リバーシブルスカイ

リバーシブルスカイ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×25
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
45
評価数
14件
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344820944

あらすじ

弟が亡くなり、親友・陸の面倒を見ることになった蒼一。心がズタズタの陸に蒼一は、レイプされてしまい…。リバーシブル作品!!
(出版社より)

表題作リバーシブルスカイ

クライマー 陸豪士(くがたけし)27歳 +中井蒼一
外科医 中井蒼一(なかいそういち)30歳 +陸豪士

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

必然のリバ

何気に沙野作品の攻めはヘタレが見られ、リバいいよねーあってもさ♪って思ってたので、初に拝めてドキワクいたしましたv
あとがきに「リバが苦手な人でもOKなリバを目指す」って書いてあって、しかもうっかり間違えないように題名に入れてるところ、心憎い配慮に、そんなに苦手な人多いのか~と思いましたが、BL的にまだタブー視なんでしょうか?(自分的には男同志なんだし、全然OKで推奨派なんですがw)
しかも”やらせろよ”的ガチンコじゃなくて、精神的リハビリといいますか、必然としての登場であったので、気持ちがいいリバなんですよね。
っていっても一回だけなんで、ちょっと物足りなさは・・・

このお話、リバでもあるけれど精神的3角関係なんですね。
蒼一は、自分にクライミングの才能があまりないと感じていて、高校時代に陸の登りを見て、彼にそれを託すことでクライミングを諦めて外科医の道をまい進する決心ができた。
最初の陸との出会いから、彼に惹かれていた部分があります。
蒼一の弟・昇は、明るくて蒼一と正反対の性格で、兄にもずけずけとヒドイ事を言ってしまうような、でも、物語の回想の部分で本当は兄を愛し続きていたことがわかる。
陸は、昇のザイルパートナーとして幾多の山を制覇してきたけれど、登ったまま地上に帰りたくないと思う自分を地上に戻してくれる、精神的に一心同体と、魂の片われとさえ思っていた、そんな愛だったみたいです。
陸と昇には身体の関係はなかったみたい、、昇が求めなかったのかな?

K2からの下山途中の雪崩事故で昇がなくなり、重傷を負いながらも無事生還した陸は、片われを亡くした事で、抜け殻になってしまう。
それを蒼一が、実にうまい距離感で、誠実に彼を見守り面倒を見ていくある晩、悪夢にうなされた陸に犯されてしまって。
でも蒼一は、すごく冷静でした。
・・・と思いきや、陸がそれがきっかけで立ち直り始めると、今度は蒼一が悩みだして、悶々として、陸を遠ざけ始めて。
そんなすれ違いが起きるのです。

蒼一が攻めに転じるのは、蒼一と離れて再び昇に囚われ始めてしまった陸を覚醒させ、現実に引き戻す時。
これぞ必然のリバですね~。
陸を再び山に登らせようと、執着する怖い人なんかも出てきますが、それもホラーめいて(ミザリー?ww)面白かったです。
ラストエチは再び陸が蒼一を責めるのですが・・・
いや~ん!攻め喘ぎが見られて、おっ、醍醐味♪♪
残念だったのが、一度の行為の中でのリバがあって欲しかったんですが~
それっぽい流れはあったんですがね、、、(カックシ)

クライマーらしく、エチを山に例えて、お前の身体を登撃したいとか、いろんな部位を山に例える比喩が、おかしくて笑っちゃいました!!
ま、そうなんだけど・・・
結構真摯で、シリアスで、でも楽しめて、お得な本でした。

2

タイトルも、帯も、あらすじも、「リバ注意!」

沙野さん、とうとうやってくれました。リバものです。
それにしても絶対にアンチリバの方が手に取らないように(?)、配慮のココロがすごいです。タイトルがズバリだからうっかりする人もいないでしょうが・・・。

とりあえずリバは置いといて今回の沙野さんのお話は、とてもさわやかでした!
ひねくれた人や鬱々とする人がそんなにでてきません。というか、主人公二人がかなり自分の気持ちに正直でした。基本的に体育会系のぶつかり合い恋愛でした。(ああ、だからリバか・・・)

高校時代に蒼一と、蒼一の弟・昇の同級生の陸はクライミング部で出会います。この弟の存在が後々まで二人を振り回します。
クライマーとしてずば抜けた才能を見せつける昇に、己のクライミングの限界を感じて医師としての道を歩む兄と、昇のザイルパートナーとしてついていく陸。
出会いから数年後、昇と陸は登山中に遭難。昇は死亡、陸だけが生還します。おそらく昇に対して恋愛感情も抱いていた陸は、ハンパなくダメージを受け、それを治療していく蒼一も陸に対する気持ちに気付き・・・。

一人はもういないとはいえ、私の大好物「三角関係」です!
なの続きですが、なんとなくいつもの沙野さんのドロドロとは一風変わって、とてもさっぱりした、直球な感じです。そう感じるのは私だけかもしれませんが。
ちょっと病んでる人も出てきたりはするのですが、最初からややおかしい人だったのでそんなに気になりません。

そして沙野さんといったら毎回注目のエロ描写です!今回はとりあえず「リバ」がテーマらしいので、一つ一つのプレイはそこまで濃厚でもなく(いつもよりは、ですが)進みました。
実はリバがどうこうよりも、私は沙野さんの書く「あえぐ攻め」が大・大・大好物なのですが、今回も期待を裏切らず、とてもあえいでくれました!どっちが受けてんだ、というぐらい。最後のエチの「攻めながら指入れられて恥じらう攻め」(もうなにがなんだか)には感動しました。
ただ、主人公二人ともクライマーと元クライマーなので、とにかく山大好き!エロを通り越して笑ってしまいました。ち○こと尻を、山になぞらえるそのセンス・・・エロすぎて笑っちゃうという。やっぱり沙野さんステキです。ラスト近くの監禁脱出アクションも、とてもドラマチック過ぎてニコニコしてしまいました。

でもアレですね。私は全くリバには抵抗ないのですが、世の中的にはかなり厳しいみたいですね。出版社サイドも様子を見ながらなんでしょうか。意外と昔のJUNE系統の小説なんかにはよく見かけた描写な気も。もっといっぱい出てきてほしい。

個人的には1回のエチの中で交互に・・・というのも希望なのですが。やはり許されない夢なのでしょうか(笑)

6

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