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表題作血の桎梏〜邂逅〜

殺し屋 ラシャ
人の意識を読むサイキック ライ・19歳

その他の収録作品

  • 番外編・変化の兆し
  • あとがき

あらすじ

人の意識を覗くことが可能な超能力者・ライは、特殊な武器を使う孤独な殺し屋・ラシャに拉致され、いわれなき凌辱を受ける。しかしライは、次第にその孤独な心に惹かれ、彼の愛の形を知る。
(出版社より)

作品情報

作品名
血の桎梏〜邂逅〜
著者
あすか 
イラスト
いさき李果 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫black
発売日
ISBN
9784592850762
2.7

(4)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
9
評価数
4
平均
2.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

猫のような謎の生き物に萌える

BLなのに、主人公よりこの摩訶不思議な生き物が気になって、気になって、こっちにすごい萌えを感じているって、、、よくあるんですよ(汗、)こういうあんまりラブに関係ない部分に萌えちゃうのってw
その生き物とは・・・一見猫のような、そして尻尾を使って器用に人間の手伝いをして・・・その外見はまるでピ●チュウか、ナウ●シカに出てくるテトとか、、、それをイメージしちゃうんですねv
しかも何か子供みたいでかわいくて、カレー!とかハンバーグ!とかステーキ!とかリクエストしてるのが。。。

さて、肝心のお話は題名に副題で~邂逅~とついているだけに何気に続編があるような気配を見せます。
何と言っても彼等の過去がほとんどわかりません。
その過去によって、彼等の抱えるもの、生きる道、それらが決まって、そして接点が生まれるからです。
舞台はSFチックに、帝国軍と連邦政府の宇宙戦争(←!!?)のその後のある惑星に移住した人々のお話。
人の意識を読むことのできるサイキックのライは、その能力で犯罪者等の走査記録を取る仕事をしている。
ただ、過去に弟を殺したという事実があり、自分が生きている意味が見出せないちょっと抜け殻のような人。
そんな彼がある晩であったのが、ラシャと呼ばれる指名手配のかかっている謎の暗殺者。
本当は顔を見られた事で、ラシャに殺されててもよかったのだが、ラシャと一緒に行動を共にしている猫のような生物・リーガとの賭けにより、生かされてラシャの下に監禁されることになる。

ラシャとリーガは互いの能力によりそれを使って仕事をしている。
何の感情もなく行う殺しに意味を持たせるために行われているのが、それをゲームにするリーガとの賭け。
ライの能力を知ったラシャが自ら自分の意識を読ませると、それは荒涼とした荒地で、そこに何も感情がない!?
そしてライはラシャにだんだんとある意味で惹かれていくのです。
そして、自ら死にたがり身体を張るライに、ラシャも・・・?

まだ愛だ、恋だ、そんな次元ではありません。
きっと、魂の接近と新たな感情のはじまりなんだろうか?そんなイメージを抱かせるので、続編が?という期待になったのですが。
死にたがる、身体でラシャに食い下がるライは決してMではありません。
彼の罪を誰かに攻められたかったライの自虐な部分も見られますが、そして、何か罪滅ぼしのような感情も見てとれるような気がするので、それがラシャに結びついていく描写は、なるほど~と思わせます。

ラシャもライもいさきさんのイラストはとても綺麗です。
特にライは銀髪のロングヘアに紫の瞳、ラシャは漆黒の闇に溶けそうな黒という、その二人の対比イメージが麗しい?
そして、リーガのかわいらしさ♪
登場人物達は、充分に魅力的です。
もっと彼等の話しを見たいな~と思わせます。

1

血の桎梏

思っていたよりエロくなかった。ふたりともなにを考えているのかわからないところがあって、最後まで想いが通じ合ったカンジがしなかった。

邂逅ってことは続編があるってことなのかな?

思いあってのセックスがなかったのがちょっと不満。

1

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