てっちゃん、今入れてるのはどっちだかわかる?

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表題作三人遊び

幼馴染/ 教師の武田滋 ・ 同級生の和泉京介
高校2年生 花岡哲平

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

高校二年の夏。哲平は幼なじみの京介と滋と体の関係を持ってしまう。初めての体を二人がかりで開発され、哲平は激しい快楽に溺れるが……。

高校二年の夏。哲平は幼なじみの二人――同い年で優等生の京介と哲平たちの高校の英語教師・滋――と体の関係を持ってしまった。遊びのルールは一つだけ。三人でプレイすること。はじめての体を二人がかりで開発され、激しい快楽に溺れる日々。しかし、快感を求めるだけのセックスに疑問を抱く哲平は、二人との温度差に悩み始める。そんな折、好きだと告白してきたクラスメートの樫井とも関係を持ってしまうのだが…。幼なじみたちの歪んだ関係の結末は――。ヤンデレたちの饗宴ループ。

(出版社より)

作品情報

作品名
三人遊び
著者
丸木文華 
イラスト
丸木文華 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576111100
2.9

(42)

(1)

萌々

(12)

(18)

中立

(7)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
12
得点
114
評価数
42
平均
2.9 / 5
神率
2.4%

レビュー投稿数12

あれっ、思っていたのと違う…

っていう言葉(感想?)が随所に似合うストーリーかなあ、と。

初彼女と初えっちを目論んでいたのにキスさえうまくいかなくて早々にフラレてしまう主人公・哲平と、
「慣れちゃえば失敗しなくなる」と彼を言いくるめてキスやセックスを実地で教えてゆく幼なじみ(同い年)・京介と、
そんな2人を鷹揚に眺めて茶化してたはずなのに本気になってた幼なじみ(12歳歳上で教師)・滋と。

ついでに、単に「えろえろさんにんぷれい」を読みたかっただけのわたしも、まさかのダブルヤンデレオチにそんな感想を抱きました。どうりでいろいろ甘さより苦さのが際立つワケだ…。ヤンデレかぁ。(遠い目)

騙し騙しの初挿入で、「なにするの?」状態の受けがよくわかってないままに挿入されてしまい、挿れられて気づいて「抜けよ!」と抵抗しだす、というのもある意味、王道の(?)パターンというか、何度か読んだことはあるんですが、
それを美味しく感じたのは、この作品が初めてだったかも。

…受けが媚薬っぽいの使われてて、痛がらなかったからかな。「中にアル」ことを混乱しつつも自覚して、それを本能的に拒否しつつも気持ち良くなっちゃう、っていう、どこまでいっても流され体質な哲平の反応が、なんか良いのです。
彼が感じる潜在的な恐怖を、それより強い快楽の風で掻き回してうやむやにする、そしてもう戻れない場所にまで強引に押し流す、っていうプレイの感じも、京介のヤンデレ臭ダダ洩れなキャラクターに似合っていると思う。

あとがきで、丸木さんが「例の事件を最初にやろうって言い出したのは、どちらだったと思いますか?」と問われてたのですが、
それが滋だったらめちゃめちゃ怖いから、そっちのがいいな、と思いました。

そんなヤンデレループなお話でした。

1

禁じられた遊び?

まあーっ、本当!どうしようもない奴らばっかしでね、、、
この主人公達三人、攻めは一人はガキ引きずったヤンデレで、もう一人も大人のくせにこいつもヤンデレで、一番バカなのが受けで流されタイプでお子様でね。
唯一まともと思われたアテ馬の存在も、これもまた最後どうも・・・
スッキリ爽やか!なエンドでないところ、いつもの丸木節でこれがまた魅力なんですよww

受けになる主人公・哲平。
これが、頑張って進学校へ入ったんだけどちょっと不良っぽいのがカッコイイと思ってる、まあよくある男子像ではあるんですが、楽な方、気持ちいい方へ流されるタイプなんですね。←これが原因!
やっと出来た彼女に舞いあがっていたら、キスが下手っていわれて振られちゃう。
落ち込んでいるのを、幼なじみで学校の英語教師の滋の家へグチこぼしに行くと、同じ幼馴染で同い年の京介もやってきて、やけ酒を飲んだ哲平が「オレを慰めろ」と行ったのがきっかけで、まず京介が哲平を・・・
自慰の延長のような行為が始まっているのに、大人で先生でもある滋は止めるどころか、そそられるからって参加しちゃう。
この滋も本当、大人げない!
そして、それから子供の頃の3人遊びのように3人で、と言う条件でただれた遊びが始まるんですが・・・

京介には、家の事情で切羽詰まっていてという理由もあったらしいが、優等生の顔をしていて一番子供っぽい考え方をした一番病んでる執着を見せる人だったな~。
滋は、それがわかっていて大人の分別を発動させるどころか面白がってというか、これがまた子供思考でだんだん執着していくし。
女装エッチとか、お道具が出なかっただけまともかも・・・いつも3人でやってるのは常軌を逸脱してるかww
家も近所だし、やりまくり!!
哲平の妹の彼氏で、哲平と仲が良く、何かと哲平を構う樫井が哲平を好きと言いだして、哲平の変化に気がついて哲平は樫井とも関係を持つのですが、ここには一応恋愛と言う形が成立しそうな予感はあるんです。
だけど、哲平がだらしないから、京介達の嫉妬を買うわけで脅しがはいるんですよ。

