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表題作手探りのキス

多嶋恭兵,32歳,組の若頭補佐で斎の世話役
榛名斎,17歳,ヤクザ組長の息子で高校生

その他の収録作品

  • 手探りの愛
  • あとがき

あらすじ

「坊ちゃん、弄るのは乳首だけでいいんですか?」
高校生の斎は、大好きな後見人で若頭補佐の多嶋の気を惹くため、わがまま三昧。しかし最近は何故か避けられているようで面白くない。ある日、事故で目が見えなくなった斎は、股間の昂りの世話まで多嶋にしてもらうことに…。普段まじめな多嶋の意外に濃厚な愛撫に、斎の若く無垢な身体は白濁した液にまみれ、紅い尖りをふるわせる。寡黙なヤクザ×一途な坊ちゃんの甘く乱れる年の差、発情愛。(出版社より)

作品情報

作品名
手探りのキス
著者
高尾理一 
イラスト
志十獄 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイSLASHノベルズ
発売日
ISBN
9784862638618
2.7

(4)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
10
評価数
4
平均
2.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

怪我の功名

この作家さんの童貞モノって面白くて好きv
前回は童貞攻めだったのですが、今回は童貞受け。
だけど主従モノで年上を子供ならではの押せ押せ&イケイケ攻撃で(まあ、年上のほうも以前からその気はあったのですが)エロエロにしあがってますからww
童貞でこんなエロエロって~やっぱり若さ?
やりたい盛りってことかな?それにしてもエロイですw

7歳の時母親を失くした斎に、ヤクザの組長の父親から世話役につけられたのは当時若手の現若頭補佐を務める多嶋。
中学校になった時に一人の男として「好き」を意識しだしたけれど、子供扱いされて伝えることができなくてやんちゃやってる斎です。
そんな時交通事故に巻き込まれ失明してしまう。
この時とばかり多嶋に我儘言い放題で、何とか自分のモノにしようと画策するのですが・・・

お約束、入浴の世話をしている時に勃ってしまって、、な流れですw
想像するに、目が見えないから余計にエロくなるんですよね。
一線を超えるために薬を用意したり、ベタな展開が繰り広げられますが、勢いでダダダダーっ!!って楽しめちゃいましたv
最初から多嶋は斎が好きだし、斎は多嶋が好きだし、ただ、組の親父の息子である斎だから遠慮していたという、年上なのに何故かワンコ。
斎が小型犬でキャンキャン吼えたてている犬なら、多嶋はそれが可愛くて可愛くて仕方がないという大型犬。
ワンコ×ワンコ!?
斎が多嶋に嫉妬させようとアテ馬に使った同級生の大平という男子、、ちょっと可哀そうだった(涙、、)
軽い話だから、組長の親に斎との関係をきちんと白状して認めてもらおうとする潔い態度もあったりして、親父はヌるい気もするけれど、組の跡継ぎ云々、、なんて面倒なものがなかったので、純粋に楽しめました。

そして『手探りの愛』で、目が見えるようになった斎と、公認の恋人になった多嶋のラブラブ仮同棲生活?な話になるはずが・・・
大人の事情、子供のワガママなすれ違いのお話に。
斎は嫁が希望のようですw
「親父とオレとどっちが大事なの!?」と責めてましたからwww

この主人公・斎が超我儘の子供全開のお子様なので、それにイラっとして嫌悪感を抱かなければ、ごくごく面白いコメディとして笑えるかも。
それにしても、父親も多嶋も、みんな斎に甘すぎるよー!

4

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