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表題作どのツラさげてスキだとか

金持ち・頭良し・顔良しの医者 宗方(25歳)
高校時代の同級生で自動車修理工 森川太一(25歳)

その他の収録作品

  • 手強いとわかっちゃいたけれど
  • その恋の名は、アラシ。
  • ひねくれ教授の恋
  • あとがき

あらすじ

高校卒業後、家業の自動車修理工場で働く太一は、恋に奥手な純情青年。ある日突然、エリート医師の宗方に愛の告白を受けるが・・・!?
(出版社より)

作品情報

作品名
どのツラさげてスキだとか
著者
桃井ジョン 
作画
桃井ジョン 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
ISBN
9784344821118
3.2

(4)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
13
評価数
4
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

おっさんのヨレヨレ加減が好きー!

この作家さん初読みなんですが、実は表紙のヤンキーっぽい受けにもちょっと注目だったのですが、裏を返したらおっさんがーーー!!
いい具合にくたびれたおっさんが、かわいい子を抱っこしてるんですv
おっさんに手招きされました、ハイ、、、
そうしましてお持ち帰りしましたら、本当、くたびれたおっさんで~♪
におってきそうなおっさん具合に、「いいな、おっさん、、」と思いましたw

表題は、田舎の実家の整備会社で整備工をしている主人公が、高校時代、頭も顔もよくて家が医者で金持ちというイケスカナイと思っていた元同級生に、とことん迫られるお話です。
身長差、身分差もさることながら、顔への落書きという、実にガキクサイ悪戯を久々に見て、やんちゃ臭くていいな~と、年寄り臭い事を想ったりしたのですv
そして、流されて何となく付き合い始めた二人。
受けちゃんは超ツンデレというか意地っ張り。
攻めちゃんと一緒にいてもコンプレックス刺激されまくりで、意地になってホテルに誘う受けちゃんv
何と!!ここで受けちゃん何を思ったかスネ毛をジョリジョリ・・・
剃毛ですわーー♪♪
攻め様にそこを見られて、そんな中途半端なと言われアソコも剃られてツ~ルツルww
これがおいしかったですねv

そして、出ましたオヤジ!
普段は格好いいのに、それは外でだけ。
家ではだらしなくて、汚くて、同居している年下の恋人(?)がとうとう愛想を尽かして家を出て行くんですが・・・
ヘタレて、しょぼくれて、真剣になって彼を探すおっさんが、健気でよかったです。
受けちゃん、可愛い顔してるのに、顎ヒゲがありました!!似合わないの~!

そしてラストの作品のおっさんは最高です!!
苔を研究している苔マニア?苔フェチ?
もう、苔しか興味がないっていう、そういう社会適応性の低いオヤジがいいのですv
ゼミ生が一人もいないからと、食事という餌で学生を一人釣って、何とかゼミを存続させているんですが、この生徒が実はビッチ!?
ソバカス顔っていうのが、何かすごくギャップ萌え呼びますv
で、おっさんは彼が放っておけなくなるのですが・・・
という、実はこの生徒の策略もあり、な、おっさん翻弄されまくりは、見ていてすごくすごく萌え心を刺激されますね♪
このおっさんモノ、すごく大好きです。

結構、どれも勢いがあって、フリーダムな雰囲気がします。
ヤンチャ系なのはおっさんも若者も一緒。
登場人物が生き生きしていて、魅力的でした。

1

かわいい意地っ張り

普通に髭があったり、スネ毛があったり、体つきもゴツゴツしているけど、でも、お顔はあくまでもきれいだったり、かわいかったり、それがちゃんと年相応で、なんかとっても安心して読める、BLらしいBLマンガ。
お話も、ギャグっぽくはっちゃけているところは、チビ絵に逃げたりせずにしっかりはっちゃけさせているし、シリアスに決めるところは、しっかりかっこよくきれいに決めている。
そんなメリハリがちゃんと効いていてわかりやすい。
エチの見せ方も、アングルがいい感じにチラ見せで、この位の方がかえって色っぽくて好き。

表題作のヤンデレやんちゃ系も、王道で良かったけど、最後の無精髭の変わり者大学教授には、グッと来た。
くたびれた後ろ向きなオッさんなのに、いざとなるとなかなかかっこよかった。

1

カッコ悪い所がイイ

表題作は少し急ぎ過ぎたのか森川の黒歴史を覆すようなエピソードもなく。
後押しらしい後押しもなく。
ちょっと失礼な女性陣と比較されるような感じでお付き合いが始まります。
続編で不細工なりの可愛さは感じられますが、後一歩ときめき不足な感じでした。

他2作品収録
「その恋の名は、アラシ」
ふらふらしていた2人が、なんだかんだと5年続いた意味。
40過ぎて犬食いする宏に、ダメンズ好きな嗜好が刺激されついきゅんとしてしまいます。
だからこそ、秋人の怒りも充分に理解できてしまい、よくある展開ですが本音と意地とやけくそが混ざる2人の痴話喧嘩を楽しく見守ることができました。

「ひねくれ教授の恋」
苔を愛する滝本のロマンが伝わりにくく、篠原の間抜けさと意外性にハマることも出来ず。
雰囲気に乗じて告白する篠原とその後の行動にちょっと不快感。
ただラスト2ページの翌朝の光景は、確かに美しくないけど嫌いじゃない清々しさがありました。

0

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