡冬景色とばかりの、確認作業。
心に刻み付けて、刻み付けて……

私の心も満たされ、とても良かったです。
挿絵の円陣闇丸さんも毎度ピッタリ耽美で良かった。

2

欲しいのはあなただけ

清澗寺家シリーズの総まとめ(?)となる本。
今までのシリーズを読んだのがかなり前で若干記憶が曖昧に…。

和貴と深沢は一番好きな組み合わせです。
ですが、お話としては、前と同じことを繰り返してる印象でした。一区切り付いたと思ったのに、どうして同じ行動を何度も何度も互いに繰り返すのか…。
一重に和貴の境遇と容姿と性格の所為なんですが、それを乗り越えるにはまだ前回では足りなかったという事でしょうか。
和貴というキャラクターは小悪魔的であるけど色んなものを背負って、綺麗で脆い、やりすぎると非常にくどいともいえるキャラクターなのですが、何故か惹かれてしまう。
作ろうと思うと作り易く、けど完成させようとすると大変難しいキャラクターだと思います。和貴がいてこそのこのシリーズだと(後半も読んだ上で)思ってます。

背徳的ですがお父様×和貴の挿絵は非常に萌えました!

後半は冬貴と伏見の組み合わせ。
色んな事の元凶(?)である冬貴のツールを垣間見れるお話ですが…ごめんなさい、私はどうしても冬貴というキャラクターが苦手でした…。
霞を食べて生きているようなおよそ人間らしくないキ続きャラクター、脇役を担うならいいですが、主人公としてみると理解は出来ても共感は難しかったです。
輪姦されそうになっても逆に喰らってしまうあたりは、肉体的な淫乱というより精神的なほの暗さを感じずにはいられませんでした。

冬貴と伏見の互いに「欲しいのはあなただけだ」という台詞。
歌のフレーズによくありあそうな言葉ですが、別に口説き文句で使っているわけでなく、正に物理的にそのままの意味でこれはこの2人の真理なわけです。
結局誰を不幸にしても周りを省みずともそういう事なんだろうと思いました。

1

突き詰めた願望の果て

BLに何を求めるか、みたいなことをとことん突き詰めると、
こういうことになるんじゃなかろうか、と。
前編読了後思いました。

このシリーズでは和貴が一番好きです。
だから彼の究極の願望を深沢には叶えてあげてほしかった。

「死にたい」と懇願する人間に、
「生きたい」と言わせる。
それも口先だけじゃなく、
その場のノリじゃなく、
心の底から、魂の叫びとしての「生きたい」。

これが攻めへの願望の最果てかつ根元だと思うのですよ。

そこへ持っていくための道のりに、
どんな物語が用意されてるか。
薄っぺらいとつまらないし、
リアルすぎても冷めてしまう。

まぁ、現実にはこんなホモだらけの財閥があるわけないのですが(笑)、
適度にファンタジックで、
適度に現実味もある、その匙加減が絶妙というか、
自分にはすんごく美味でした!

2

この2カップリングが一番スキーっ(><)/

本の厚みもあり、読み応えありそう~で、読み応えありました(笑)
あっ、密かにというか最初のお話は嵯峨野のお話。
それも4ページ?!えっ??


まあそれは置いといて、
深沢×和貴と伏見×冬貴という豪華カップリングメインの本でした。


何だか今回も和貴はフラフラ?(毎回のことなんだけどね)
なんで深沢に全てを預けないんだよ!と、ちょっとイライラ(笑)
そして今回はとうとう深沢も和貴に手をかけるシーンまで!!
すぐに楽にしてあげられない、そんな想いの深沢が痛い。
だけど結局は深沢の為に生きたいと願う和貴。
和貴の全ては本当に深沢なんだよね。

とりあえずは落ち着いた訳で、その後に待っていたのが、深沢の本能?!
いや~、そうですか~針ですか(^^;)

この本を読む前に、他の方のレビューを読むと
皆さん「針」を強調してたもので、とがってる針を想像してたのですが
なるほど、「かんざし」みたいなものなのですね。
まぁ何処に入っていくかは解ると思いますが(笑)
とりあえずは散々深沢に愛されてとても可愛い和貴なのでした。


そして次は伏見×冬貴続き

伏見を自分のものにする為には、自分の体使って他人を陥れるのを悪いとも思わない。
(その辺、和貴と違うところ?!
和貴は好きだからこそ深沢を手放そうとするし、
逆に冬貴は絶対に離さない!!)
だけど相手を思う気持ちは、一緒といいましょうか
冬貴にとって伏見が一番!!

