稀代のクリエーター2人が生み出す奇跡。

トーマの心臓 Lost heart for Thoma

トーマの心臓 Lost heart for Thoma
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1
得点
1
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1件
平均
2 / 5
神率
0%
原作
 
媒体
小説
出版社
講談社
シリーズ
発売日
価格
¥960(税抜)  ¥1,037(税込)
ISBN
9784061827479

あらすじ

著者: 森博嗣
原作: 萩尾望都

萩尾望都×森博嗣 稀代のクリエータ2人が生み出す奇跡。
ノベルス版描き下ろしイラスト収録!
愛と死に彩られた不朽の名作が、ここに蘇る――。

トーマと呼ばれた美しい下級生から、ユーリに届いた1通の手紙。それは、彼からの遺書だった――。そこへトーマに生き写しの転校生・エーリクが現れ、オスカーは、遺された想いに縛られた親友・ユーリを憂慮する。揺れ動く心を捉える生と死、そして愛……。苦悩する少年たちを色鮮やかに描いた、萩尾望都の不朽の名作に、森博嗣が、今、新しい息吹を吹き込む。

※本書は、2009年7月に株式会社メディアファクトリーより出版された単行本をノベルス化したものです。
(出版社より)

表題作トーマの心臓 Lost heart for Thoma

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隠れていた心に触れる物語

本作の語り手であるオスカーは、
漫画「トーマの心臓」においてユーリを見守り、
エーリクの手を引く先達であり傍観者でもありました。
この小説においては、舞台は日本となり
時代背景は曖昧にされています。
不朽の名作である「トーマの心臓」は、
小説だけではその世界の深淵を知ることが難しいです。
ぜひとも漫画と併せて読むことをお勧めしますね。

世話焼きで飄々とし大人びたオスカーは
とても魅力的な少年ですが、
そんな彼の抱く戸惑いや葛藤というものがあったとしたら、
と考えると、この小説はオスカーの成長物語ともとれます。

彼がユーリの存在に心休まるひと時があった事や
母の姿を重ねていたという見方は、
語られなかった心の揺らぎを上手く示しています。
ユーリに対し、オスカーが知りたいと望んだことと、
エーリクが知りたいと願ったことの先にあったものは
異なっていたのでしょう。
ユーリの真実が語られるまで待つ、と心に決めるまで
教授や保健医と交わしたやり取りはとても意味深いです。

漫画とは似て非なるものですが、
小説はこの奥深い世界で1つの標となるコン続きパスのようでした。

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