ワガママなアラブ王子×受難な大学生のアラビアン・ロマンス!

花嫁は熱砂に抱かれて

花嫁は熱砂に抱かれて
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レビュー数
1
得点
1
評価数
1件
平均
2 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥540(税抜)  ¥583(税込)
ISBN
9784044550332

あらすじ

アラブの国に旅行に訪れた透は、立入禁止の浜辺で溺れた所を王子・カディールに助けられる。何故か怒った様子の彼に困惑する透。実はその浜辺は神聖な場所で、そこで出会った者は結ばれる運命といわれ…!?
(出版社より)

表題作花嫁は熱砂に抱かれて

カディール・サルマン・シャミード 第二王子
透 大学生 19歳

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いきなり結婚!?

 アラブの小国を旅行で訪れた透は、知らず知らず入り込んでしまった浜辺で溺れてしまう。
 そこに助けに現れたのは、精悍で美しい王子・カディール。
 後で、カディールから教えられて知ったのだが、実はその浜辺は侵入禁止の聖なる浜辺だったのだ。
 おまけに、その浜辺は「此の地で口づけた者は結ばれる運命にある」といういわくつきの場所だった。
 カディールは、掟に従って宮殿へと連れてきた透と「結婚するつもりだ」と言い出す。
 そして、透にも結婚する準備をすると言い出し、この国の歴史を覚えるための授業や、エステを受けさせようとする。
 透は、男の自分と結婚なんてとんでもないと考え、何としてでもこの結婚を取りやめさせたいと考えるが、何せカディールは自分の命の恩人。何とか角が立たないように結婚を取り止める方法はないかと考えるけれど、そうこうしているうちに、今度は、「妻の心得だ」と言い、ベッドまで共にさせられてしまう。

 という感じの話でした。
 まぁ、よくあるいやよいやよも好きのうち! という感じの話でしょうか?

 外国に行ったらそこの国の文化に巻き込まれて、知らない間に花嫁候続き補になっていて。
 何とか逃げようとするけど、向こうはこの国の法律だから逃げられなくて。
 無理やり手篭めにされちゃって、一緒に過ごしているうちに相手に惚れてしまう――。

 ざくっと説明するとそんな感じですね。
 本当に本当によくあるパターン。

 個人的には、そんな簡単に男の人を嫁にはできないだろうと思うし。
 いくらなんでも、カディールの気持ちが分かりにく過ぎる! といいたいです。
 実は、「~から好きだった」って言われても、具体的な言葉は口にしない、透の意見は聞かない、で。
 どこでどうやってわかれというんだろうか……と考えてしまいました。

 おまけに、ラストが唐突。
 いきなり「結婚します」と言われても、男同士の上に、生まれ育った国が違うから文化も違うし、言葉も違うのに、そんなに簡単に結婚を決めてもいいの!? と言いたい。
 更に言うなら、カディール側の両親にはあっさりOKもらっちゃってるけど、透の側の家族にはまったく許可をもらってないのに、そんなに簡単に結婚決めるなんて――と青くなりそうです。
 だって大事な息子が海外旅行している間に、「男と結婚しました」って言って帰ってきたら私でも気を失う(苦笑)
 まぁ、所詮小説なんで、その辺りは夢物語でいいのかもしれませんが。

 実はこれを読む前にこの人が先に書いてたアラブシリーズを読んだんですが。
 個人的にはそっちのラストの方が好きでした。
 ただ、二つ続けて同じようなラストにしてしまうと、面白みがなくなっちゃったから、今度は変えたのかなー……? とは思ってますが。

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