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表題作愛煉の鬼

新興中華マフィアのボス 楊仁
双子の兄 大澄友真・25歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

就職活動中の大澄友真は、結婚を間近に控えた妹から「ある人物に愛人になれと脅かされている」と相談される。その人物とは、中華マフィアのボス・楊仁(ヤンレン)。楊仁は、直談判に訪れた友真の体を検分した上で、嘲笑しながら条件を示した。
「妹を諦めてほしければ兎になれ。兎を喰らう狩人たちから逃げきれたら、妹の代わりにお前を愛人にしてやる」。
選択の余地はなく、友真はこの条件を呑むのだが……。
友真を獲物に見立てた、『兎狩り』。この淫虐なゲームをクリアできても、楊仁の抱き人形にされるしか道はないのか…。
(出版社より)

作品情報

作品名
愛煉の鬼
著者
本庄咲貴 
イラスト
國沢智 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズGREED
発売日
ISBN
9784812443477
3.1

(15)

(0)

萌々

(4)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
45
評価数
15
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

家族を知らない男に家族を作るお話

攻め様の強引で鬼畜な姿に一体どうなることやらと思いましたが、素直で真っ直ぐで一生懸命な受けちゃんが大活躍して、思わずラストは甘~く変身していましたww
こう考えると、攻め様は過去があるとはいえちょっとオバカ風味?
やってやってやりまくられてもメゲないお兄ちゃんに拍手!!

この本はストーリーが云々と突っ込むより2人がどうなったか、どうしたか、という部分を堪能するのが楽しめる本でしょうv
それにしても、お兄ちゃんがあんなすごい目にあっていたのに妹はのんきだねぇ、
ということで、両親を早くに失くし双子の友真と友香は2人で地道に暮らしてきたのですが、友香はもうすぐ結婚するのです。
その友香が会社の関係のマフィアの楊仁に見初められてしまい愛人になれと、言うことをきかないと会社もクビになると脅されているということで兄の友真に相談するのです。
妹の幸せを壊したくないと、楊仁の元に出かけ友香の代わりに愛人になることになる友真。
中国に連れて行かれ、まず「兎狩り」なるゲームに連れだされ、
次は楊仁のボディガードに犯され、その後も毎日いつでも楊仁に犯されまくりと、もうエロスの毎日です。
しかし、そんな中で友真の人柄からいつの間にかボディガードを、そして楊仁の気持ちをも溶かす友真。
なんだか美女と野獣な雰囲気?かと思いましたよw

この友真がですね、犯されるのに友香から目をそらそうと自分にのめりこんでもらおうと、酷い目にあわされても誘惑してみたり挑戦的な目をしてみたり、そんな悲惨な境遇にありながらも頑張っている(?)姿が、おかしいなぁ~と思いながらも好感度アップ♪
家族を知らない楊仁に家族というものを説いてみたり、そのメゲない姿がすごく頼もしいデス。
しかもラストに近づくにつれてすっかり嫁さんですよ、
しかも恐妻ww
楊仁はそれすらも楽しく嬉しそうで、何だかワンコになってしまったみたいに見えました。
おもいがけない超ハッピーエンドに、思わずほんわか☆
これは、ちょっと面白かったデスよw

2

マイナス点を上回る萌えでしたー

帯『欲しいものは奪う。それがマフィアのやり方だ。』

まあぶっちゃけ陵辱エロが読みたくてあらすじと表紙に魅かれて買いました。
妹が愛人にされるのを防ごうと中国マフィアのボス、楊仁に双子の兄、友真が身体を張って奮闘する話。
ここで面白いのが楊仁がなかなか友真に興味を持たない事。
この兄妹は二卵性なのもあってあまり似てはないですが、友真は色白で小柄で細身、中性的なタイプ。
BL的には妹が目当てでも、その双子の兄が愛人になると言えば即気に入って連れて行きそうなもんですがいたぶるだけいたぶっておいて、あくまで楊仁は妹の方に拘ります。
そこを粘って、友真はゲームを持ちかけ何とか妹を護ろうとするんですがその結果、兎狩りというゲームの獲物として逃げ回る事に。
兎狩りは思ったよりあっさりしてました。
その後、友真は楊仁の愛人となり軟禁状態で暮らす訳ですがそこで世話をしてくれるのが閏土という忠実な部下。
彼は根は優しい男で、閏土の口から楊仁の生い立ちや人となりを聞き、少しずつ友真は楊仁という男を憎めなくなっていきます。

