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ネコ侍 三十路 ネコのきもち

Nekozamurai Misoji Neko no Kimochi

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表題作ネコ侍 三十路 ネコのきもち

ヤマトに拾われた元寺稚児 万菊丸
三十路にて処女維新を目指す 伊福部ヤマト

その他の収録作品

  • 学校で教わらないお寺の話
  • 青春の傷跡
  • 第一次欲求
  • 第二次欲求

あらすじ

30代処女を受け止められるビッグサイズな男、坂本龍馬の尻を追っていくうちに、なぜか新選組に入隊してしまった乙女侍ヤマト。
沖田総司や土方歳三と悶着を起こしつつ、気がついたら龍馬を逃がした嫌疑をかけられてーー!?
一方、いつまでもヤマトの側に、との想いを秘めていた万菊丸は…!?
長いヤマトの旅の結末、ついに脱童貞なるか!?
待望のネコ侍完結編!!

(出版社より)

作品情報

作品名
ネコ侍 三十路 ネコのきもち
著者
九州男児 
媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
KAREN COMICS
発売日
ISBN
9784537127720
2.8

(8)

(0)

萌々

(2)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
21
評価数
8
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

いよいよ完結!

前巻は女性雑誌風の表紙でしたが、今回は何と!いや、、これ題字のフォントとか、表紙の構成とかまんま本家の雑誌と同じなんですけど(汗)
おまけに裏表紙は、某サイエンス●イエットのパロパッケージww
表紙デザイン、本当凝ってますなぁ~♪
そして、いよいよ完結です!

バックバージンを喪失したい(今回は”処女維新”という表現になっていた!?) ヤマトがうっかり入隊してしまった新撰組。
近藤はショタコンで問題外、土方はナルなポエマーで問題外、原田は筋肉バカで問題外。
ちょっといけそうなのがインテリの山南、あわや~が病弱な沖田・・・だったんですがwww
何気に、新鮮組の歴史に、そして幕末歴史にヤマトが絡んでしまっているのが爆笑!
以蔵はパブロフの犬だしw、薩長同盟は好きな竜馬の為にヤマトが成功させちゃったとかw、
結局、なんだかんだで巻き込まれ!?
この辺、彼等の武士道と思想は違えど恐るべし童貞のロストバージンへの執着!!

でも何より、意外な展開というかなるべくしてなったと思うのですが、きちんと愛があったんですよね!!
結構ツッコミ兼お世話役の万菊丸の存在。
そうだよね、そこまでしてそんなおバカなヤマトに、ついてくるって言うこと自体が・・・
展開はいつもの如くのおバカだったんだけど、万菊丸の健気が光っていました!
ラストの万菊丸の成長ぶりに、ヤマト待ったかいがあったよねvなんて思うと共に、オチの付け方がヤマトらしかった(笑!)
でも、ハッピーエンドだったからよかったねと思えるのでした。

2

そ、そうきたか…

ついに最終巻です。
三十路になってもまだ処女を奪ってくれる理想の男を探し求めてるヤマト。
果たしてめでたく処女喪失となるのか?そのお相手は?
はっきり言ってヤマトが処女喪失できようができなかろうが、相手が誰であろうが、ここまで追いかけてきた読者のほとんどが「そんなもんどうでもいいわ!」と言うと思います。残念ながらw
年齢関係なく、彼は「BLの受け」として大事なものを欠いている。腐女子に「私もち〇こ欲しい!」と言わしめるだけのネコ力がないのだ。残念ながらw
でも面白いんですよねぇ。趣味の分かれる作品だとは思いますが。

てゆかこのオチさー、
萌えるようで萌えないこのモヤモヤはなんなんだ!
私、万菊丸が大好きなんだよね。万菊丸って童貞じゃないのかな。
あ、わかった。ヤマトなんぞにかわゆい万菊丸の童貞をやるのは惜しすぎる…!←モヤモヤの理由はコレダ!

1

三十路ヤマト発進!!

帯『処女侍ヤマトの運命の恋、ついに完結!!』

先ず言いたい!自分はですねー、万菊丸が出て来た時から思っていたのですよーー!!万菊丸×ヤマトでいいんじゃないかと!!!
前作でおおっ来たかーー!!と行きかけてありゃってなっちゃったんですが、ずっとヤマトの相手は万菊丸だろうと信じてました!!
チルチルミチルじゃないけど探していた青い鳥は一番身近に居るのですよ、キリッ。

今回、ヤマトは新撰組に身を置いてなんだかんだありますが、処女を捨てそこなうパターンは一緒。
しかし今回の万菊丸は面構えからして今までとは一味違います、なんか男って感じがするーー!!!(まあ絵柄の変化とも言いますが)
そしてラストでついに来たかーー!!万菊丸×ヤマトが!!と思わせておいてこれかーー!!
いや、でもお医者さんに行った後は目出度くヤマトの処女喪失が待っている事でしょうな。何せ相手は百戦錬磨な男、万菊丸ですから任せたぜー!!
三十路男ヤマトおめでとうーーーと言いたいです、はい。
九州男児さんは、絵柄の変化かな?ちと線が乱暴でしたね。自分的には以前の方が好みだったなあ。

0

1読で強烈過ぎる印象を残す本

この人とは相性がいいのか悪いのか毎度毎度買っては1度で強烈過ぎる印象を自分に与え、2度は読まなくていい・・・orzと古本直行になってしまうという。
今回も「1度は読みたかった」でも「もう1度といわれると困る」(;´皿`)

ネコ侍もやっと最終巻。もう「終わっちゃえ!」と思ってしまうキャラクタですが、もっと一杯振り回し続けられたかった気もする。
「もう何でもいいから入れられるもんを入れとけよ!」
と思ってしまうくらいヤマトは年を食って劣化してるにも関わらず、とにかく贅沢で、手に入れるまでは何でもいいのかやっぱりと思うくらい貪欲にもかかわらず手に入りそうになったらくだらないこだわりをいろいろ見せて、また相手との相性にも恵まれない。
最初の頃はそれでももう一寸で結ばれそうなところまで来てたのに、この巻にいたってはもうエロイ展開にもなりそうもないくらいフラグがなく、その代わりに重要過ぎる歴史フラグがバンバカたっていくという・・・

最後の最後にボロボロになった挙句に今まで近くにいた子がやっと理想の男に育って拾ってくれたというのにああ、このヤマトって馬鹿は・・・orz 結局バージンは薄汚れたバージンのままという始末。

いや、本当にこの相手で卒業できるのか?
そもそもこいつもネコじゃなかったか?
やっぱ不安だ・・・個人的にはハッピーエンドとは認めがたいわけです。
どっちかというと「終われ」という投げやりなFinマークが正しいかなぁw

評価は平凡に「中立」としますが、「九州男児」という作者を「萌え」なんて尺度で測ったら評価を上げられるわけないでしょうが!(苦笑)
と思う私なのですけど、みなさまいかがなものでしょうか。
雑な描線に美形とは言いがたいキャラクタの乱舞(特にオヤジが多い)、下品なオチが残す強烈な印象は「萌え」とは方向性が違うと思うのです。

ほとんど全部のBL作家があらゆる方向から腐女子&腐男子の「萌え」に向かって思考模索している中、真反対の方向に向かって「さぁ捕まえてみろHAHAHA」と遁走しているような・・・。
「萌え」という尺度以外で計っていいなら、この本は神です。

1

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