冷徹な秘書の躾は淫らに過激すぎて…!

被虐の檻

higyaku no ori

被虐の檻
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×28
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
7
得点
56
評価数
19件
平均
3.2 / 5
神率
5.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
シリーズ
B-PRINCE文庫(小説・アスキー・メディアワークス)
発売日
価格
¥690(税抜)  ¥745(税込)
ISBN
9784048701402

あらすじ

父の会社を継ぐため社長代理に就任した美暁は、「教育係」として宛がわれた父の秘書・柊に実兄とのふしだらな関係がバレてしまう。柊の怒りはすさまじく、美暁が二度と兄と関係を持たないよう、その日のうちに身体を奪われてしまう! 柊の愛撫は傲慢で激しく、実は恋愛経験がない美暁には官能が強すぎ痛いくらいで…! そんな柊の躾は酷い仕打ちのはずなのに、時折見せる柊の慈しむかのような表情に美暁の心は甘く疼き始め…。
(出版社より)

表題作被虐の檻

社長秘書 柊・33歳
SSメディカルの社長代理 篠原美暁・25歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数7

意外な後味

1冊すべて表題作です。美暁(受け)の視点でストーリーは進みます。

家庭は崩壊しているし、会社でも信頼できる味方はおらず、秘書の柊(攻め)からは陵辱されるという暗めの内容だったのですが、最終的には全て丸くおさまったハッピーエンドで意外にも後味が良かったです。

私は限定本「Sweet Heart」で番外編ショートを先に読んだので、もっとSMを楽しんでいるカップルかと思ったのですが、本編ではあまりそう感じなかったです。オムツをはかせるのも単なるプレイでなく、介護される身になってみろという意味がありましたし。

兄弟でエッチしているとはいえ最後の一線を超えていませんし、美月が罪を犯す理由も納得できるものでしたので、近親相姦やSMが得意でない自分にも大丈夫なうえ、本当の味方は誰なのかという推理的要素も楽しめる作品でした。イラストも作品と雰囲気がぴったりで素敵でした!

0

自分の萌え力のなさに負けた・・・

最初、美月との関係くらいまではふんふんと読めていたのです。
柊と美暁父の場面からどうもダメになってしまいました。
というのも、父は痴呆状態だから仕方ないにしても、柊の態度が酷過ぎる。たしかに美暁も子供な部分はあるのですが、年齢や生い立ちを考えればさもありなんという風に書かれてきているのに、その態度はないと思ってしまって、それ以後はずっとひっかかってました。
のちにその理由も明かされますが、それでも納得いきませんでした。

柊は美暁を子ども扱いしますが、柊の態度も十分に子供だし思いやりにかけると思うのです。美暁の行動はありがちで底も浅い。なのに、なぜそんな風にしか見てやれないのかわからず。柊の態度を肯定できるような描写がそれまでになかったこともその理由です。

全体的に必要な心情の描写が省かれており、そのために美暁が柊に思いを寄せるようになったのも理解できませんでした。オムツに失禁させられて、その相手に感謝などとてもできない。介護される側の身にもなれといいたいのはわかりますが、それとこれとは意味が違う。むしろ一緒くたにする方が介護をわかってないんじゃないかと憤りすら覚えてし続きまいました。

そんな状態だったのでとても感情移入できませんでした。せめてなぜそう思ったのか、丁寧に書いてくれれば私にもわかったのかもしれませんが・・・。読解力がなくて無理でした。すみません。。。

美月があっさり自首するのもわからない。あれだけテンパった美月の前でラブラブできる美暁の神経もわからない。と、理解できないことだらけのまま終わってしまいました。

高評価の方もいらっしゃるようなので、きっと萌え力が足りなかったのだと思います。
しばらく置いてからリベンジしてみようと思いました。

2

もっと評価されてほしい作品

おむつプレイが気になって買ったものの(笑)
読んでみるとかなり重厚なストーリーで予想外でした!
全体的に重い雰囲気ですが、
とにかく、先が気になって読み進めていくのが楽しかったです。
推理サスペンス系BLというだけあって伏線が張り巡らされてますし、
登場人物の心情の変化もじっくりと描かれていました。

受けの美暁の目線で話が進められていくので、
美暁ももちろん、特に柊の変化が楽しかった!
柊は前半まで本当に鬼畜で無感情な人として書かれていますが、
柊の心の内がじわじわと見え出す過程がたまらないんですね!
柊の属性として「ツンデレ」は表記されていませんが、彼こそ見事なツンデレを見せてくれたと思います!
彼のキャラは私かなり好きです・・・。最後まで読むべきです。男前でした。
前半と後半とで二人の関係がびっくりするくらいひっくりかえりましたねw
鞭からの飴、ちゃんと愛のある最後のHは見ていて読み手の私もなんだか達成感(笑)。
だって!前半のHは鬼畜プレイが苦手な私には正直苦痛でしかなっかたもの!w
あんなに険悪な雰囲気だった二人が最終的にただのバカップルになっ続きたラストは微笑ましかったです。
愛着の沸いてしまうカップルです。これからはどんどんバカになっていってほしい(笑)

最後は綺麗に伏線が回収されるので、二週目はまた違った目線で読めて楽しめます。
一つの物語として読むにも充分な面白さ、BLにはかかせない萌えもしっかり頂ける、
心に残る作品でした!すばらしい!

