『誘惑恋愛ゲーム』の勝敗は……?

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表題作裸足の誘惑者(セドゥットーレ)

イタリアの靴デザイナー アレッシオ
シューズメーカーの社員 篠原香樹・27歳

その他の収録作品

  • シンデレラ狂想曲
  • あとがき

あらすじ

イタリア人の傲慢デザイナー・アレッシオ。彼による新規ブランドの獲得を狙う香樹はアレッシオに近づくが、四日後の帰国までに自分を見事に誘惑してみせたら検討すると言い放たれ……!?
 アレッシオの強烈でセクシーなオーラにくらくらしながら応戦する香樹。でも、情熱的な緑の瞳の魔力に心はとらわれてしまって――。誘惑ゲームの勝利はどちらの手に? 携帯サイトで人気の話題作が甘い書き下ろし付きで登場v
(出版社より)

作品情報

作品名
裸足の誘惑者(セドゥットーレ)
著者
浅見茉莉 
イラスト
一馬友巳 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048689991
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

イタリア男らしい恋愛

携帯配信小説だっただけあって、実に恋愛にピンポイントを置いている作品。
滑稽なほどに、ロマンチックな恋愛駆け引きが~~!!
という甘甘な、超甘甘な展開のお話。
じっくり読みたい派には物足りないかも?
でもロマンス派には、こんなシンデレラBLはあり?

シューズメーカーの社員の香樹が、会社としてイタリアの有名デザイナーを冠した新ブランドを立ち上げたいという意気込みの元、そのデザイナー・アレッシオに近づいて、帰国までの4日間で自分を堕としたら契約しよう、ということで、4日間の接待デートが始まる。

誘惑というので、意気込んでセクシャル攻勢に出ようとするとすげなくかわされ、ヘタレて一日終わり、そんな繰り返しで4日間過ごすのだが、読み手としてはアレッシオが香樹に、惹かれた決め手はよくわからない。
それはラストのアレッシオの告白で、何だ~!最初で決着ついてたんじゃん=3
4日間というのは、気持たせ&相手を知るため?
などと実にあっけない結末。
アレッシオを口説き落そうと香樹が張り切って色々と画策するのが、思わず笑えるのだが、実に幼稚でわかりやすいw(褒めてますよv)
本編中が禁欲的だったので、ラストエチは実に長く、イタリア男らしいタラシなエチが繰り広げられます。
香樹は女子なのかと思っちゃったよ(汗、、)
しかしながら、駆け引きが重点だったので、香樹のそこまで仕事に打ち込む理由とか、靴を愛する理由とか、そんな仕事への愛情とかデキる男な部分とかが見たかったなーというのが、それがあれば、もっと香樹という人がよくわかったと思うんですがね。

『シンデレラ狂想曲』では、晴れて契約が成立し新ブランド担当としてイタリア出向の身となった香樹とアレッシオのその後。
何だかアレッシオは毎日のように香樹を求めているようだが、忙しい二人、身体持つんかい!?と思わず心配が、、
ここで、香樹は仕事頑張っていそうなんですが、何だかやっぱり今一つ。
モデルに抜擢されて、自分なんか・・・とヘタレが前面に出て(日本人の悪いところ?)うじうじしているばかり。
そこへアレッシオの子供が生まれる?と、気持ちを不安にさせる要素がわき出てきて・・・
それは、まあ、子供といえば子供でしょうww
ちょっと仕事しているっぽい香樹でしたが、やはり何だかお子様で自ら先頭に立ってビシバシとこなすといった切れモノの感じは見られませんでした。
アレッシオはそんな香樹のどこに惚れたんだ?
・・・と思ったら・・・足かよーーーー!

お仕事をやっているようで、実はやっているのは周りの人で、主人公達が働いている姿がなかったので、ちょっと物足りなかったです。
やはりお子様向けBLな感じ、、実にライトで甘いお話でした。

1

す足萌えだ

夏の、しかも革靴を履いていた足を攻めの前にさらけ出す。しかも素足。
あんた、よく勇気あるね、って突っ込んでしまいました。
イヤ-----(*゚∀゚*)-----ン!!!! 臭わない? 
まあ、夢のBL界ならではでしょう。でも、その素足効果で勢いよく最後までよめました。携帯配信だったせいか、いたるところに恋愛が散りばめられていて、どこをよんでも楽しめました。ストーリーが単純だったので、萌1ですが、携帯はいしんなら仕方ないだろうと思います。
イタリア人攻めは個人的に好きです。(積極的だから)でも、いつの間に受けに恋をしたのだろう。しょっぱなの素足触るシーンか? それとも、受けに誘われてキスされるシーンか? なんとなく 曖昧な気がしました。あと、受けが攻めを好きになる理由も唐突すぎて、ついていけなかった。そこだけが残念です。
でも、華やかな世界観は読んでいて不快にならず、全体的に評価できる作品だと思います。

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