憂鬱な朝2

yuuutsu na asa

憂鬱な朝2
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神8
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
51
評価数
11件
平均
4.6 / 5
神率
72.7%
著者
作品演出・監督
亀山俊樹
音楽
川中ゆかり
脚本
椎名理生
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
マリン・エンタテインメント
収録時間
138 分
枚数
2 枚
ふろく
フリートーク
別ディスクであり
発売日

あらすじ

僕の一部が死んでも、残りがお前の傍にあればいいんだ――
華族という特権階級の檻に囚われ、時代の波に翻弄される若き子爵と家令の恋、第2弾!!
それぞれの思いを胸に、関係が交錯していく――。
若き子爵と家令の恋を紡ぐ、クラシカルロマンの続編が登場!

表題作 憂鬱な朝2

久世暁人 → 羽多野渉

桂木智之 → 平川大輔

その他キャラ
石崎総一郎[前野智昭]/ 久世暁直[松山鷹志]/ 天宮林三郎[吉田裕秋]/ 石崎総右衛門[金光宣明]/ 桂木高之[宮林康]

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レビュー投稿数1

んー

評判のいい本作ですが、私はピンときませんでした。
ただマレに見るほど丁寧な演出がなされてて、脚本もBGMも素晴らしく、ドラマCDとしてのデキは最高だと思います。

気になったのは前作とまったく同じ部分で、「身分にこだわることは悪いこと、身分にこだわらないことはいいこと」という現代的な価値観ばかりを重視して描かれてるのが非常に残念でした。
当時の身分制度に徹底的にこだわって描かれた作品だからこそ、や、それこそがテーマといってもいい作品だからこそ、そのへんをもうちょい掘り下げてほしかったなと思いました。
極めて現代的で戦後的だなァと。
もちろんそういった側面はかなりあったんだと思いますが、彼らが守ろうとしてたものは地位や名誉だけでなく、古きよき品格の示し方であったというのもまた事実だと思うので…。西洋化されていき、外圧で日本の伝統や守るべき価値観までもが破壊されていくことに対する漠然とした不安感とか……まぁこのへんは語ると長くなるのでやめますがw

あとなんといっても、主役カップルの恋が結局「当人たち、てか受けの気持ちの問題だけ」になってるというのがある。
一番問題となるであろう親や家族は続きいない。実権を握る当主は攻め。
さらに主役カップル、とくに受けにはお金儲けの才能がばっちりあるから、意に添わない政略結婚をする理由が見いだせない。
受けは「身分制度などなくなる」と先見の明のある発言もしてるしさ。
物理的な万難を綺麗に排された状態でストーリーが進み、当主たる攻めは極めて現代的な価値観の持ち主で。
二人が付き合って困る人はいない。せいぜい悪口や噂を囁かれる程度だろうなと。
だから、どうしようもなく袋小路だという切迫感が薄いんです。
せっかくこういう時代を背景にしてるのに、時代的な障害は実はたいしたことがなくて、「受けが素直に正直なれば万事うまくいく」というBLによくある低めのハードルになってるのが残念だなと。
もちろん言葉の上では「家の存続ため」が語られるんですが、がんじがらめになって他の道が閉ざされてる“空気”があまりないんですよねぇ。

あと、攻めのは羽多野さんはとても良かったんですが、受けの平川さんはもうちょい感情を出さない演技のほうが良かったなァと思いました。

話はまだまだ続きます。
ちなみに、ここに書いたことは、高いレベルでの不満です。なので評価は萌えで。

2

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