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伝えることが歯がゆくて 伝わることが こんなにも愛おしい
雲之助先生の本、初めて買わせて頂きました。
大学一ユルイ男、大島翔×大学一カタイ男、安藤祐一というカップリングです。
絵の雰囲気や、空気がほのぼのしていて、かなり好みです。
安藤の気高い感じも良いんですが、あたしは飄々としてるキャラが大好きなのでやっぱり大島が大好きになりました!
大好きな本の一つですっ!!
いつも雲之助さんのキャラは「笑顔が最高!!!」 と思っているのですが、控え目キャラも最高ですね〃〃
というか、無表情だからこそ見開きのインパクトがっっっ><
あっ。主人公二人があんまり芝居しないので、安藤の妹さんが思いっっっきり芝居してますwww
イキイキしてますwww
さて、本編の感想は前のレビュアー様と同じです。本当に幸せになれる漫画です!!
川辺りのシーン……最高です(;-;) 涙が止まりませんでした。大好きです。
さらに、私が推したいのはエピローグw
『幸せになるのさ』で気になっていた大島の笑い上戸っぷりが楽し過ぎますwww
そして、酒が入っても変わらない安藤……何気にエロいです〃
小松と歩くんは相変わらず可愛いし……
この4人はいつまでも見ていたいですwww
次の雲之助さんの作品も期待します!!
初読のときに評価だけ入れてました。
読み返してみたら「萌2」。
おそらくこの作品が、今のわたしの3大萌え要素の1つである「生真面目すぎる人物」萌えの原点だったのではないかと。
初体験というのはどんなことでも衝撃的なものですが、回数を重ねるとその感動は薄れていってしまうんだなあ。
楽しく遊べるなら、相手の性別は問わない大島翔(かける)。
大学一の成績を誇る、真面目すぎるほど真面目な安藤祐一。
あるとき、大島が男子学生とキスしているところを安藤に目撃されたことから、2人に接点が出来て…、という話。
雲之助さんはグッとくる言葉選び/使いが巧い作家さんだなあと。
今回久々に読み返して、レビューを入れようと開いてみたら「神」評価が確定していたことにびっくり。
おそらく〆の流れに圧倒されて、ふらふら〜っと「神」を押したんだろうなと推測できるくらい、ラストが秀逸です。
ただある程度BL作品と慣れ親しんできた今、しっかりと読み返すと「むむむ」という点はあるのです。
一番「むむむ」だったのは、安藤祐一のトラウマが完全にとばっちりというか、相手の八つ当たりでしかないところ。
いじめっ子といじめられっ子がいたから適切に対処した→好きな子をいじめたいタイプのいじめっ子に詰られた→自分は余計なことをしてしまったのか…?というショックを受けたのですが、それよりもいじめられてた方の子が安藤祐一に好意を抱いていたよう見える方が気になる。
もじもじとお礼を言う相手に対して、紋切り型の返事をして、がっかりした顔をされてましたよね。
そういうところに気付かない、言われないと分からないというのが生真面目くんのおいしいところでもあり、もどかしいところでもあるのですが、この件がいつまでも棘のように心に刺さっているというのが、ちょっと「?」でした。
彼の恋が成就していた確率とか計算して、自分のせいじゃないって答えを出して忘れそうなものなのになあと。
再読したら、遊び人が労せず欲しいものを手に入れる感じのストーリー。
だけど可愛いところはたくさんあります。
フルネーム呼びが可愛い。
超ブラコンの妹が可愛い。
とか。
ラストはふらふら〜っと「神」を押すくらいに秀逸。
ぜひこちらは体感してみてください。
この本を読む度に、泣いてしまいます。
チャラくておちゃらけた攻め×真面目でお固い受け
ドンピシャで大好きでした!
受けの真面目さが、攻めにはむず痒くも、
誠実な返答にだんだん愛おしさを感じていき、
攻めの明るくライトな考え方に、
過去の過ちの捉え方を変えられる、
そんなお話です。
また、受けの家族描写があるのですが、
その家族がいい味出してます。
私は特に両親の言葉がグッとくるので、
いつもそこで泣いてしまいます。
あっさりとしているけど、
深いところで惹かれ合う素敵な作品です!
とっても丁寧な作品で、まるまる1冊表題作なのが嬉しいところです。
雲之助先生の、独特の間というか、表現というか、赤面とか…!
素敵です!
大学1ユルイ男と、大学1カタイ男。
正反対の2人が恋すると、どうなるか。とっても萌えでした!
受け・安藤の妹がBL本としては珍しく結構出張ってくるですが、この子が
いいです!BLでの女性キャラはわりとうざい立ち位置にいたりすることが多いですが、この妹は『お兄ちゃんは真由の宝物』と言っちゃうぐらい純粋にお兄ちゃんっ子で、
妹の存在によって、安藤の人間らしさも垣間見ることができました。
感情があまりないようにも見える安藤は、実は高校時代のある出来事から、
人との交流をできるだけ避けていました。そしてその壁をぶち壊してくれるのが大島。
この大島が飄々としていてなかなか読めない男なのですが、安藤に興味を示し、
『安藤のよさ』に気づき、『あんどーが欲しい』と告白します。
安藤の過去話を聞いたうえで、自分を許してあげるべきだと大島は安藤に告げ、
『俺のあんどーをこれ以上いじめないで』とさらっと言っちゃう大島がいい男です!
そして、『人生を謳歌しようじゃないか』と結ばれる2人ですが、安藤は家族にも
男性と付き合うことになったと正直に告白し(これが大変素晴らしい両親)、
妹に『いつか真由が結婚して名字が変わっても俺はずっと真由の兄だ』と頭を撫で(こんな兄ちゃんほしい!)最後まで細かく、丁寧に作り上げられていました。
『好き』という表現・描写が素晴らしかったです。
読み終わって、心がほんわか。本当に細部まで丁寧な作品です。
最後の最後で見れる安藤の満面の笑みが、めちゃくちゃ可愛いです!