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表題作大人の特権

バイトのバーテンダー(大学生) 小田倉
トラウマ持ちで臆病者のリーマン 新山・32歳

同時収録作品伊達メガネと地味メガネ / 伊達メガネは駄目メガネ

鈴木颯太 眼鏡研究会部員
和佐悠 学生・地味眼鏡

同時収録作品無彩色の恋の話

白色鉛筆
削 鉛筆削り

その他の収録作品

  • 臆病者(表題作シリーズ)
  • 臆病者の幸せ(表題作シリーズ)

あらすじ

仕事は程々、楽しく飲んで、
気持ちよくエッチして――。
人生投げやりに、いい加減に生きてきた
駄目サラリーマンの新山。
なのに、気紛れに口説いた
バーテン・小田倉が頭から離れない。
セフレとのエッチで思い出すのも彼の指。
酔いつぶれるのも、数年ぶりに泣くのも、
彼の前で、だけ…。
年下の真面目バーテンに惚れた、
ダメリーマンの臆病な恋心。

年下バーテン×駄目リーマンの臆病な恋に加え、「勃たない男」ラブコメe.t.c.―――オトコ達のビター&スイート。
(出版社より)

作品情報

作品名
大人の特権
著者
文月あつよ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH mania COMICS
発売日
ISBN
9784796402149
2.7

(7)

(0)

萌々

(0)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
17
評価数
7
平均
2.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

臆病ものはマダオでした

ガッシュマニア、装丁をピンクから大人っぽい紫にかえたんですね。
こっちのほうがアダルティでいいよ♪
ということで、表題は大人っぽいお話でした。
あと一本が学園モノの眼鏡×眼鏡v、そして色鉛筆と鉛筆削りの擬人化です。

元カノとのトラブルでトラウマを抱え、女性で勃たなくなり、恋も仕事もどうでもよくなった会社員の主人公・新山。
まだ30なんですけどマダオですw
別に男が好きってわけでもないけど、勃たないから複数男性とセフレの関係で遊んで、ノンケのバーテンを口説いて遊んでいる。
本当にどうしようもない男。
だけど、このバーテンと酔っぱらって本音を吐露してしまっているところで出会ってしまって・・・という流れに
このバーテン、実は年下で大学生だった!!
ダメな大人が年下男の愛情で立ち直るお話。
この年下男・小田倉が年に似あわない老成ぶりで(w)ヘタレをグイグイ引っ張っちゃうのがいいですよね。
何か年下でもワンコじゃない。
題名のまま、本気の恋が欲しいのにそれから逃げている臆病な大人のお話でした。

眼鏡×眼鏡のお話は、片方が地味眼鏡の設定なんですが、眼鏡とったらイケメンじゃなくて、眼鏡とったら地味顔っていうのがツボりましたv
大学メガネフェチの集まり”メガ研”の颯太は、地味眼鏡のハルを見つけて追いかけ回すんだけど、こいつが天然。
結構モテるらしくて女子から声をかけられるんだけど、来るもの拒まず。
ハルをどうして追いかけまわしているのか自分でわかってない。
追いかけ回されたハルは、自分の事が好きなんだと思ってほだされかけるんだけど・・・
颯太のバカワンコっぷりが弾けてます。
そして意外にも颯太が攻めだった!?
あんまり眼鏡×眼鏡をマニアックに追及したものじゃなくて、ただ登場人物が眼鏡かけてるだけってだけだけど、眼鏡とったら地味っていうのが新鮮でしたので♪

色鉛筆の擬人化は、鉛筆削りに恋する白鉛筆のお話。
白鉛筆って、ほとんど使われないからメンテが必要ない。
それで他の色鉛筆達が鉛筆削りにメンテしてもらうのが羨ましくて、とちょっと切ない感じを醸し出すんだけど・・・
メンテって・・・!?
白鉛筆も勘違いしたようですが(爆!)自分もそう思ってました!
鉛筆削り、真面目そうな顔して本当はビッチだったのかwwなんてことはなくて、、かわいいお話でしたv
ここはやっぱりそれぞれの機能的に鉛筆削りが受けで間違いないようで~w