このカップルは本当に好き~っ。

でも和貴、深沢と完全両想いいなんだから、
他の人にフラフラしない(流されない)ようにね(^^;)
チュ~もだめだよっ。

2

世界は貴方でできている。

待ちに待っていた清澗寺家シリーズの第1部最終話上巻。

「宵闇」
貴久と嵯峨野の話。
個人的にはこの2人の関係性もいろいろと気になるところではあるので、あとがきで和泉さん自身も書いてみたいみたいなことおっしゃってましたが、是非読んでみたいところです。

「終わりなき夜の果てに」(前編)
和貴と深沢の関係性がメインですね。
相変わらずの2人ですが、少し進展したような。
とにかく、このシリーズ内ではこのCPが一番好きなのですが。
それはひとえに和貴のどうしようもないくらいに深沢が好きすぎるところに要因があるんですが。
今回は和貴なりに深沢のことを思いやった結果、自分にとっては苦渋の選択となってしまったり。
それでも、そこまで深沢のことを大切に考えることができるというのはやっぱりスゴイなとも思うのですが。
深沢もそのことに非常に喜んでいたので。
そこに至るまでの別離とか心中まがいのこととか。
なんだか胸に痛いことも多かったような。
でも、その心中まがいの時でさえ、和貴の中心は深沢でしかありえないのがなんともステキでした。
そんな和貴への躾と称して深沢がしたこ続きとはといえば………。
深沢ったら、何てことするのー!
針って!!!!!
ちょっとビックリしてしまいました。
いや、同人ならそれなりにいろいろいろいろしてるのは知ってるのですが。
まさか本編でもここまでとは…。
どんだけ歪んでるんだ、この人。
でもって、それを結果として受け入れる和貴って。
ま、全ては「だって、好きだからしょうがないじゃん」になってしまうのかもしれませんが。
2人の問題はこれでひとまず片付いたといった感じでしょうか。
後編は国貴と遼一郎メインになるのかな。

「罪の褥を満たす愛」
冬貴と伏見の物語。
実は何を隠そうノベルスとしてこの2人の物語を読むのは初めてだったのですが。
CDで聞いたしいいか、と流してしまったのですが、これを読んでいたら、原作も読んでみたくなりました。
これまで冬貴という人物は捉えどころのないいわゆる魔性だとしか思ってなかったのですが。
今回のお話を読んでみると実に真っ直ぐにかわいらしい人物であったのだなと思いました。
いや、前作でも実は真っ直ぐで純粋なところは見られたのですが。
今回のお話は非常にかわいかった!
伏見のために、というか、伏見と在るために。
ただ、それだけのためにいろいろ画策して。
自分の武器が何かをわかった上で、それを最大限に利用して。
互いが互いに唯一無二の存在で。
常に冬貴の言葉は少ないけど、時に口にする言葉は端的でシンプルで。
純粋な言葉だからこそ響くものがあるのだろうな。
冬貴の口にした「死ぬ」という言葉が非常に印象的でした。
そして、冬貴もまた身体を繋ぐことだけでなく、ただ伏見と寄り添うことで満たされることに、やっぱり和貴と親子なんだなーと感じました。

「滴る蜜」
和貴と深沢のその後。
かなり甘かった。
というか、和貴がかわいかったvv
ぐずぐずというのとはまた違うと思うんだけども、すごく甘えてる部分があって。
かーわーいーいー(笑)

とにかく、最終的な印象としては和貴も冬貴もかわいかった!!
「ン」というセリフがいろいろなところに出てくるのだが、このセリフが2人のかわいさを表現しているようですごく好きです。

来月には下巻、そしてCDも発売されます。
基本的にセリフは脳内変換して再生されていたわけですが、そうか…針かぁ……。
のじがどんなふうに啼いてくれるのか今から楽しみで仕方ありません!!
名前呼びで照れるとか感じるとか超楽しみー!

ちなみに。
応募者には書き下ろし付きプレミアムBOOKが!(応募者負担800円振込)
上巻下巻どちらか1冊の応募用紙で応募できるというから、こちらも楽しみです。

3

この作品が収納されている本棚

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