2

トラウマ

正直、こういったのは苦手です。
「BLはファンタジーだからハッピーでいてほしい」派なんです。
勿論最後は、ハッピーエンドといえるのですが、
何とも、胸がもやもやする感じが苦手です。
でも、途中で放棄することができなくて、
最後まで見届けてしまうほどのストーリということで「萌」評価です。

教育係の柊に、実兄との関係について、とがめられ、
代わりに柊と関係を持つようになる社長代理の美暁。
権謀うずまく会社で、社長になるために・・・
というものですが、

双子での関係、精神的に壊れた兄、親からの虐待・・・。
重いよ!恐いよ!!

実兄弟での性的関係について、コメディーでなら受け入れられるのですが、
ここまでシリアスで来られると、だめだ~!と
なってしまうんですよね。
でも、最後は晴れるようなラストで良かったです!

0

あら、ちょっとデカダンス?

おむつプレイ、ねちっこい説明に音付き。グッジョブです。
退廃的な兄弟の睦合い、画家の兄、美しい母の果て、父親との確執、おぞましく完成された1枚の絵。デカダン的要素てんこもり。
兄の代わりに毎日性的処理をしてやる、という秘書のやりかたにもマゾっ気がぞくぞくされます。
最後の締め方がものすごくよかったです。ラブラブ、お前が好きだー!みたいなはっきりした終わり方ではなく、でろでろデカダンな割にはストン、と腑に落ちる印象で読了できました。久々に心地の良い本と出会えました。

1

ただのオフィスラブかと思いきや

初めて読む作家さんでしたが読みやすい文章で、ハードな要素が多いもののうだうだした葛藤の描写もくどくなく、さらっと読めました。
おそらく目玉であろうと思われる、おむつプレイですが…さすがに受けが可哀想になりつつ笑、でも尿意を必至に我慢している受けがかわいかったです。
当初まったく普通の秘書×社長令息のリーマンものとして読んでいたのですが、中盤あたりで受けの兄が猟奇的な行動に走りはじめ、あれ?と思っているうちにお話は完全にサスペンスな流れに…ただのオフィスラブで、鬼畜なのはプレイだけであろうと踏んでいただけに予想外です。
主人公(受け)は母親に捨てられ父親にも顧みられず…という生い立ちのせいで頑なで利益主義な人間なのですが、攻めに教育されていくうちに、自分の考え方を改めていくことになります。
作中で攻めも言及していましたが、ツンツンしているように見えてかなり騙されやすく純情な子で、特に攻めに対する言動の端々に不器用さが垣間見えて、かわいらしいです。
そんな受けを飴とムチで立派な社長に育て上げていく攻め…ここまでで非常に私の好みだったのですが、後半の怒涛の展開に、事件の解決とともに続き、育ちつつあった二人の愛もまとめて一気に片づけられてしまったようで、少しさみしく感じました。

1

味方は一体誰?

ここ最近医療関係会社モノ続いていますね。
今回は、色々な萌え要素がてんこ盛り♪
まず、双子の兄弟の禁断の関係。
秘書と社長代理である主人公の下剋上的主従萌え。
その秘書が繰り出す、敬語攻めにオムツプレイのあげくの失禁!
主人公自体のドMの印象は受けなかったのですが、それでも酷くしてほしいという被虐趣味、そして抱えるトラウマ。
また、お話も時期社長のイスを巡る密かな争いに、一体主人公の本当の味方は誰?
彼に本当の愛情を与える人は誰?
結構シリアスに、まるで救いがないかのように展開していく謎の多い展開に一気読みです。
しかし、シリアスをかなり意識して描かれているようでいて、なんだろう?さほどの痛さを感じないのです。
多分、性格自体が痛いというものがなかったからかな?とも思えるのですが。
そして、ラストに至ってもその形は、表現は歪んでいても、皆愛していたんだよという、あまりに見えない愛に主人公が見えなくて苦しんでいたという救いの結末があったからかもしれませんね。

美暁の父親は脳梗塞で倒れ痴呆も発症し、現職復帰の見込みが立たない。
その息子として、父親から指名を受続きけ社長代理として勤めているが、古い役員達がその社長の座を虎視眈眈と狙い、駆け引きのやり取りを続けている。
父親の秘書である柊も、美暁の教育係としてつきっきりで側にいるが果たして信用できるのか?
そんなストレスがたまる美暁の唯一の慰めは、小さい頃に両親の離婚で離れ離れになった双子の弟の美月の存在。
その美月との禁断の関係を知った柊に、美暁は、彼と会うことを止められ、代わりに柊に身体を奪われる。

美暁の両親の離婚により受けたトラウマ。
母を慕っていた気持ちを、愛情を父親から受けられずに、いつも愛情に渇望していたこと。
そこから生まれる柊への嫉妬。
その嫉妬は柊への不信感へも繋がり、美暁に味方は一人もいないように見える。
愛が欲しくて、それでも懸命に突っ張っている美暁が痛々しい。

一方、終盤に明らかにされる美月の過去について、そして彼の本音について、恐ろしいものを感じるのだが、悲惨な結末は用意されていなかった。
また、彼も寂しく愛されたかった人だったのです。
だた、受けた仕打ちが酷いものであったため病んでしまったのかもしれません。
そういう意味で、自分的にはこの病んだ美月が大変に惹かれました。
いっそ、彼を狂わせて欲しかったです(嗜虐的?)
ラスト、救っちゃったからな~残念~

冒頭にも書いたように萌えテンコ盛りで、そういう意味ですごく楽しめました。
個人的にイラストの鬼塚さんが好きで、今回、中身はドロドロなのに、明るい色の表紙に少し驚きました。
人物は、一癖もふた癖もありそうな表情してますけどねww
多分、鬼塚さんイラストでなかったら手にしなかったと思うのですが、読んでよかった、と思えました。

4

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