ラストに至っては、二人が哲平に「遊び」って言ったからって本当は「好き」って知らなかったから・・・という、結局ひきもどされてしまうような、流され絶好調!な元の鞘に?
しかも樫井はあきらめるどころか?
哲平、駄目だな、、、アンタの性格がこのままじゃもうアンタは女王様と言われながら実は執着にギチギチにがんじがらめに絡め取られた奴隷決定だよな。。。
と、ほの暗い3P話なのでありましたw
このヤンデレ×流され、気持ちよくないけど嫌いじゃなくて、どっちかっていうと・・・好き・・・デスw

3

三人だけで

帯『てっちゃん、今入れてるのはどっちだかわかる?』

同級生と一回り年上の2人ので合計3人の幼馴染な関係の哲平〔受〕と同級生の京介〔攻〕、そして京都の滋〔攻〕
哲平はキスが下手っていう理由で初めて付き合った女の子にフラれちゃうんですが、哲平がそれを慰めて行く内にキスをする流れになっちゃいます。
そして手は下半身へと伸びて行き、慌てる哲平ですがこんなのオナニーみたいなもんだよ的な台詞で流されちゃって、更に見るだけで関わらなかった滋も途中からプレイに加わってきますですよ、はい!
2人の男の手管で与えられる快感にメロメロになる哲平。
目隠し3Pや、あと女装プレイが2回もありましたよ!女子高生服と普通の女装と2パターン!
京介はけろっと「これはゲーム、僕らが昔やったゲームだよ」と言う。
子供の頃に魔界ゲームというので彼らは遊んでいたんですね、そのゲームのルールはたった一つ「三人でプレイすること」

これでいいのかなー俺、と思いつつも快楽に負けて京介と滋に抱かれる2人。
そんな矢先に哲平は悪友に誘われホテルへ行きやってしまいます。
ルールが破られた時、何が起きるのか……!!!

途中までは丸木さんの病攻めにしては執着度がちょっと薄いなーとか思ってたら最後にどんでん返しがありました!

あとがきにもありましたが、確かに自分も滋みたいな一見執着してそうな男の執着の方が怖いと思う……。
個人的には丸木さんはもっと深い病み攻めでドロドロしてる作品の方が好きだなあ、でも執着病み攻は好みなのでそれなりに楽しくは読みましたです。

2

ヤンデレ幼馴染たちとの遊びとは

終盤に向かうにつれて、「丸木作品が、これで終わるはずがない」と何度思ったことか!
そして最後にどーん!と種明かし…ぞわ~っ!
やっぱりね!そうこなくっちゃ!(笑)
とりあえず、当て馬存在の樫井が一番まともで、一番可哀想です…!

登場人物の3人は昔からの幼馴染。
受けの哲平は小柄で女顔で、恋愛の経験も皆無で、物語の序盤でやっとできた彼女と
キスで失敗し、『脱・童貞!』を夢見ていたものの、その前に振られてしまいます。

攻め①京介は、王子系眼鏡イケメンで、成績優秀な優等生。
哲平に対し、幼少時から『てっちゃん』と懐いており、優しげな雰囲気ですが
最初から執着・ヤンデレ具合が結構見えております。

そして攻め②の滋は哲平達よりも12歳年上の男前で、哲平達の通う高校の教師で、
最初はストッパー的な、割と常識人ぽい立ち位置なのですが、最初だけです。(笑)

哲平がキスを失敗したことにより彼女に振られ、攻めズに愚痴っていたところ、
そこに京介が突然キスをしてきます。『慣れればいいだけ、俺が教えてあげる、
次付き合う彼女にてっちゃんがバカにされないように――――』
酒で酔っぱらっていた哲平は京介に流されるまま、そしてそこに滋も参戦し、
3人での行為が始まってしまいます。

無知で素直な哲平は、信用している幼馴染からの言葉に流されるまま、
『小学生のときにやっていたRPGゲームと同じだ』『遊びのルールはひとつだけ、
3人でプレイすること』だと囁かれ、最初は抵抗や恐怖もあったものの、
忘れられない快感に溺れ、哲平もそのループから抜け出せなくなります。

そこに、つるんでいた不良の樫井も絡んできたりと哲平は大忙しで、
そして最後の最後にどかーんです!(笑)

例の事件が起きたことからなんとなーく想像はついていたものの、
終盤では幼馴染たちの歪み具合が明かされ、これから哲平と、あと樫井もどうなって
しまうのか…きっと明るいものではないことは間違いない。という締め方が
これぞ丸木ワールド!でした。

ヤンデレ幼馴染、黒い執着ものがお好きな方におすすめです。

1

やっぱり丸木作品

表紙がエロくてネットじゃないと恥ずかしくて買えません。

ストーリーもイラストも丸木先生によるもの。
受けはかわいい系無知の男子高校生。
攻めは幼馴染の2人。

ゲーム感覚が怖くなり逃げようとする受けですが最後は(隠れ?)ヤンデレにつかまってます。エッチシーンが多く、女装シーンも2回あり、萌えます。また滋兄は乳首攻めがお好きらしく、弄られすぎて乳首がシャツの上からでもわかるぐらい大きくなってるって!!

もともと高校生設定?だったためか、見た目も普通に男子高校生3人という感じです。
樫井のイラストが想像では滋みたいな感じだったので、イラストにはびっくりしました。

ただ狂おしいほど受けが大好き!!!っていうより実は水面下で愛してるんだって感じだったので、私的に萌え評価は普通です。

1

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