あの伝説のシリーズがついに文庫で登場!

仮面 ペルソナ スタンレー・ホークの事件簿1

仮面 ペルソナ スタンレー・ホークの事件簿1
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×23
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
30
評価数
10件
平均
3.3 / 5
神率
20%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
角川文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784043702060

あらすじ

タフでクールな刑事スタンレーと、新たに赴任してきた貴族的な美貌の持ち主ロスフィールド警部、そして得体の知れない魅力を湛えた精神科医ジンが事件に挑む。三人のドラマチックな活躍を描く耽美の女王の代表作!
(出版社より)

表題作仮面 ペルソナ スタンレー・ホークの事件簿1

刑事 スタンレー・ホーク/精神科医 ジン・ミサオ
管理課長(警視) アリスター・ロスフィールド

その他の収録作品

  • 月光浴-ルナティック-
  • 特別付録 ウロボロス

評価・レビューする

レビュー投稿数3

ちょっと序盤が読みにくい

事件はかなり猟奇的。
でも、山藍さんの作品ですからね(笑
まあ、お馴染みでしょう。
ただ山藍作品の中では、外国人で外国舞台というのが気にならないようなら薄い(本当に)ですし、導入にはよいかもしれません。

********************
スタンレーはバージルシティ警察署の刑事、32歳。
記憶力抜群で、これまでも野生の勘で事件を解決してきました。

受けのロスフィールドは、管理官でスタンレーよりも年下ではありますが上官で、氷の美貌を持つ署の有名人。
********************

男の局部が切り取られる連続殺人。
そして被害者はみな、ゲイ。
そんな始まりの作品です。
ちょっと出だしはとっつきにくいかなあというのが印象でしたね。
別シリーズの『堕天使の島』の方が最初のとっかかりが良く内容はハードでも入っていけたのにおかしいなあとも思いますが、これも好みの問題なのかな。
ちょっと分厚い作品だったら、途中で投げ出してしまったかもしれません。
コミックを先に読んでいるのですが、そちらの方が読みやすいというのが個人的感想です。

あまり続き内容に触れない方が楽しめると思いますので詳しく事件自体には触れませんが、メインにはもう一人、署内のカウンセラーであるジン・ミサオがいます。
彼はロスフィールドとは色々な意味でただならぬ関係を五年間続けていて、恋人というならばスタンレーよりもジン。
ロスフィールド自身もジンへ依存していますし。
ロスフィールドにとっては今はジンだけいれば心の安寧は保てるのですが、いつかスタンレーに惹かれる時がやってくると察したジンが、ふたりに関係を持たせた形となっています。

こちらの作品、スタンレーと女性との絡みがしっかりありますので苦手な方は避けられた方が良いと思います。
そして事件はしっかりとは解決されておらず、謎を残したままになっておりますのでご注意を。
出来たら一冊にまとめて頂きたかったなと思います。

1

新しい試みだが…

これがシリーズものでなかったら、中立~萌の中間ぐらい。

スタンレー・ホークはヴァ―ジルシティ署の不良刑事。
オープニングの部分は山藍先生のHPでも読めます。

耽美でエロス祭典の山藍節はなく、むしろ短編集などでお目にかかる
ややブラックなミステリー方向、なのでありますが
だがしかし、ミステリー小説として読むとかなり物足りない。

イタコみたいな美しい男っていうコンセプトは悪くないけど、
どうもストーリーテリングが甘い気がするんですよ。
途中から細部の描写が弱くなってくるし。
そういうところは山藍先生、得意なはずなんですけどね…。

耽美調に語るミステリー小説、という新しい分野ではあるけれども
少なくともこの「Ⅰ」ではどっちつかずな印象が強いです。
ただし、Ⅱ以降から徐々に安定感が出てくるので、
Ⅰでギブアップしないほうがいいのも事実ですね。

それと、3Pはありません、念のため(笑)
ヤマーイ先生だからって、いくら小生がレビューしてるからって
エロエロとは限りません(笑)
ゆるい、不思議な三角関係はあります。三角関係というより、一種の共依存続きかも。




2

期待を裏切らない

読みたくて仕方なかった「スタンレー・ホーク」文庫版にて再登場です。
イラストがなくて、表紙だけっていうのがちょっと残念ではあるのですが、本仁さんによるコミックもそう遠くないうちにお目にかかれそうですので、それは良しとしましょう。
文庫・新装版は98年小説JUNEに掲載された短編が特別付録として載っていますので、それだけでもお買い得だと思います!

バツイチで自分勝手な捜査をする不良(w)刑事スタンレー・ホーク。
局部を切り落とされた男性の連続殺人事件が起きる中、美貌の上司であるアリスター・ロスフィールドによく似た人物の目撃談を得、今まで敬遠していたこの上司に注目しているうちだんだんと性的な意味で執着していくようになります。

事件としてもミステリー要素は充分にあります。
そのミステリアスさは、ロスフィールド自身にも、その隠された特異能力とともに怪しげな香りを発しています。
スタンレーはよくあるヤンチャおやじですv
彼のはすっぱさが、ロスフィールドの毒にやられて肉体関係に発展していく様はおとなの世界です。
一方、ポーカーフェイスでロスフィールドの何もかもを知ったよう続きな、彼の癒しとなる恋人で精神科医のシンの存在。
スタンレーによって、エネルギーの放出を、
シンによって精神バランスの癒しを、
二人から与えられる、ロスフィールドの三角関係はこれまた大人の世界。
事件を絡ませながら、この三角関係が進んでいく様はとても自分の好みの世界です。
時代は現代なのでしょうが、雰囲気として20世紀初頭の匂いを匂わせまる部分、耽美と呼んでいいのでしょう。

特別収録作品「ウロボロス」
これは中世の外国が舞台の話し。
死期を予言する預言者と、予言された王の衛兵との前世の因縁の話し。
サディスティックな歓びの前世に、そして永遠に結ばれることのない螺旋の運命が実に幻想的です。

通常の角川文庫として出ている本ですが、きっと冒頭のミステリー部分だけ見て何も知らずに本を買われた方は、男同志の性交が描かれる中身にびっくりするのかもww

5

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