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表題作真昼の恋

岡崎一,町工場を一人で経営
中川正午,課長に片想いの部下

その他の収録作品

  • 楽しい平日
  • 冬空の軌道
  • 春と嘘
  • 夜明けの虹
  • 3度目の夏(描き下ろし)
  • カバー下:漫画、あとがき

あらすじ

デキる営業のつもりだった中川正午が任されたのは、若社長岡崎一が営む今にも潰れそうな町工場。自分達が会社に切られそうだということも知らず犬のように懐いてくる無邪気な一を、正午は助けたいと願うようになるが…。
(出版社より)

作品情報

作品名
真昼の恋
著者
草間さかえ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
発売日
ISBN
9784778110512
4.2

(146)

(79)

萌々

(35)

(26)

中立

(1)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
29
得点
614
評価数
146
平均
4.2 / 5
神率
54.1%

レビュー投稿数29

平常感。

このタイトルの「真昼」が名前の方だったらと思うと急に恥ずかしくなりますね!という事で感想です。

お話は。これといって大きな波も問題も起こらないで、
ぼのぼの。まったり。でも真摯だな。という印象でした。
親にカミングアウトだったり挨拶(!)だったり、普通、重く描かれたらホント重いんですけどなコトも
作者さんの述べてた『読みきり連載』(笑)というスタンスが良かったのか、そうさせているのかも。しれない。
全てのお話通してすごくすきなBLの一冊です。
恋愛は当事者2人でするものですが、現実、過ぎる生活は2人だけで回るものでなく、
色んな人を巻き込んで、時には巻き込まれて積み重なるワケで。
そんな当たり前の情景がBLでうまく絡めて描かれている
数少ない良作だと思います。(あくまで私の好みの部分でです。
まぁBLだけでなく恋愛マンガ読むのに、当事者2人以外のキャラが存在感あっても邪魔って方もいらっしゃるでしょうが…。
(だから余計数少ないと思うのか。書き手の考えも含めて。
各題でいうと『春と嘘』がすき。垣間見るハジメちゃん。
描き下ろしはおかしかったですwww

キャラは。ハジメはまぁ…カワイイ。へたれワンコでw
いやでも持って行くトコは持ってくのでヘタレではない気もするな…、あ。おバカなのか、おばかワンコですねw
まひるさんは年上専門とかファザコンだとか言ってた割に
年下ワンコに甘々で、でもちゃんと懐柔しちゃってて年上の余裕も見えてます。ハジメの可愛さに当てられちゃったんですねvきっと。

総じて突飛な設定や展開はなくても面白いものは面白いのです。
描ける方にしか描けないということですが。

5

年下わんこ攻最高~

草間先生にしては明るいテイスト。
わんこ攻×美人受様。この年下わんこがスッゴイ可愛かったです。
年上専門の受様は課長(もちろんおっさんです。)が好きだったのですが
初めて年下わんこに特別な感情を抱きます。
もう~年下わんこがいちいち、課長の事となると嫉妬してムキになるのがなんとも
かわいい~
受様もそんな攻様をとっても可愛く、愛しく思っているのが凄く伝わってきて
さすが草間先生だな~っとため息ものです。
甘甘の草間先生とっても良かった~
2人で受様のお父さんの所に挨拶に行くたびに水をかけられるんですけど。
それでも何回も行くんですよね。2人で。
そこで墓穴を掘る受様の台詞にほんと笑いました。
家族の愛もさりげなく描かれていてとっても大好きな作品です。

5

年下の男

正午さぁぁああああんっ(* ´З`*)ハァハァ
買うつもりじゃなかったんだが、帯の見出しに犯られたw
「あなたの好きな大人のおとこじゃないけれど」
なんだその健気ワンコな台詞wときめくじゃないか!
お話も、タイトル見出しに負けない一途なお話でした。
取引先の若い社長と営業マン。
ほだされて、愛されて。
好きだったタイプの大人の男じゃない。
けれどそれが苦にならないくらい好きになっていく。
かわいいと思えてしまう。
そんなストーリーがとてもなにより可愛かった!
居心地が良くて、うれしくて。
年下の男に甘えてしまう。そんな正午さんの表情が好き。
正午さんを好きで好きでたまらない、それこそワンコな岡崎の
瞳のキラキラもまた美味しかった。
両親にご挨拶~な巻末。これもなかなかに好きです。
「入れられるのは」の大オチwwよもやまさかの展開には大笑いして
しまいまいました( ´∀`)ゲラゲラ

3

リーマンBLで一番好きです。

「マッチ売り」の二冊のあとに読みました。
随分毛色が違う作品で驚いたものの、がっつり読ませてくれて流石です!
草間さん、こういう普通の話も描かれるんですね。
いやあ、二人とも可愛くて、最後まで楽しませていただきました。

この話は、リーマンBLで一番好きです。初めて読んでから、他に400冊程BL漫画を読んで、リーマンものも数多くありましたが、矢張り今でも一番好きです。
くっついてしまう課程があまりに短かったので、此処ももう少し丁寧にやっていただけたら良かったなあと思いつつも、簡単に始まった本気もまたありかと思うので、これもまたよし。片想いは長かった訳ですし。

またいつか続編を描いて下さったらなあと思うのですが、描いていただけなくてもこの二人はずっとこのままなんだろうなあとほくほくしてしまいます。
末永く、お幸せに。

3

しっかりしているようでぬけている(笑)

面白かったー草間さんの漫画、好きですヾ(≧∇≦)
今回の話は毎話攻めの泣きオチというw

年下ワンコ攻めなんですが、ハジメよりもまひるさんがとても可愛く思えちゃいます♪
しっかりしているようで微妙にぬけているのです。
特に書き下ろし「三度目の夏」でのまひるさんの先走った応答には噴きました。
いやいやいや…お父さんはそんなカミングアウトを求めてなかったと思うよwww
あれですね、せっかく室内での対話に持ち込めたのに~次からはまた着替えとビーチサンダル持って行かねばならなくなりましたね(笑)
そしてそんなまひるさんから絶大な信頼を寄せられている五十嵐課長は素敵なオジサマです。
まひるさんと一緒に私もキュンキュンです。
カバー下の大人気ない対応もステキですw
でも家では立場弱そうです。
まひるさんのグルグル原因はほぼ五十嵐課長関連。

ハジメのまひるさん大好きー(ノ´∀`)ノっぷりが見てて可愛いです。
…「バスの人」って誰だよw

ハジメとの関係で父親との間に光が見えてきて良かったです(ノД`)
自分でもファザコンの延長って言ってるし…やっぱ寂しかったんだろうな…って思うから。

3

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