ほのぼのラブカップル「みいくん」と「恵ちゃん」の天然ねこ系ボーイズラブ☆

コミック

  • いとしの猫っ毛

いとしの猫っ毛

itoshi no nekokke

猫毛般的可爱软发

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表題作いとしの猫っ毛

花菱美三郎,ポルノ小説家,24歳
沢田恵一,会社員,24歳

同時収録作品いとしの猫っ毛

フリーター 土屋春樹 21歳
北原千冬 31歳

その他の収録作品

  • 特別編「恵ちゃんのひみつ」のマキ
  • 特別編「みいくんのひみつ」のマキ
  • 人物紹介
  • あとがき

あらすじ

恋人のみいくんの元へ意を決して上京してきた、天然どさんこボーイの「恵ちゃん」。エセポルノ小説家でもある「みいくん」が管理人をする『またたび荘』が愛の巣になると思ったのに、個性的な住人たちに囲まれてなかなかラブラブ空気になれず。みいくんも恵ちゃんとのHの機会を狙うのだが・・・。
アンソロジー「Citron」でも大人気連載中。

作品情報

作品名
いとしの猫っ毛
著者
雲田はるこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
シリーズ
いとしの猫っ毛
発売日
ISBN
9784862639196
4

(236)

(116)

萌々

(55)

(41)

中立

(6)

趣味じゃない

(18)

レビュー数
30
得点
929
評価数
236
平均
4 / 5
神率
49.2%

レビュー投稿数30

山越え谷越え幸せに

まずこの表紙。
縁側で眼鏡掛けて読書をしているみいくんに、ちょっとイタズラ心で自身の髪の毛をフワフワさせる恵ちゃん。
「あぁきっと、幸せなんだな」
と素直に感じさせてくれる事に胸がキュンとなります。

小さな頃から片思いをしていて、お引越しを機に恵ちゃんに告白して付き合う事になったみいくん。
お付き合いはしているけれど、「えっちなんて無理」と笑って言われたみいくんは、恵ちゃんのその一言でバリバリのチキンになってました(笑)
6年遠距離で付き合って、恵ちゃんの一大決心で東京にお引越ししてきた事がたまらなく嬉しいけれど、勿論その先にも進みたいと当然の如く思う。
でもうまくいかなくて、恵ちゃんに嫌な思いさせたくなくて…と優しいみいくん。

兎に角可愛くて可愛くて仕方ないんですね、みいくんは。恵ちゃんに甘々(笑)
と言うより、天然で可愛くなっちゃう恵ちゃんが罪だと思う、みいくんの萌えツボ抑えまくり。
同い年なのに、まだまだ子供っぽいのは恵ちゃんで、無邪気さ過ぎてみいくんの気持ちを振り回しちゃいます。

でも、しっかり恵ちゃんだってみいくんの事を「恋人」って思って居た。
だからヤキモチだって妬くし、初めてそれを「苦しい」って思えた。
みいくんの方が少しだらしなくて、いつか来てくれると信じては居たけれど、信じるのが辛くて、寂しさを紛らわせる為に、遠距離中に浮気もしちゃう。
それを責めないのは、「東京に越して来たくても来なかった(来れなかった)」という負い目が恵ちゃんの中にあるからかなーと思いました。
簡単に決められない事だし、働かなきゃならないし、恵ちゃんの性格だから適当に家族に言い訳して来る事も嫌だったのかなと。
そのせいで、みいくんを不安がらせてしまったのを、自分は責められないと思って居るのかなと思いました。

それでも今2人で居る、ほのぼのあたたかい空気の中の幸せは、新鮮で嬉しくてたまらないでしょうね♪

最後の最後でちょびっとえっちをしてますよ、むふふ♪
何ででしょう、この2人のその姿を「嬉しい」と思うのは…まるで親心(笑)
でもみいくん、スピードキングの本領発揮だから…ね(笑)

先に進めば進むほど、幸せを感じたい2人です。大好きです。

雲田さんの絵柄は大好きで、懐かしさの中に今っぽさも兼ね備えられていて魅力的。
その上、ちょいちょい出てくる『とがらせる口』に色気やらエロさやら色んな物を感じられる!!

