ずいぶんと敏感な――いや、いやらしい身体だな

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表題作金硝子の恋情

大道寺一正 母の実家の次期当主(義理の叔父)
森脇礫 無一文になったガラス工芸作家

あらすじ

友人に騙され無一文になってしまった森脇礫は、不本意ながらも絶縁状態だった亡き母の実家・大道寺家で暮らすことに。だが次期当主の一正は、そんな礫を財産目当てだと蔑むと「身体で稼がせてやる」と押し倒して・・・!?
(出版社より)

作品情報

作品名
金硝子の恋情
著者
浅見茉莉 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
ムービック
レーベル
LUNA NOVELS
発売日
ISBN
9784896017977
2.3

(3)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ちょっとわかりにくいかなー。

あらすじだけ見ると強引な感じの攻に受がお金のために…的な風に見えるんですが、お話はもっと入り組んでいて。
いや、一見、攻は受のことを財産目当てみたいに見てる風なんだけど、それも実はいろいろ事情があって…っていうちょっと最終的にサスペンス?っていうか犯人がいるみたいな(すごく下手くそな日本語ですいません)
ただ自分の感情だけで受とそういうふうに接してるわけでじゃないんですよね。
っていうか、「お前なんか出ていけ!」を前面に出した形だとわかりやすいんですけど、それっぽいことも言いつつ、やさしくしたり仲良くしたりだからややこしいんです。
攻の印象が最後の最後まで定まらない。
受の方もそんなだから、ちょっと信頼しかけては攻の言葉に崩され…みたいな感じで。
それでも、受の中では芽生えていくものがあるわけですが。
ちょっと捉えどころがなかったかもしれません。

あと。
織田さんのイラストもシーンによって印象がバラバラなんですよね。
表紙の感じだとちょっと勝気なところもありそうな感じなんですけど、シーンによってはもっと受け受けしいというかショタってるというか…。
途中で「アレ、こんな子だったっけ?」と前のイラストに戻ってみたり。

うーん、全体的に印象が定まらない感じでした。

2

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