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表題作少年王は砂漠の花を略奪する

マフムート・18歳 古代時代の王
充月・27歳 古文書を役している学芸員

あらすじ

古文書の解読の最中に、ロマンティックな四行詩を発見した学芸員の充月。その直後、彼は不思議な力に導かれて過去の世界へと連れていかれてしまう。そして、行方不明になった姫の代わりに、花嫁として大国の王のもとへ送られるハメに。このままでは、男だとばれて殺されてしまうかもしれない! 不安を抱えたまま後宮に閉じ込められる充月の前に、存在感のある超美形な青年が現れて……。(出版社より)

作品情報

作品名
少年王は砂漠の花を略奪する
著者
五月緑子 
イラスト
前田紅葉 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775515969
1

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
0
評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

一応アラブ…かな?

帯『なんでもするから助けて!』

初読作家さんです、表紙の黒髪短髪受がなんか可愛かったので読んでみましたが、ありゃ~~でした。

学芸員の充月[受]が突然タイムスリップして、古代の花嫁の身代わりになる羽目になりそれを敵対してる王のマフムート[攻]に助けられるという話で、古代ですが雰囲気としてはアラブ物になるのかなあ。
タイトルも内容と微妙にズレてる様な……。
少年王というのはマフムートの事なんですが、少年って感じではないです女たらしで自信満々な青年王だし、砂漠の花ってのはマフムートが充月をチューリップに例えるからなんでしょうが、砂漠とチューリップがなんか結び付かないのだなあ。

うーん、これぶっちゃけそもそもタイムスリップする意味が分からない。
まあマフムートの書いた詩を現代の充月が解読していたという繋がりはあるっちゃあるんだけど、時を超えての愛の詩は上手く書けばそれなりに効果あると思うんですが、この作品からはそれは感じられませんでした。
これならまだ普通にアラブの方が良かったんじゃないかなー。
最初は疎通出来なかった会話が何故、通じる様になるんだけどそれが何で通じる事になったのかは謎のまま。
花嫁になるのを嫌がって逃げた姫の行動もなんか中途半端。
充月も27歳にしては幼いし、学者肌の天然って訳でもないし、とりあえず女性に見まごう程に魅力的らしいんだけどその魅力もイマイチ伝わって来ない。
媚薬とか果物挿入とかはあるけどあんまエロくない。
全体的になんだかなーーでした。

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