“同い年”の義父と息子――凌辱の螺旋。

駄目な男

駄目な男
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
29
評価数
9件
平均
3.4 / 5
神率
33.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
学習研究社
シリーズ
もえぎ文庫(小説・学習研究社)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784059041399

あらすじ

科学者・櫻川康平と警察官僚の緋崎真澄は、高校時代の同級生だが「義理の父子」という特異な関係にある。そして康平にとって真澄は「初めての男」でもあった。
ある春の盛り、康平は三年ぶりにアメリカから帰国するが、康平の妻で真澄の母の暢子は住居を引き払い姿を消していた。康平は彼女の手掛かりを真澄に求めるが、真澄はそれを嘲笑うかのように加虐的かつ歪な愛で康平を翻弄する。
真澄が巡らせる凌辱の罠と深い愛執。そこから康平が見出す答えとは――。
(出版社より)

表題作駄目な男

義理の息子の警察官僚 緋崎真澄・33歳
同級生で義父の科学者 櫻川康平・33歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数6

攻も受も駄目な男

攻も受も頭いい人なのにとにかく駄目で残念な人。
でも、天然ボケだけどKYではないみたいな残念さ?
作者言う通りスペックは駄目じゃないです、確かに。
そして評判通りのヤンデレ。ヤンデレって好みではないですが、
この話のヤンデレは好きかも。

攻である真澄の壊れっぷりがまた豪快。
一見壊れてるように見えなくてしかも頭脳明晰でクール、
なのにとことん壊れてるのって個人的にはかなり好きです。
しかも半ば強姦のように受を抱いてしまう無茶っぷりがまたいいです。
そして強気な割に実はかなり弱気な所もいいかな。

個人的には受の康平が元気過ぎるかな?でも一般的には受けそうです。
何だか始終騒ぎ回ってるような印象残ってます。
あと、学者で大学の先生な割に口調が乱暴なのが不自然な気もします。
康平ももっと落ち着いた性格だったらな、と思わなくもないです。
その方が駄目っぷりも上がったような。

とは言え落ち着きのない無鉄砲な性格だからこそ、
同級生の母親と結婚する、なんて事をした訳ではあるんだと思いますが。

そして当て馬の千歳がまた結構壊れている。
この人が1番続き何考えてるのかわからない。

水戸先生なので濡れシーンはかなり読あります。
かなり濃厚で強姦入りでちょいSMっぽさも入ってます。
が、3Pは意外にそうでもなかったような。
3Pなのでそれなり濃いですが他の濡れ場の方がよっぽど濃厚。
そこがちょっと残念でした。

1

ゾクゾクっと寒気を感じる病み具合です。

数か月前に読み、レビューの下書きを書いて保存していたのですが、
購入して読んだ当初から、どういう経緯で知ったのかは何故か覚えていません。
同い年なのに義父と息子?と何だか ややこしいけど、義父子モノ好きとしては
気になって見過ごせなくて、古本で購入しました。

以前、他の作家さんで年下の叔父と年上の甥という設定の作品を読みましたが、
その時は読み終わるまで ずっと混乱したまま読み終わったので、
この作品は同い年なのに義父と息子という設定で、読んでいて混乱しないかと
気になっていましたが、今回は そんなに混乱することはありませんでした。
今回は攻めの病み具合に気を取られていたので、読んでいたら親子関係を
気にする時がありませんでした。

攻めも、受けのライバルも、駄目というより狂っていると言うほうが
合っているように思いました。
受けは最後まで根本的に狂っているわけではなく、
何だかんだで攻めから逃げられず離れられないので、
受けは駄目な男というのは合っていると思いました。

攻めの受けに対する執着は、読んでいてゾッとしました。
今まで病み系の作品を続き何冊か読みましたが、ゾクゾクっとしても
寒気を感じたことは ありませんでした。
しかも、個人に対して病んでいる作品は たくさん書かれていると思いますが、
この作品は個人に対してではなく、作品全体が病んでいるというか、
本そのものから病みや執着が放出されているような感じがしました。
読んでいて、実際に背筋がゾクゾクっと寒気を感じたのは、この作品が初めてです。
ホラーなどは苦手ですが、この作品は大丈夫でした。
本格的なホラー系の作品じゃなくて良かったと思いました。
今回のゾッとする寒気は、良い刺激になりました。

攻めにとっては、今回、完全に壊れきってしまう前に
受けを手に入れることが出来て、本当に良かったと思います。
受け視点で描かれていたので、始めは攻めに対して
あまり良い印象を持っていませんでしたが、攻めの過去を知ったら、
受けよりも攻めに対する好感度のほうが高くなりました。

最後に敵視されていた千歳くんと合意でない3Pの場面がありますが、
読んでいて辛くなりました。

特に千歳くんは健気だと思いました。
何年も、どんなことをしても、絶対に想いが叶わないのに、
それでも好きな人のためなら、どんなことでもしてしまうほどで、
心が壊れてしまったのではないかと、千歳くんのことが心配になりました。
千歳くんには、もっと良い人が現れると良いなと思いました。

今回の評価は、「萌」と「神」で少し迷いました。
本そのものから病みや執着が漂ってきていると感じなければ、
あまり迷うことなく「萌」評価ですませたのですが、
本から作品の世界観が滲み出てくる感覚になるのは非常に珍しいので、
「神」にする価値があるといっても過言ではないと思いました。
しかし、読んでいて「神」にするほど萌えたのかというと、
それは無かったので、今回は「萌」評価にしました。
気持ちは、『一部「神」を含んだ「萌」』です。

2

もや……もやもや!!

