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表題作Pink Piggy

木崎鷹也 高校生
永瀬あさひ 高校生

その他の収録作品

  • Pink Papillon 
  • Blue Bird
  • あとがき

あらすじ

あさひさえいれば、何もいらない。違う、あさひしかいらない。……あさひはそうじゃない事も、わかっているけれど。理不尽な運命に、体も心も傷ついた幼い頃、彼は鷹也の“たったひとつ”だった。それは今も変わらない、それどころか更に強く切ない冀求となり、鷹也を焼く。そんな高校二年、あさひが留学すると知り、鷹也は追いかける決意をする。一方、あさひには留学で解かなくてはならない過去の秘密があり──。

作品情報

作品名
Pink Piggy
著者
七地寧 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
大誠社
レーベル
LiLik文庫
発売日
ISBN
9784904835265
2.6

(3)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

執着するだけじゃないなにか・・・

「恐竜とハツカネズミ」つながり。
口絵の大きなふたりと小さなふたりが可愛い♪
Pink Piggy 心疾患を抱えた木崎鷹也の子供の頃の「こぶたちゃん」の愛称の意味もあるのかな?内容とはかけ離れたタイトルです。

鷹也は幼い頃、自分に手を差し伸べてくれた永瀬あさひを特別に思っていました。
それは鷹也が病気を克服して見目麗しい青年になっても変わりません。
あさひには秘密があり、それを知るために留学を決意しています。
もちろん鷹也もついていきます。
留学先であさひが誘拐されて・・・この事件が「恐竜と~」にリンクしていました。

普通の高校生同士のお話かな~なんて思っていたら起こる事件は国家級です。
あさひが誘拐されて「恐竜と~」にリンクしたあたりから、幹久とレックスの出番です。
特に同窓ということもあり、幹久がかなり事件とふたりに関わってきます。
私は「恐竜と~」を先に読んでいたのですが、こちらを先に読んでいたら印象が変わったかもしれません。
たしかにおっとりぼんやりに見える幹久も鷹也とあさひに比べるとずいぶんと年上なので当たり前なのかも・・・。

七地さんのお話を2作読んでふたりの互いが互いを思う関係性に注目してしまいます。
執着ももちろんあるのですが、それだけじゃない何か・・・他の作品も読んでみようと思います。

2

執着系読みたいときは七地さん?!

淡々と読んでて、今回のお話も執着系だな~と。
嫌いじゃないですvv

昔は病気のせいで太ってた事もあり、クラスのみんなからいじめの対象されていた鷹也。
そこに手を差し伸べてくれたのが、あさひ。
まあこれで鷹也があさひに執着していくのもわかります。
今では手術も無事に終了し、昔の面影がないくらいに男前に成長(そしてモデル)
今更ながら、周りの人間は手のひらを反すように近づいて来るのですがスルー。
とにかく、あさひだけでいい!!あさひさえ居ればいい!!
と一緒に居たいが為に留学までも。

そこからお話は急展開。
なんでも、あさひには過去に秘密が。
その事を知りたくてあさひは留学を決めたのですが、そこで明かされる秘密。
なんでも、あさひは生まれた時から被験体として研究所で育てられた過去を持つ。
そこで本当の両親の友人だった研究員が内部告発してあさひを助けてくれていた。
勿論その研究施設は閉鎖。
しかし、あさひが誘拐されて?!

その時に研究所長を務めていた人物が、また被験体としてあさひを誘拐。
あさひを助けるために、これまた新しいキャラが登場してくるわけです。
自分達の通った高校のOB達なんですが、なんだか凄い繋がりがあるみたいで。
その辺の急展開には目を瞑って(笑)まぁ助けられたわけです。

そこから今度はその繋がりから出てきたキャラにメインが移ってる気が。
その2人のお話で終了してました。
こちらのカップルもかなりの執着を攻めが見せてて
それを天然にスルーしてるかと思いきや、結構頭のいいキャラなのか、
この2人がこれから気になるところ。

1

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