ストーリー的には良い意味で方向性が違ってて面白かったんですが、
設定的に首を傾げる箇所があまりに多くてそこがマイナス要素。
日本の警察でさえ押さえてしまう程の力を持った中国マフィアのボスに天涯孤独で何の後ろ盾もない楊仁がなれるもんなのかなーとか自分的にはそこが気になったんですけど。
友真は25歳で楊仁はおそらくそれ程に年が離れてないと思うんですよ。
せめてマフィアの幹部とか、その才能を見込まれてマフィアの跡継ぎになったとかならまだ分かるんですけどストリートギャング的なボスがそこまでのし上がれるもんなのかなーみたいな疑問が沸いてきちゃって。
楊仁が意外に精神的に子供な部分があったので、それで余計にそう思っちゃいました。
マフィアより若き実業家とかの方が良かった様な。
妹を護る事に必死な友真と、家族愛というものを知らず理解も出来ない楊仁。
そんな楊仁が友真と出会い愛を知っていくという恋愛部分は良かったー。
妹とその婚約者もおいおい、もうちょっと何とかしようと頑張らなかったのかーーお兄ちゃんは命はって頑張ったんだぞーと突っ込みたくなりました。
ストーリー的には萌、設定的にマイナスでどっちにしようかと悩みましたが友真の頑張りっぷりが萌えだったので萌で。
似てない双子っていう冒頭の説明が伏線になってて地味に納得。
陵辱エロ部分は前半で、後半部分は感情の魅かれ合いと恋愛が大目、でもその後半が面白かったー、あとやっぱ最初から最後までの友真の妹を護る頑張りっぷりが良かったのでした。

0

中国人マフィアも悪くないです

國沢先生の華麗な表紙に惹かれて、あらすじもそんなに悪くなかったので買いました
後悔は…してません!
むしろ思っていた以上に最後がラブラブで満足してます(^O^)
前半の楊仁はだいぶ非道だったからな~
その分いちゃいちゃもうれしいw

しかし楊仁かっこよすぎです
どうしてそんなにかっこいいの!
大好きです、こういうキャラ
初めは友真を嫌悪していたという設定も一筋縄ではいかない感じがしてよかったです
なんでもかんでもすぐくっつけばいいってものじゃないですからね

楊仁を尻に敷けるのはきっと友真だけだろうなw
時に恐妻として、時に良きパートナーとして、楊仁を支えていただきたいです

あとがきに書かれていた「兎狩り」は結構あっさり終わっていました
もう少しページを割いてもよかったのでは?
少ない分印象が薄くなってしまったので残念です

0

兎狩りもあるよ

友真がとーっても漢前でしたΣd(´∀`*)
カタギとは思えない根性の持ち主です。
まさか「兎」が狩人の某所に噛み付くわ、殴り倒すわ…という反撃をして来るだなんて誰も思っていなかっただろうな~w
思わず楊仁が「狩り」を中止してしまうほどの暴れっぷりwww
まー…中止されても代わりに「見せ物(ショー)」が開催されてしまいましたけどね。
しかも「お初」が攻めじゃないという…!!
(※楊仁の用心棒的存在がお相手)
結構酷いことをされているのに屈することなく、寧ろ逆に誘惑しようとする友真は本当に強いな~…。

それにしても閏土…気に入っていたのに…(´;ω;`)ブワッ!

0

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