歪み・執着攻めや、読後のもやもや感、好きです(きっぱり)

基本的にヤってばかりいるお話でなんでもやもやするかっていうと、やっぱり
・真澄(攻)の母親の思惑
・康平(受)の真澄に対する思いは本当に恋愛の愛なのか?
というのがぼやけてるせいかなぁと。

ほぼ最後まで、真澄→康平→真澄の母という矢印関係で進んでいます。
康平と真澄の母は夫婦だけど一緒に暮らしていなくて体の関係も無い、
真澄と康平はなんやかんや言いながら体の関係があり、康平もそこまで嫌がってない。

やっぱキーマンは真澄の母ですよね。
康平を縛り付けるための結婚だとしても、それで真澄が壊れちゃったら意味無いし……
自分の人生を予感してないとかなり博打な計画だと思うんですよねー。
もし計画だったとして、開始から完結までおよそ14年。
やっぱりちょっと無理がある…ような気がするなぁ。
14年でケリが付くとまでは思っていなかったのかも。

なんとなくハッピーエンド風味なんですけど、やっぱり真澄は壊れてると思います。
この真澄を見る康平の視線が、恋人のものというより、父親のものに近いような気がす続きるんですよ。
いや、父親で間違いは無いんですが…w

最後にもひとつ気になるのが、当て馬の千歳くん。彼の今後が一番不安ですw

1

お気に入り小説

33歳!?という衝撃で買いました。33歳以上、しかも同級生で父と子の関係である・・・。
設定がごちゃごちゃしているように見えて結構あっさり読めました
お前本当に33か!と突っ込みたくなるような可愛さです(受けが)
受けが全然20代に見える(*'▽'*)♪

サマミヤアカザさんの表紙を美麗でした。手にとってみると・・おお・・美しい・・・と見惚れてしまいます!
最後はハッピーエンド?で終わったか分かんないですね。途中でライバルが何か二人でヤってる最中に来ますし・・(攻めがなんか呼んで)
もう結ばれろ!と思います。攻めは受けに歪んだ愛を持っているなーとじわじわ考えさせられますw

0

駄目さが最高に萌w

顔と勉強面での頭脳は2人とも抜群にいいのに、
相手が絡むとどうしようもなく2人とも駄目なところが良かったです!
まさにタイトル通りですねwww
特に攻めの真澄さん。
最初の方はとても完璧な方として描かれていたのですが、(康平さんは最初から乙でしたw
後半になるにつれて、どんどん駄目っぷりが露わになっていくのが良かったですbb

そして、H度低めなもえぎ文庫にしては、
プレイとか、いろいろ比較的エロエロなお話でした///
そして、もえぎ文庫様は、学生モノ(受け、もしくは攻め、もしくは両方が学生)が
多い気がしますが、2人とも33歳と大人の男性なのが珍しいなーと思いましたw

受けのライバルキャラの千歳くん、受け目線で読んでいくと超ムカつきますが、
客観的に見れば、とても健気なんですよね。(それが多少歪んでいたとしてもw
というか健気すぎですw
好きな相手のためにあそこまでできませんw
真澄さん以外で、良い出会いに巡り逢えたら良いです。

0

頭いいのに残念な人達だねwww

水戸泉さんだから絶対エロエロよね?と思った通り、今回は60%くらいやってばっかりいました~♪♪
これは攻め様が、頭よくてエリートなのにどっか壊れた、冷静に見ると残念な人(爆!)題名・・・駄目な男・・・になってますが、確かに駄目だろうw
受けも、学者様で頭いいんですが何気に流され侍でなんだかんだと攻めに反抗するけど本当は嫌がってなくて、やっぱり何となく駄目な感じの残念な人。
駄目駄目同士、イイカップルだったんじゃないかしらw

何と言っても設定が同い年の義父と息子っていうのがビックリ!
攻め・真澄のお母さんに惚れて19で母親を亡くした受け・康平が猛烈アタックして結婚したんですが、その条件として男女の関係なしよ、って@@!
そんなの有り?
だだっ子のわがままをしようがないわね~と言って戸籍を汚すくらいならいいわよ、っていう大人の余裕でしょうか?
ラストのラストになって、そうだったのかな~?とは思う部分があるにはあるんだけど、これはひょっとして息子への母親の思いやり?とも・・・そういう点は全く明らかにされずにエンドになっているので、全体から推測ですw
高校時代、真澄は康平続きを犯っちゃってるんですよ。
そして、ずるずると関係が続いて、アメリカへ渡る3年前までも続いていたって。
そして帰国して、音信不通だった妻である真澄の母親の居所を探そうとするのですが。
ここで、康平、本気で探す気ないんじゃない?って思うわけで。
真澄は知らないといって、探偵でも雇って調べようとすると真澄にクギを指されてやめちゃう。
調べるならいくらでも方法あるのに、これ絶対最初からあきらめてるよね、、と思うわけで、彼にとって結婚に何の意味があったかさっぱりわかんないのですが、読んでいくと・・・康平、鈍感!!
だからこそ、ラストの一応のハッピーエンドで、ハハ~ン、、と思うわけですv

そういう意味で、余りストーリー入りこんじゃいけないですね。
単純にそういう障害はあまり考えずに、二人の気持ちがどうなっていくか、そしてどんなエロをするか、それだけ見てればいいような気がしました。
康平視点なんで、彼の気持ちが中心ですが、やはり注目は真澄!
彼の壊れ具合を楽しみましょう~歪んでますからw
最後、高校時代のブレザーを買ってくるところなんか、すごい執着だよね、と駄目押ししてますよね(笑)

こういうシリアスにエロ展開するお話って、頭の中で真逆のお笑い展開を想像して読むクセがあります、自分。
そうすると、何か面白くよめるんですよ!(邪道かしらw)これはまさにそれに最適な展開のお話でした♪
真澄の母=康平の妻が、何気に策士めいているようで・・・やっぱり、母と子だったんだよね。

3

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