陥落

陥落
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レビュー数
2
得点
8
評価数
4件
平均
2.5 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
海王社
シリーズ
ガッシュ文庫(小説・海王社)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784877245948

あらすじ

日本の競馬界に参入してきたのはアラブの王子。
傲慢な彼の手口に翻弄され、悦楽の世界に貶められる……。産油国の美しき王子×サラブレッドファームの御曹司、嫌悪はいつしか激しい愛に変わる--。

(出版社より)

表題作陥落

リドワーン 王族 世界有数の馬主
椿野紀一 サラブレッド牧場のブリーダー

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レビュー投稿数2

ちょっと物足りない。

 サラブレッド牧場・椿野ファームの子息である紀一は、二度と会いたくなかった男とG1レースが行われているドバイで再会する。
 相手は世界有数の馬主であるアラブの王子・リドワーン。
 彼との出会いはパリ――凱旋門賞のパーティで、だった。

 当時、彼の経営する会社が日本進出するのに辺り、周辺の農場の人や土地を買いあさるやり口が許せなくて、直談判した紀一に、彼は取引として身体を望んだのだ。
 紀一はそのことに屈辱を覚えながらも、取引のためなら、とその条件を飲んだ。
 当然、その関係は一夜限りで終わるはずだった。
 けれど、再会したリドワーンは再度、紀一と関係を持つことを望み、半ば無理やり自室に連れ込んだ紀一を力で押さえつけ、無理やり関係を持った。
 そして更に、勝手に紀一を自国へと連れ去り、後宮へと閉じ込める。
 紀一は持ち前の気の強さで、それに対して、「食事をしない」という方法で抵抗を始めるが……

 という話でした。
 なんというか、思ったよりもあっさりした話でした。
 ジャンルで言うと「監禁モノ」ってことになるんだと思うんですが、物語がテンポよく進みすぎて、紀続き一が介抱されるまでたかだか十日。おまけに、そのうちの半分くらいは、自分をかばって怪我をしたリドワーンの様子を確認するために、紀一が自分で残ったから、飛行機の時間とか入れたら実質監禁されていたのは五日以下……。

 これでは、勝手ないいぐさですが、監禁モノとしては物足りない!

 もうちょっと紆余曲折あってもよかったと思ったんですが……。
 まぁ、ハンストという手段に出られて、ずるずる引き延ばしたら、紀一の命に関わるので、引き伸ばせなかった、というのもあるんだと思いますが。

 それから、この作者さんの書くものにしては、案外普通だなー……と。
 いや、他の作品ってもっと触手とか、監禁ドロドロとかいろいろあったのに、今回はやけにあっさりと、命がけの講義した聖かもしれませんが、攻めが引き下がったような気がして……。

 まぁ、受けの命がけの抗議に、あっさりほだされる攻めというのはそれなりにかわいかったので、ヨシとしますが。

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陥落

この作者さんの本は、ハードでHがメイン感じの本が多いので、それを期待していたけれど、思ったよりハードでもHでもなかったかな。

私の好きな傲慢攻めだったけど、受けの紀一がツンデレすぎて、意地を張ってばかりだったから、リドワーンにいたぶられている感じが多くて、愛が感じられなかったのがちょっと不満。紀一は最後の最後で自分の気持ちを認めようとしなかったしなあ・・・

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