僕が愛してあげる

僕が愛してあげる
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
12
評価数
4件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
媒体
コミック
出版社
新書館
シリーズ
Dear+コミックス(コミック・新書館)
発売日
価格
¥571(税抜)  ¥617(税込)
ISBN
9784403663086

あらすじ

ごく普通の大学生・篠原(ささはら)は、ある日、ひどく印象的な男・四の宮に出会う。彼の白い服には、人とぶつかった時にこぼされたジュースのしみが、赤い花のように散っていて――。その後、街で彼に再会し、二度目の偶然があったらお茶を飲もうと約束を交わした篠原だったが……?どうしても、あなたから目が離せない。ごく普通の大学生・篠原が出会った、運命の恋――。心揺さぶるドラマティック・ラブストーリー!!

表題作僕が愛してあげる

篠原立 英文科に通う大学二年生
四の宮譲

その他の収録作品

  • I pray

評価・レビューする

レビュー投稿数4

好きになれるキャラとは思ってませんでしたが

『もう君を待たない』で千束さんの元彼として登場して、波平君にとても酷いことをした四ノ宮君がまさか主役になるとは少し驚きでしたが、主役になるとまた見方は違ってくるものですね。
この巻では以前の四ノ宮君の悪いところはそれ程出てなかったので良かったです。
元々は四ノ宮君もとても健気な子だったと思うんですけど、とても真っ直ぐで純粋な篠原と出会って、四ノ宮君も人を愛することをまた思い出せばいいな~と思わせてくれました。
このカップルについてはまだ成長段階という感じです。
千束x波平カプのお話は同時収録作でちょこっと登場します。

0

嘘つきな男が主人公のスピンオフ

千束×波平シリーズのスピンオフ作品ですが、シリーズ未読でも本編では特に支障なかったです。ただ、描き下ろし「I pray…」にはシリーズの主役二人がメインで登場しますので、読んでいないと誰これ突然になります。

シリーズ4冊目「もう君を待たない」で千束の初めての相手である四の宮が主人公です。その本では、彼曰く、千束との関係をばらされないために、自分に好意を持つ友人・ヒルマンとキスをしていて彼氏の千束に怒られて裏切られたという背景があります。

今回は、四の宮(しのみや・受け)のために三郎というヤクザの舎弟がイギリス渡英費用を持ち出し、組の制裁を受けて命を落とすという事件があったという経緯を踏まえ、出会った大学生・篠原(ささはら・攻め)との恋愛模様です。

普通の大学生にとって、過去がある四の宮は複雑すぎて手に負えない。元彼氏の千束も、三郎の組の若頭・相馬もそう思ったのですが…。散々嘘をつかれた篠原ですが、四の宮の真実に気がついてくれて良かったです。

四の宮は仕事何をしているのかな、相馬との関係は?三郎と知り合ったきっかけは?と疑問はありますが、ととりあえずハッピーエンド続きで良かったです。カバー下の四の宮の白い服に言及する信原も面白かったです。

1

キツイ言葉の鎧

千束さんシリーズの『もう君を待たない』に登場した、千束の元彼の、四の宮のラブストーリーになります。前回登場した時は、波平に酷いことをして嫌いなキャラだったのですが、今回は四の宮の可愛い一面を見れて、好感が持てました。

大学生の篠原は、白い服に赤いジュースをかけられても平然としている四の宮を見かけます。その後も偶然出会って、仲良くなっていきます。
身体の関係になっても、本音を言わずにキツイ言葉しか聞けない四の宮に、イライラしだす篠原。四の宮に冷たく当たるのが嫌で避けている時に、雨の中濡れるのも構わずに、篠原の教科書をコートで大事そうに抱えている姿を見付けます。試しに会いたいとメールを打ってみると、嬉しそうな顔をする四の宮。
四の宮は、過去の経験から、キツイ言葉を鎧にして本当の部分を隠していたのです。ふとした態度で、本音が見えていたことに気付いた篠原は、四の宮の自分への気持ちを確信するのです。自分は汚いから綺麗なものは似合わないと、わざと刹那的に生きる四の宮が、胸に痛かったです。
言葉に頼っていた篠原が、そう見せない時も四の宮の気持ちを間違えないと決意した時には、やっと四の宮も続き幸せになれると嬉しくなりました。

最後に千束と波平も登場して、四の宮たちの幸せを願う二人に、ホッコリと胸が温かくなりました。

1

どうか幸あれ!

『もう君を待たない』で出てきた千束さんの元恋人・四の宮の救済漫画です。
波平の元彼とワンセットで出てきて、ふたりの仲を引かっ気まわしてくれてハラハラさせてくれた四の宮。登場は終わったものと思ってましたが、まさか主人公でお話を書かれていたとは驚いた。
どうにも影な雰囲気が漂うキャラで、本編シリーズの主人公カプの攻・千束との過去の関わりもあり、他にもまだ何かある?と匂うキャラではあったけれど、ピンでスポットが当たるキャラには見えなかった。正直お邪魔虫として現れた彼に好感は持てなかった。
そんな風に思っていたのに、いざ彼の辛い過去経験が分かってしまうと駄目ですね。現金なものでとたんに気分は「四の宮さん是非幸せになって!」と思ってしまう。

全体の雰囲気は四の宮の過去が過去なだけにシリアスで重苦しい空気が漂うものの、攻めの年下大学生・篠原の明るさや年下らしい溌剌さが話を暗くさせすぎない。後半は四の宮の陰に引き摺られてしまうのだが・・・

初めはカフェで店員に飲み物を零され服を汚された名前も知らない人(四の宮)、でもとても印象的で目が離せない人だったと思う篠原。
偶然は重なるもの続きで、その次の出会いでは言葉を交わし、そして次の偶然では次に会った時名前を教えて貰う約束をする。それだけで有頂天に喜ぶ篠原だが、そこから彼の試練の始まりなのです。
一介の大学生の篠原には四の宮は複雑すぎて、上手くいくと見せかけてこの恋は簡単には成就しない。
途中、体は繋げても心は篠原の一方通行でという期間がある。篠原ばかりが好きで一生懸命で、その気持ちに応えるふりで、本当のところは応えていない。穏やかだけどどこか陰がある笑みでもってその気持ちをさらっとかわす四の宮。

自分は汚れているから、汚れた者は汚れた者らしく振舞うのだとでも言いたげな行動が、痛々しいのです。
優しくされ嬉しかったり、いつもよりも甘く感じる吐息を篠原に気取られた瞬間、自分は真っ白ではない綺麗じゃないんだから、そんなふう優しく甘く接するなと頑ななスレた態度を取ってしまう。
それに振り回される篠原。
ふんばれ!持ちこたえろ!
思わず応援してしまった。

篠原の事が好きな大学の同級生(女)の嘘をつくエピソードを何故挟むのか?と初めは思ったが、嘘つきであるという所が重要で、彼女と四の宮の言葉どちらも真実ではなく嘘である。
嘘という共通点、彼女は何故嘘をついて自分をよく見せようとするのか?四の宮は何故スレたような嘘の態度を取るのか?話の流れ、四の宮の過去を考えると、なるほどなと思わされました。無駄に思える部分は無駄ではなかった。

『I pray』では千束&波平がいつものカフェから篠原&四の宮を見かけ、彼らの自分たちの関係やこれからを何気ない、だけど色々思う所があるんだ、という雰囲気で語る短編でした。
逆に本編では、幸せそうな千束&波平を篠原&四の宮が眺めてというシーンがありました。向ける視線が対照的。

4

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