欲張りで、いじらしい孔だな。

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表題作鬼の花嫁~仙桃艶夜~

鬼の王 神威
鬼の花嫁として育てられた両性具有の青年 桃霞

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

両性具有の桃霞は、鬼の王・神威に花嫁として捧げられることに。
だが桃霞を待ち受けていたのは、狂乱の宴だった――

邪悪な鬼が跋扈する時代――両性具有の桃霞は、無法を働く鬼のもとへ人身御供として嫁ぐことに。
だが鬼ヶ島への道中、都の使者より鬼殲滅作戦に協力せよと密命を受ける。人目を避けるように育てられ、
不遇に生きてきた桃霞。自由を欲し、心を決めた桃霞の前に、堂々とした体躯と野性的な艶で圧倒する鬼の
王・神威が現れる。神威は桃霞の肉体を荒々しく拓いた上、桃霞の秘所を配下へ惜しげもなくさらし…。
鬼たちの体液にまみれ快楽に堕ちていく。しかし非情な命を下した当人は、なぜか苛立たしげに見下ろすば
かり。その上、桃霞が嫁いでくるのをずっと待っていたと口づけ…

(出版社より)

作品情報

作品名
鬼の花嫁~仙桃艶夜~
著者
西野花 
イラスト
サクラサクヤ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576110097
3.2

(36)

(4)

萌々

(15)

(9)

中立

(3)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
9
得点
110
評価数
36
平均
3.2 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数9

大人のための桃太郎

桃太郎をベースにしたお話で、受けの桃霞がふたなりで、鬼のみんなに愛されちゃうお話です。

以前、他の作家さんのふたなりなお話を読んだ時は全然萌えれなかったんだけど、このお話は楽しめました。おまけに、いつもなら途中で飽きて読み飛ばすエッチシーンも、毎回ノリノリで読んでしまったし。
そして、攻め以外に受けが凌辱されるのも苦手だったんだけど、それも攻めの愛が感じられたからか、大丈夫でした。
ストーリーも、最後まで謎解きのようで面白かったです。
イラストもお話に合ってて、大人版桃太郎を堪能できました。

6

意外に萌えました

確かにエロシーンが多くて、ほとんどそれなんじゃ???と思うほどなんですが。意外と萌えました。
というのも、桃霞がだんだん惹かれていくのに共感できたからで、神威のキャラがよかったから。
部下たちとの様子から神威が信頼されているのも分かるし、誠実で愛情深そうないい人でした。ちょっとワイルド系のいい男。
桃霞の方も、割と最初の方から神威に惹かれているし、二人の間にちゃんと愛が感じられました。シチュエーションとしては、監禁凌辱・輪姦ありなんですけど、それらが納得できる背景にしてあるし、痛いシーンもないので、抵抗感はなかったです。

4

どーせなら

お供の三人にも犯されてしまえばよかったのに。。

おいといて

桃のヤツですwwまさかの桃。
夫になる男に毎日昼夜を問わず狂わされ
あまつさえ、複数の鬼にも犯される。
人の肌の感触さえ知らなかった体はみるみるまに~なお話。
エロてきな部分だけ言えば、さすが西野さん!
なのですが、やっぱり「女性器」の表現が多く
受ってどーしても女役だし、女ぽく見えてしまうというのを
加味すると、あんまりホモくさくなくなっちゃうなーというのが
一番の感想。
男同士であるというトキメキ要素が若干減ってる気がして
少々残念でございました。
お話の内容としてもまぁ、さらっと読了。

が!です。
うだうだ言いましたが、唯一のトキメキは
「女性器」含めの3点攻めww
や、乳首を攻められていたとすればまさかの4点攻でございます。
複数プレイだからこそ!というのもあるのですが
後ろも前もその前も。
これでもかっ!!な攻め苦にあえぐ受がイイ!!
容赦ない攻に感服でございます(≧◇≦)ノシ
毎度、他の男に犯されてる受を見ている攻の心理描写が
あったらもっと萌えるのになーと思いつつではありますが
幸せエンドでチャラ。 
あたま空っぽでも読める作品です。

2

確かに桃太郎

桃太郎だよ、というここのレビューを読んで「そうか、桃太郎か」と納得して読んでいたので、「桃太郎だ…」と萌え下がることはなく、楽しく読めました。(名前は桃霞[とうか])
一番の萌えどころは、フェロモン出てるイケメンな攻め。この攻めはかなりよかった。
ストーリーも大変面白かった、のですが、微妙に気になった点が二つ。

冒頭で、受けが剣術はかなりの腕前だという話が出てきたので、「これは受けが活躍する展開!」と思いながら読んでいたのですが、受けが戦うことはなく…。
クライマックス、敵に襲われたシーンにおいても、攻めが、受けの小太刀を使ってバッサバッサと敵をなぎ倒していました。
受けの剣術設定、なぜ出したのだろう…と感じてしまったのが一点。

また、モブ姦シーンがこの本の中核を担っていて。なぜ攻めがモブ姦を許したのかというのがキーワードなのですが。
それは受けを目覚めさせるためで、しかしモブ姦を断行しても目覚めない受けに焦っていた、と語られて、そうなのかと納得していたのですが。
「たとえ、お前が目覚めなくともいいと思っていたんだが──」
……あれ、そうなの?
目覚めなくてもいいと思っていたのなら、なぜモブ姦を…?と感じてしまいました。

気になったのはその二点くらい。
そこを気にしなければ大変楽しく読めました。
展開は割とあっさり目。ドロドロ展開はなく、攻めも一途で誠意あるいい攻め。
すっきりとした読了感です。

1

予想以上に桃太郎~

帯『欲張りで、いじらしい孔だな。』

BL版桃太郎+ふたなり設定。
最初の展開が予想以上に桃太郎でちょっと笑っちゃいました。
だってお爺さんは芝刈りしてるし、両性具有の桃霞[受]は18歳になったら鬼牙島に嫁に行く事になってるのですがその時のお供は都から来た猿田彦、犬季、雉吉だし、そしてその目的は鬼を退治する策略を秘めているという…まさに桃太郎。
しかし鬼牙島に着いてからはエロモードに入ります。
鬼の王、神威[攻]にまず初夜に尻をやられちゃいます、この時は後ろのみ。
それだけじゃなく他の鬼達にも次々にも犯されまくり、イキまくり。
ただこの時も後ろのみです。
元々桃霞が淫乱体質で、更に鬼の唾液には媚薬効果があるというエロ設定があるので被虐って感じではなくひたすらイキまくりの方のエロ。
緊縛、多人数プレイ、乳首イキ、トコロテン、尿道攻、潮吹きまでありのエロエロ、エロの嵐。
そして人間が攻めてきて、全ての謎が明かされてラブエンド。
もっとトンチキエロかと思ってたんですが、読み終えてみればそんなにトンチキ感は無かったのが不思議~。
ふたなり設定に抵抗が無くてエロをがっつり充電したい!っていう時に読むと楽しく読めると思いますです、はい。
サクラさんの挿絵は角の描き方がなかなか新鮮でした、こう描いてきたかーーみたいな。

7

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