「おまえはバカだ」「うん、俺もそう思う」

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表題作この想いが届かなくても

顔も頭も良くモテて彼女が切れない大学生・柴田陽二
口は悪いが面倒見が良く攻様に片恋中の大学生・川島想

あらすじ

口は悪いけど面倒見がいい大学生の想は、頭脳明晰でカッコイイのに超ドヘタレな親友・陽二に、長年片思いをしていた。高校のときに陽二に頼まれたお昼のお弁当をいまでもせっせと作り、寂しがり屋で甘えん坊の陽二が「フラれた~」と泣きついてきては慰める毎日。そして、ついには【彼女にフラれた時限定】で身体を許してしまうが・・・。読めば必ずおなかがへる?愛をたっ~ぷりつめこんだ、デリシャスラブ!!v
(出版社より)

作品情報

作品名
この想いが届かなくても
著者
森本あき 
イラスト
相葉キョウコ 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861344879
2.5

(4)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
8
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ヘタレっていうか、おバカな攻めでした。

森本先生の作品ってありがちな話なんだけど安心して読めるので、個人的には好きです。
でもこの作品に関しては本っ当に驚くほどありがちな話でした。

想(受け)は高校生の時から親友の陽二(攻め)に片想いしています。
陽二は背が高く、誰から見てもカッコいい男で、いつも女から告白され付き合ってはフラれる。
そしてフラれるとやけ酒を飲み、酔っ払っては想に慰めを求めて彼を抱く。
想は慰めるためでも良いと彼に抱かれるのでした。

なんてありがちな話。
絶対他にもこの様な話があるだろう。
だからきっと何かヒネりがあるはずだよねと期待する私。
いやいや、全くヒネりもなく二人は恋人になって終わりましたよ。
えっ(;゚Д゚)! こ、これで終わりなのか!?って驚きました。
別におもしろくないわけではない。
でもあまりのヒネりのなさに、拍子抜けしました。
それに陽二ってヘタレっていうよりおバカっぽい。
「ありのままの自分を受け入れてくれる恋人」って、そんなんおるかーい!
もっと自分を磨け!ヽ(`Д´)ノと怒りたくなった。
ただ、想の作ったご飯が食べたくってたまらなかったです。

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