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表題作昼下がりのスナイパー 危険な遊戯

謎の殺し屋 華門饒
元警視庁捜査一課の刑事の探偵 佐藤大牙・31歳

その他の収録作品

  • ガールズトーク
  • あとがき

あらすじ

私立探偵・佐藤大牙は凄腕の殺し屋・華門饒(かもん じょう)に抱かれているが、その関係は曖昧なまま。警察時代からの友人・鹿園の兄の妻から夫の浮気調査の依頼を受け、ホテルへ向かう。その浮気相手の美女は女装の香港マフィア・林輝(リン・フェイ)だった。驚く大牙へ林から、華門が林のもとに戻らなければ、大牙の周りの人間を殺すと電話が。大牙は華門をよびだし……⁉︎
(出版社より)

作品情報

作品名
昼下がりのスナイパー 危険な遊戯
著者
愁堂れな 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
暁のスナイパー 蘇る情痕
発売日
ISBN
9784344821989
3.3

(3)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
10
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

もうどれでもいいや

とにかくシリーズ作の多い、2時間サスペンスの女王愁堂れな。
これは、何シリーズだっけ?
多分シリーズ1作目既読想定で読んだけど、
うーん、読んだような、読んだことないような、、、、。
まあ、そんなことは特に問題にならない。
とりあえず、前作読んでいようがいまいが、ちゃんと設定はわかるように説明してくれる野で大丈夫。
ちょっとしたハラハラと、たっぷりしたエロエロを、さらっと笑いで包んで、気分転換の2時間のお楽しみ。
今回は、大河に報われない恋をしているロシアンこと鹿園の兄夫婦の浮気問題が大河の事務所に持ち込まれて・・・。
愁堂さんの作品の読みやすい所って、こういう所に登場する女性キャラが、画面に花を添えるためだけに登場する憎めない美人ちゃんな所かなぁ。
あんまりひどい女が登場したり、あんまりひどいトラウマネタ持ち込まれて疲れちゃったりしないから、安心してさらっと読み飛ばせるのよね。

2

お約束ははずさない!

謎の殺し屋・華門饒が、呼べば数コールで主人公大牙の元に駆けつけるという多分に相当なコメディであろう本作も3作目に突入、まだ続くそうですw
大牙の周りを固める見た目イケてるだけにカマなのが大変に残念な、カマカマネットの春香に麻生。
大牙大好きのかいがいしく世話を焼く元同僚の鹿園。
どう見ても20前半にしか見えない38歳魔性のゲイで大牙の兄・凌駕。
いつもの面々でにぎにぎしく、ガヤガヤしております♪

今回は警視庁キャリアである鹿園の兄の妻(華道家元のワガママお嬢様育ち)が、大牙の元に夫の浮気調査依頼を持ちこむことから始まるストーリー。
現場に貼り込むと、なんと浮気相手は前作で饒に激しく執着している女装が美しい香港マフィアの林だった!?
果たしてその真相は?

まったくもって、良く刑事をしていたよねというくらい大牙が使えない男です。
浮気依頼をされた時もいきなり、フリージャーナリストだからと麻生にコンタクトを取り、その依頼が信じられないからと鹿園にも明かし。
ダメダメ探偵である事が、今回の一件でよくわかりました。
結局、何一つ自分で解決してなくて、野次馬のようなカマカマ軍団とか、饒に助けてもらってるんだもんw
どんだけお姫さまなんだって・・・もう前作2本読んでるから知ってるけど(爆!)

今回も出ました!鹿園のフリルエプロン~かっこいいイケメンがフリルエプロンて萌えるじゃないかv
そして、何よりよくわかったのは、鹿園は大牙を一番好きかと思いきや、どうも兄ちゃんが一番なんだな~
兄ちゃんも弟が一番で、ラストに登場した凌駕とひょっとして!?みたいな予感を匂わせながら結局弟の話ばっかり?
もう!この兄弟は勝手に近親相姦でも何でもしててくださいなっ!!
しかも、兄ちゃんも弟と一緒でデキるのにそういう部分がバカ入ってるっていうギャップが何ともおかしい♪
えっ!?ひょっとして、主人公カプに萌えないで鹿園兄弟に萌えてるんじゃないか?私!って(大汗、、)

結局のところ、林が饒を欲しいが為に仕組んだワナだったのでありますが、この事件の中で大牙はとうとう饒に告白をします。
饒は、寡黙な人だからよくわかないけれど、何と言ってもストーカーしてるんじゃないか?大牙の家の天井に住んでるんじゃないか?(爆!)と思えるような素早さから見ても、間違いなく大牙が好きなんだとは思います。
殺し屋と元刑事の一般人、相入れない二人だけれど、大牙は饒に殺し屋を辞めてほしいと思っている、危ない事をしていなくなって欲しくないと思っている。
一体、この本カプの恋の行方はどうなるのでしょうか?

饒は、今までエチをする時全く服を脱がなかったのですが、今回は裸体を見せてくれました。
体中つぎはぎだらけで・・・改造人間かとおもうくらい奈良さんの絵迫力ありました。
毎回書くけれど、「新宿退屈男」と路線は同じですが、どうか収集がつかなくなる展開はしないでー!心配でなりませぬ。

2

スナイパーシリーズ第3作目

スナイパーシリーズ全6作の第3作目。

開店休業の「佐藤探偵事務所」のお次の依頼人は…
鹿園の兄で警察庁刑事局次長の超エリート・鹿園理一郎の妻。何と夫の浮気調査をして欲しいという。
鹿園兄が浮気なんてと信じられない大牙は、背後関係を調べようとする……と言えば聞こえはいいけど、大家の春香やルポライターの麻生、それどころか身内の鹿園にまでペラペラと喋っちゃうのね。
憎めないけどさ、ダメ探偵ですね〜。
指定されたホテルでみんなして張り込んでると、理一郎が会おうとしている女性は何とアノ林輝!(リン・フェイ。前作から読まないとわからないかも、です)
そして林は結局大牙に接触してきて、華門と大牙の関係に嫉妬しまくっている様子。
華門はといえば大牙が呼べばすぐにやってきて即ハメ…下品ですみません。愁堂れな先生はそんな下品な書き方はされてないですが、実際即ハメなんです。
そして、本作では初めて華門が服を脱ぐ!(奈良千春先生による全裸ショットあり)
傷だらけの身体を晒して、住む世界が違うと言う華門に『お前が好きだから ずっと一緒に…!』と告白する大牙。
その後から華門と大牙の関係はなんとも甘々な空気に。ちょっとは進展したかな。(でも華門の正体などはまだ分からず)

さて、自分探しの旅をしていたビッチ兄・凌駕は、今度は何と理一郎にロックオン⁉︎⁉︎

0

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