今市子、再び萌えを語る――。

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表題作萌えの死角(2)

あらすじ

腐女子界に波紋を広げた衝撃の問題作(!?)再び。
今市子が贈る『萌えの死角』第2弾!!
大好評!BL系エッセイコミック第2弾!

作品情報

作品名
萌えの死角(2)
著者
今市子 
作画
今市子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
ニチブンコミックス
シリーズ
萌えの死角
発売日
ISBN
9784537126778
3.2

(4)

(1)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
12
評価数
4
平均
3.2 / 5
神率
25%

レビュー投稿数2

やっぱり面白い!

前作の1ではバレエや映画などでの今市子さん流の萌え視点や、友人の強者腐女子A嬢などが登場して、なかなかに面白い興味深いエッセイマンガに仕上がっていましたが、今回も面白い!
萌えというものは、それぞれ十人十色のものがあるので、それぞれの萌えが全く各人にあてはまるわけでなないのであるが、このエッセイのいいところは、今市子さんが自分が他の人の萌え視点とずれているところなんかも自分自身で突っ込んでいるところかもしれない。
そして、作家であるのに、まだまだ知らないことがいっぱい~!みたいにあわててみたり、恥じらってみたり、がっかりしてみたり、おちこんでみたり、そんな読者と同じ立ち位置に立って書かれていることかもしれない。

前作、BLCD1000枚所有のA嬢、実は963枚でまだ千枚までいってなかったらしい(汗、)冒頭で訂正入っている(爆!)
いつもの如く映画の萌えについても語ってあるが、今回目についたのが
BLCDの収録レポートw
何か監督が面白かった~!!色んな雑誌でアフレコレポート見ますが、こんな笑ったレポート初めてかもしれない!
そしてそして!!今市子さんといえば、文鳥!!
ノンケ攻めの話から動物のホモカプの話へ、そして今さんの飼ってらっしゃる文鳥ゲイカプの話が~~♪♪
マッチョ兄弟の愛が面白悲しかったwww
また擬人化が苦手なことや、歴女についていけない話やw森茉莉さんの小説の耽美に突っ込んでしまった話ww
「トーマの心臓」の舞台を見に行った時の話には思わず爆笑を誘われました!

自分自身の萌えを熱く語るのではなく、一歩距離を置いて、そいうえばあんな、こんなと、自分を主体にしていない部分がなんとも楽しくしている要因。
映画を知らなくても、思わずこれを読んだら映画見てみたい!と思えるからそういうネタ仕込みにも役立つ。
今市子さんの漫画が余り好きでなくても、充分に楽しめるいいエッセイマンガ本だと思います♪

2

エッセイ漫画

『笑わない人魚』アフレコレポート面白かったな。
私も一度お邪魔してみたい。これドラマCDファンの夢なんだよね。そういうDVD、出してくれないかな。意外と売れるんじゃないかと。
ただこの作品、今市子さんの原作は大好きなんだけど。ドラマCDのほうはめちゃくちゃ評判が悪いんだよね~。なのにレポート読んでると聞きたくなってしまう…!
あと、鳥海さんが女好きで面食いだろうというA嬢の意見、私も同意見ですw

動物にはゲイカップルが多いって話も面白かったです。
文鳥のゲイカップルが異常にかわいい…!
結局女にいくんかい!と思いましたが。
昔さー、ホモ嫌いな男友達というか元カレが、オカマタレントが出てるテレビを見ながら「キモっ。男同士でセックスするって人間ぐらいや。ケッ」みたいなこと言ってて、そのときは知識なくて反論できなかったのを思い出してクヤシイー!
もし再会することがあったら「動物界のゲイカップル」についてこんこんと語ってやろうと思います(キリッ

こういうエッセイ漫画、ホント楽しいです。
西田東さんあたり、こういうの書いてくれないかな~。

2

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