ガッシュマニアなのに、エチが少なくて、しかも裸も少なくてっていうのがちょっと意外だったりもした一冊です。

1

セフレで3p

そんなおいしい設定が、なんだかあまりいかされなくて、ちょっと残念。

大人の狡さで、おいしいとこだけつまみ食いして、寡黙なバーテンさんを口説くのも、単なる言葉遊び。
それなのに、今まで口説いていたはずのバーテンさんは、年下の大学生、そして、俺の物になれと言う。
まあ、アレだ、好きにイチャくれすればいいさ、、、。

大学生同士の地味眼鏡君を追いかけ回す、眼鏡フェチ君のお話は、地味眼鏡、眼鏡を取ってもやっぱり地味顔設定の悠君が、言う程地味顔じゃないのがちょっと残念。
って言うか、この絵だと、私的には、眼鏡を取ったら美人顔なくらいに見えてしまう。
悠をどのくらい地味でもっさい感じに描くかは、なかなかさじ加減が微妙で難しいのかな。


0

やっぱり30代はオヤジじゃないだろ

(いや、この御本ではオヤジとか言ってないんですけどね…
某T&Bでいくらおじさんとか言ってても、30代はお兄さんだよ。
と御年39歳の某砲○投げ選手のニュースを見つつ思ったね。)

はい、ということで表題作の主人公は32歳サラリーマンの新山さんです!
この人、経歴がおもしろくて、元々はふつうにノンケで彼女もいたんですけど、
ごたごたした出来事があって、
で女面倒くさい…と思ってゲイの道に来たという…
しかも受けてます。
更に3Pとかやっちゃってます。
もともとバイの素質があったってことかなーと思うけど、恋愛なんかこりごりだ、で終わらないでゲイになっちゃうってずいぶんフリーダムな人だな!

恋愛も仕事も、いろいろ、どうでもいい感じで日々過ごしていた新山さんですが、
やっぱり愛されたし、愛したい。という気持ちがどっかであって、
えーと…落ちたら面白いな。位の気持ちでコナかけてたバーのバーテン(年上だと思ってたけど実は大学生!どんだけ老け顔だよ…ウフフ)に、逆にオトされちゃうわけですね。
平気なふりしてるけど実は傷を抱えている年上のお兄さんを、あれよあれよという間に引っぱりあげてきちゃう年下。って本当にいいものですね。
ノンケ同士でもないし、ゲイとノンケでもないし、なんか、不思議な印象のお話でした。

それと、大学のメガネ研究会(なんという俺得…。でもせっかくだから伊達メガネの方はもっと色んなメガネかけてほしかったなー)のお話と、
色鉛筆×鉛筆削りの擬人化のお話が収録されています。

複数作品が収録された御本だと、たいていどうしても好きな作品そうでもない作品が分かれちゃいますけど、こちらの御本はどれも等しく、楽しく読ませていただきました!

0

勃たない男!

これは表紙買です。文月さん大人なお話を読みたくてあらすじも読まずに表紙で購入。
ちゃんとあらすじは読まないとダメですね!と反省した1冊でした。
でも、割りと面白かった♪

文月さんの親父攻め!が好きなんですけど、ダメサラーマン32歳!こちらが受けでした。

お相手は大学生と、年下攻めなんですが、あまりエロさは無かったですね。
どちらかというと、もう一つのお話が気に入りました。

メガネ研究会ならぬメガネフェチサークルのちょっと変な攻めだったんですが、コメディタッチなんだけれど、ちょっと恋愛のキュンが詰まっていて良かったです♪
地味メガネ君×軽い男のメガネフェチ!
今まで軽~く遊んでいたから、何故?地味眼鏡君の事を気に入ったのかわからなかったんですね。遊んでいた男が恋をしてしまうと可愛らしい♪

でも擬人化の色鉛筆のお話が一番気に入ったかな。最近コミックを買うと割りと擬人化ものがショートで載ってあるんですね。これで2作目の私なんですが、可愛くて、面白かったです。
でも擬人化のお話って考えるの難しいんだろうな~、って思いました。

0

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