警視庁十三階の罠

keishicho jyusankai no wana

警視庁十三階の罠
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
14
評価数
4件
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784199006197

あらすじ

警視庁公安部外事課勤務の刑事二人のエスピオナージ LOVE ロマン――。
(出版社より)

表題作警視庁十三階の罠

警視庁公安部外事1課第四係長 瑞木貴穂警視正
降格で引き抜かれたキャリア 綾瀬尚登

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数1

シリアスな仕事の現場が魅力的

前作「警視庁十三階にて」は瑞木警視正の強引ぶりに愛を感じないわーなんて、ちょっと渋い評価をしてしまったのですが、外事課の仕事としてはリアルを感じて好きな分類ではあったのです。
前作で”愛”なんて甘っちょろいものにこだわってしまったからいけなかったんですね。
今回2作目を読んで、この作品の、そして主人公の魅力にはまりました!!

「抱きたいから抱く。壊したいと思うから抱く」瑞木警視正のその態度は変わりません。
でもそれは綾瀬限定なんです。
憎いからとかそういうものじゃなくて、以前はサイボーグみたいな感情を表わさない綾瀬の顔を崩したい乱れさせてみたいという、それは欲情とも呼ぶものですけど、それだけじゃなくて綾瀬が瑞木内に秘めた熱の鎮静剤の役割をしているような感じもします。
綾瀬も、「抱かれたいから抱かれる。壊されたいから抱かれる」瑞木に巻き込まれた部分もあるものの、それは決して嫌じゃなくてその快感を認めている。
はっきりとした形で愛が見えないと嫌!という方には、この二人の関係はもやもやするものかもしれませんが、体も心も、存在そのものが瑞木の一部になっていく、たくましい片腕に続きなっていったそんなお話だったと思います。

今回の事件は警察内部でも重要な秘匿事項である外事3課の情報がネット流出したことが発端です。
それが、4課の頭脳・笹倉を人身御供にするような処分になったり、しまいには4課が追っている狸穴のスパイに関する解決事項へ繋がったという面白い展開を見せてくれました。
淡々と、派手な動きもなく進行していく様は前編同様にハラハラするものと緊張感を与えて、臨床感があります。

前作より綾瀬が進歩したな、と思う点は、瑞木が笹倉の処分とあらぬ疑いを掛けられた時に、笹倉の為に本気になって怒り、そして体を張って抗議した姿に、笹倉への嫉妬を感じてしまうと言う部分でしょう。
それは多分に恋人としてというのではなく、自分も笹倉と同じように仕事の面において信頼され重用される部下でありたいと願う理想の部下の姿でもあるのかもしれません。
また、今回も瑞木の兄”辻斬りの陸”が何気に登場して瑞木ラブなブラコンを見せています。
彼の登場はなんだか意味深で、ついつい深読みしたくなっちゃうんですよねv彼の事務次官との関係は一体どうなんだ!?(つい、ホモにしたくなっちゃうw)

この作品、とてもとても魅力的なのでまだシリーズ化して見せてほしいなとか思います。
淡々とした展開が宮本さんのイラストにまた合っているんだ!

2

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