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表題作花と牙 -美貌の退魔師、能勢頼人見参-

八口大介/陸自から来た新人(神獣と人間の混血)
能勢頼人/超常犯罪警視庁捜査4課長(退魔師)

あらすじ

超常犯罪を担当する警視庁捜査4課長の能勢頼人は、すらりとした肢体に不似合いな大刀を携える美貌の退魔師。とある事件の捜査中、富士樹海の洞窟で、銀色の鱗に覆われた異形の生物と遭遇したことをきっかけに、捜査4課には矢口大介というルーキーが加わる。大介の今どき珍しいほどの初心さを気に入り、妖艶な手管で翻弄してはほくそ笑む頼人だったが、次第にその純粋さにペースを乱されていき──。
(出版社より)

作品情報

作品名
花と牙 -美貌の退魔師、能勢頼人見参-
著者
水月真兎 
イラスト
立野真琴 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775516645
3.5

(2)

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萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

エロを抜いたらアニメに出来るね

退魔師や陰陽師、魔物に悪魔に神獣にとなんとも
豪華な面々が出てくる、だけど刑事ものなんです。
人間の仕業でない事件を扱う捜査4課でのお話で、
初めの事件で自衛隊の1部隊が訓練中に全滅する。
それは魔物の仕業で受け様が指揮を執る4課で捜査。
受け様は魔物を切ることが出来る朝霧という抜刀を
持っているのです。警官が常に大刀刃物携帯(笑)
そして陰陽師ものにありがちな魔道の存在ですね。
そこから出てきた魔物に全滅させられた場所へ
受け様たちは向い、そこで銀色に輝く鱗を持つ
生き物に出会う、受け様以外は魔物退治をしようと
しますが、受け様が陸自の生き残りだと・・・
そして受け様が見据えるのはその奥に見える不気味な
黒い影で、その銀色に輝く生き物は黒い影に攻撃を
そして黒い物体の腕を引きちぎった生き物は
理性を無くした状態で受け様へ、受け様は身ね打ちで
気絶させる、そして姿が人の姿に戻る・・・
その人が攻め様で魔物と人間の混血だったのです。
そして受け様はその正体を初めから知っているようで

まさにアクションファンタジーのようなお話です。
個人的に嫌いでないので一気に読みました。
混血の苦悩や、一般人とは違う高い能力故の悲しみ
何の為に生きるのか?みたいな内容です。
そこに、受け様と攻め様の魂の惹かれあいみたいな
運命のような恋愛を描いているのです。
BLとしてはイロモノ系ですがなかなか面白かった。
まぁ、ファンタジーが苦手な人はダメかも。

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