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表題作隣にいるのに、遠い

五十嵐大駕,モデル顔負けの容姿のイケメン
小野渚,親友だと思っていた攻様に告られた大学生

その他の収録作品

  • 片恋(描き下ろし)

あらすじ

中学からのくされ縁の渚と大駕。モデル顔負けの容姿でモテまくりの大駕は大学でも注目の的だが、渚にとってはただの友達。大駕が実は渚を特別な視線で見ていることなど全く気づいていないのだった。
そんなある日、酔った勢いで大駕とキスした渚は思わず感じてしまった自分に戸惑う。だけどそれ以来、大駕は渚を避けるようになって…⁉︎
すれ違う想いと持て余す熱情。描き下ろしを加えて待望の単行本化‼︎
(出版社より)

作品情報

作品名
隣にいるのに、遠い
著者
水名瀬雅良 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344822672
3

(14)

(1)

萌々

(3)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
40
評価数
14
平均
3 / 5
神率
7.1%

レビュー投稿数7

2時間サスペンス(⁈)

水名瀬先生の描く、若干のサスペンスタッチの両片想いストーリーです。
執着が過ぎる攻め、大駕はイケメンでモテるのに関わらず、渚にしかほぼ興味無く。それだけならまだしも、渚の周りにいる友人をも敵対視。渚に執着してる割には言い寄ってくる女どもとも関係を持ってたりして、(だって、渚を抱けないから?とか。欲望の吐け口?とか。)ハタ迷惑で少々自分勝手。その自分勝手な性格から事件に巻き込まれてしまいます。と、いうのが若干の、すぐ解決するので、火サス的な、土曜ワイド的な程度のサスペンスです。
渚は健全な男子なので…大駕が影響されて、フツーに過ごせるようになる事を切に願います。
描き下ろしは大駕の執着ぶりが垣間見れるショートストーリー。背筋がゾゾゾとする様な悪寒を感じます。

0

王道系だけどひとひねり

女性からモテモテの超絶イケメンが、実はずっと昔から親友に片想いをしていた…という、設定は王道系なんだけど、読んでいくと展開はなかなか!一味違う面白さがありました。
まず、想われている側の渚は、普通の明るい男の子。そこは普通。
恋をこじらせてる大駕は、牽制が凄くて周りは結構気付く位渚以外には冷たくて(本人の渚は全く気付かず)。
そんな渚が元カノから大駕と寝たと聞いて荒れて、酔って大駕の部屋にきた時に遂に渚にマジキスしてしまい、結局長年の想いを告白。なのに嫌われると思って渚から逃げたり、結構ヘタレなんですね。
逆に渚の方が驚きつつも大駕を受け入れていく感じ。受け入れられた大駕はクールを脱ぎ捨て優し〜い目で渚を見つめたりして、なんともデレ甘な男に。
ところが大駕に振られた女が2人の周辺に!
この女コワイー!BLにこんなの出さないで欲しいですよー。なんと大駕を脅すんですよね…陰湿。
ここでも頑張るのは渚の方。
女を撃退して、大駕をきちんとつなぎとめて。
絵柄的には、伝統的に長身で守る側っぽい攻めと華奢で女性的な受けなんだけど、内容は受けの方が性格が男前というひねりがあって面白かったです。(なんせ女に犯されそうになる攻めと、女に頭突きする受けですよ!)

1

近いからこそ、よく見えない

離れてみて、初めて全貌が見えてきます。

この話は衝撃的ですよ。
何が凄いかというと、攻めが緊縛、監禁されてしまいます。
受けが不貞の輩に体をまさぐられて……というパターンは
数多く存在しますが、攻めがそんな目に合う作品は
希少価値が高いと言えるでしょう。
水名瀬さんの絵は綺麗を通り越して美麗なので、
本当に攻めがイケメンでモテるというのが納得できます!
こんなに格好良かったら、監禁されても仕方ないですねw
受けと二人の時だけに見せる笑顔がとてつもなく輝いて見えました。
受けの彼女というだけで優しくして、別れた途端に冷たくなる。
受けに彼女が居ている時は特に荒れて、その辺の女を食っては捨て
……最低ですね!
しかし、BLにおいての最低男は受けにだけ優しい、
甘いという特性を持っているので
全然気になりませんし、どちらかと言えば大好物です!
受け溺愛攻め素敵じゃないですか!
むしろもっとやれ!という感じです。
モデルの女の顔を掴んで脅す受けは怖いけど、素敵でした。
惚れてるんだったらそれくらいしてくれないと駄目ですよね!

いやはや、美味しいお話でした。
書き下ろしの攻めの病みっぷりは、
良いヤンデレっぷりですので必見です。
邪魔な存在を排除しようとするのは愛故の行為ですよね!
ヤンデレ最高です!

7

是非長編で読みたかった……

初読み作家さんです。
イラストが綺麗でずっと気になっていて、やっと購入。

しかし、1冊分の話数で短いからか、展開がかなり急に感じました。
渚が大駕の気持ちを知ってから自分の気持ちについてぐるぐる悩むのですが、「キスされて嫌じゃないとか好き以外ないやろ!」と思わず突っ込んでしまいました……

あと、作中のキャラの性格の変化が激しかったです。
最初の方ピシッてしたイケメソ大駕が急に赤面キャラになったり、設定と思えば美味しいのですが、少し無理矢理感が否めませんでした。

あと女性がみんな姑息すぎます。
ある意味リアルなのかもしれないけれど。

ともあれイラストはとても綺麗なので、それだけで一読の価値あり!です。
BL初心者の方、王道読まれたい方、綺麗な絵柄が好きな方にはオススメです。

0

絵が綺麗過ぎます!

もともと水名瀬さんの絵柄は、小説挿絵で拝見していて好きだったんですが、漫画は読んだことがありませんでした。ルチルの記念小冊子で番外編を読んで、気になって買ってしまったんです(ルチルの思う壺ですか?私)。

ストーリーとしては、まあBL漫画の王道なんじゃないでしょうか。漫画は読み慣れていないので、そうじゃないかな、としか言えませんが。
ただ、キャラクターが好みだったんですよ。大駕(攻)がもうヘタレで!ヘタレ攻大好きなんです~。渚(受)も強気で男前でいいですね。

終盤、想いが通じた後のモデル女とのゴタゴタは、正直蛇足だったかな、と思わなくもないです。大駕、いくらヘタレだからって黙って言いなりは情けなさすぎる・・・結局、渚に助けてもらってるし。いえ、助けられるのがダメなんじゃないんですよ。でもあまりにも一方的な展開だったので。
前半の、2人の気持ちが近づいていく過程がよかったので、ラストにかけてがちょっと残念でした。どちらかと言うと、CPができあがるまでをもっとじっくり描いてくれた方がよかったですね。

しかし、なんと言っても水名瀬さんの絵が綺麗過ぎました。絵だけで評価がワンランクアップしたかもしれません。

7

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