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表題作官能小説家は困惑中

受様の恋人でスポーツインストラクター・龍桂
攻様の恋人で徐々に売れ始めた官能小説家・谷本紅葉

あらすじ

「息子さんを僕にください!」新米官能小説家の谷本紅葉と桂龍は、同棲中のラブラブカップルだったが…!?
(出版社より)

作品情報

作品名
官能小説家は困惑中
著者
森本あき 
イラスト
かんべあきら 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
官能小説家を調教中
発売日
ISBN
9784796401012
2

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
3
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

時が育てるモノ

今回はやんちゃなスポーツインストラクターと
徐々に売れ始めた官能小説家の同級生カプの続編です。

今回攻様は両親に
受様を恋人としてカミングアウトするお話になります。

受様は官能小説を書く小説家です。
デビューして最初の三年はほとんど仕事も無く
三年前に転機となった女教師の話で
いくらか名が知られる様になった位で

来月にはきっかけとなった
女教師シリーズの最終巻が発行されますが
まだまだ売れっ子の域には遠く…。

ただ今は今までにない分野でと言う事で
奴隷調教をテーマにしたお話を書き始めますが、
なかなか筆が進みません。

そんな受様のお悩みは
同居中の恋人である攻様にバレバレでしたが
受様の仕事に対する真摯な姿勢を知る攻様は
黙って見守ってくれていて、
幸せをかみしめる受様でした。

そんなある日、
攻様に両親が訪ねてくるので伴侶として
両親にあって欲しいと言われます。

高校頃に会った攻様の母親は
気が強そうで苦手なタイプでしたが
大好きで大切な攻様とともにある為に
受様は二人に会う決意をしますが…

案の定、やってきた攻様の母親は
男の受様を攻様の相手として認めず、
受様の実家にまで押し掛けた為
図らずも受様も攻様との関係を
カミングアウトする事に!!

母親の猛反対に二人が取った行動とは?!
そして受様の新作は書きあがるのか?!

官能小説家シリーズ第八弾は久しぶりに
メインカプのインストラクター×小説家続編。

今回は両親へのカミングアウト&猛反対という
BLでは永遠の命題が二人を襲います。

出来上がっちゃってる二人ですし
ちょっとやそっとじゃ壊れる事も無いとう
大前提がありますが、

お互いを大切だと思う気持ちだけじゃなく
親の反対する気持ちが判ろうとする
真剣に真摯に対する姿に
受様の人間的な強さと弱さも
しっかりと反映していて最後まで
とても楽しく読めました♪

あっ、受様のお仕事は
大御所官能作家の助言で無事に
スランプ脱出致しますので
こちらも無事に問題解決です(笑)

できカプなので
悩みがありつつも絡みシーンたっぷりですが
天然な受様のグルグルするのがうざったいと
言う方には面白くないかもですので
地雷がある方はご注意くださいませ。

今回は本作にて
大御所作家が借りといっている事件のお話、
既刊『官能小説家は恋愛中』をご紹介しますね。
読んでいると二人の会話がスムーズかな♪

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