ほのぼの幸せーを感じるのにちょうどいい甘々加減で大好きです。

8

日常生活の中にある切なくも暖かい二人のドラマ

またたび荘にみーくんの恋人、恵ちゃんがやってきた!
という所から始まるこのお話、絵柄もそうですが、すべての雰囲気がほのぼのしていてとても癒されました♪
群像劇のような、いろんな人たちが出てくるところも好きでした。

みーくんと恵ちゃんは道産子ボーイで幼馴染同士。
二人は6年間の遠距離恋愛を経て、東京で再び再会したのでした。
みーくんは恵ちゃんのことがすごく好きですよね。
もちろん恵ちゃんもわざわざ東京に出て一緒に暮らそうって言うんだから、相当好きだと思うんだけど、でも。
でも恵ちゃんとみーくんの好きって同じ好きに見えないのってなんでだろう?
何となく恵ちゃんのラブって「友達として大好き」と「恋人として大好き」の両方を感じます。
みーくんのほうは真正のゲイってこともあってかな、恋愛対象としての恵ちゃんへのラブを感じます。
きっと幼馴染同士、周りの人たちには分らないような理解しあってる部分とかもあるんだろうな。
みーくんが寂しさのあまり浮気してしまっていたけど、そういうのも、恵ちゃんは許すとか許さないとかそんなんじゃなくて、二人が育てた絆があったからこそ、分かり合えるんだろうなと思いました。
人間の弱いところや汚い部分も描かれていて、ほのぼのしているけれど、決してお綺麗なばかりの漫画でもないように思いました。
またたび荘のほかの住人達も面白いし、今後も楽しみなシリーズでした。

3

色鉛筆みたい。

読み直しをし過ぎて本に変なくせがついてしまいました
本も猫っ毛。

カラーの一コマ非常に好きです。
みいくんが後ろから愛しのけいちゃんを
抱きしめるように座るところも
けいちゃんがみいくんのメガネかけちゃう
ところも。

幼馴染ならではの空気感があります。

道産子けいちゃんついに上京の巻です。

共同生活情報を知らなかったけいちゃんは
早速帰りたくなったりしますが、2人だけでは
気がつかなかったお互いのことや
色んな人との繋がりは、
2人にとって、大切な事なんだなと思いました。

2人の事を認めないおばあさまも
皆大切な人達です。
けいちゃんがおばあさまに
『僕も悩んで悩んで悩んで、美三郎さんを選んだんです』
と言うセリフが好きです

掃除後のやりとりで、髪どめしたまま
真面目に言っちゃうのも、好きです

特別編は最高でした。

ピースしながら成長していく
けいちゃん。
みいくん暗くて綺麗です。

最初はけいちゃんが好きになれず
無神経だな〜と勝手に思い込んだりしちゃいましたが
けいちゃんはきっと直感型なのかな
たんてき?
みいくんのどんよりには、けいちゃんの
笑顔は必要

2

個性が詰まった住人とほっこり下宿生活

かの有名な漫画を彷彿とさせる、今ではめっきり少なくなってしまった昔ながらの下宿が舞台。
住人は一人一人キャラが濃く、皆愛すべき人物です。
念願叶い、北海道からけいちゃんの元へやってきた田舎っ子みいくんは、住人に圧倒されつつも、徐々に下宿らいふに馴染んでゆきます。
けいちゃん&みいくんの微笑ましくほっこり暖かな生活模様が覗けて、とにかく癒されます。
縁側から見渡せる庭の木々、麻雀やお酒、小説に猫……
世界観がとにかく素敵なのです。

2

けいちゃんのふわふわ猫っ毛

この作品で雲田はるこ先生を知りました。
水彩画のようなふわふわした絵柄、ほっこり優しい気持ちになれる読後感。
ふんわりした幸せな心持になれる作品が大好きな私にとっては、お気に入りの一冊になりました。
猫っ毛のどさんこボーイけいちゃんと、その恋人みいくんの二人が主人公。
可愛い猫もたくさん出てきます。とにかく雲田先生の絵柄がとっても可愛い!
お互いがお互いのこと大好きなんだろうなぁ、ということがすべてのコマから伝わってきて思わずにやにや。
登場人物も優しい人ばかりで癒されます。
可愛いBLが読みたい人には是非おすすめしたいです!

2

この作品が収納されている本棚

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