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表題作椿屋百貨店紳士図鑑

モデル・櫂 /社長・天彦 /デザイナー・賀陽
支配人・厳木 /秘書・三家 /企画部・翠

その他の収録作品

  • 椿屋百貨店紳士図鑑 別冊1
  • 椿屋百貨店紳士図鑑 別冊2
  • 東京娼年事情
  • あとがき

あらすじ

そこは、選ばれた男たちのための場所。
繰り広げられるのは、熱くひたむきな恋物語――。

椿屋百貨店が新たに打ち出した、アッパークラスの男性のためのショップ「ラフィネ・プリュス・トーキョー」。
支配人の厳木(きゅうらぎ)は、なかなかイメージモデルが見つからずに苛立っていた。
そんなある夜、バーで印象的な青年・櫂(かい)と出会い、逢瀬を重ねるようになるが――?

描き下ろし44Pを加えた、リュクスな男たちのラブ・スタイル。

(出版社より)

作品情報

作品名
椿屋百貨店紳士図鑑
著者
秋月杏子 
作画
秋月杏子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403663215
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

イケメンズ色々

題名の漢字のフォントと色遣いであらすじを見ずに勝手に大正モダンと勘違いした自分は大バカです(汗)
ある百貨店のメンズ部門を舞台にした3通りの恋愛模様のお話。
これ、一つ間違ったらベタコテで地雷が爆発するところでしたが、、、セーフ!!
何だか純粋に楽しんじゃいましたv

一組目:年下ワンコ×余裕の大人(なはず)女王様受け
来年度のモデル選びに難航している支配人の厳木が、気分転換でナンパした相手が大学生の櫂。
彼の弓道姿をみてモデルに推薦しようとするとモデルエージェンシーが推そうとしたモデルも櫂だったことから、ひょっとしてこれは釣りだったのか?と傷付く厳木。
ひたすらワンコで厳木一筋な年下がかわいらしい。
書き下ろしにても年上に可愛がられて甘やかされてスクスク育つ大型犬でしたw
厳木は男前というより隠れ女王様な雰囲気です。っちゅーかパトロンタイプ?

二組目:俺様社長×健気秘書
父親の後を継いで社長になった天彦の受け継いだものは、会社や資産だけでなく、父親の愛人であった秘書の三家。
本当は三家が好きだったのに、彼に裏切られたという思い込みで三家に辛く当り犯す天彦ですが、三家は健気に耐えて。。
あくまでも愛に満ちた忠誠心と縁の下の力持ち的秘書の三家は、いい嫁ですw

三組目:傲慢押せ押せデザイナー×ヤンデレ企画部員
母親が父親を捨てて他の男に走ったことから、母親似の顔を散々父親にけなされ罵倒されて、その容貌がトラウマになってしまった清家。
メガネと前髪で顔を隠し、ネクラと呼ばれる彼が、デザイナー賀陽が出店する条件に彼をモデルにしてほしいと要望したことから。。。
清家のトラウマ、半端ない程深いですっ!
しかし、賀陽が清家に執着する理由というのが、何だか人情話もあっていいんだなv
しかし、それが明かされた時に気がつかないか?清家?とも思うw
書き下ろしですわ!ライバル?みたいな登場をするイケメンモデル景都がなかなかにいいキャラでして、、、彼で話ができるそうなんで愉しみですw

そして百貨店と関係なく単発一本は、学生モノ。
父も母も放浪癖があり、残された子供たち苦労してるんですが。
その為に売りをしている高校生が、ある時突然愛人契約を持ちかけられるのだが・・・という、逆転ハッピーエンドの甘いお話。
父ちゃん、ナイス!ですが、攻めの高校生・・・エッチが下手だそうです(爆)

地雷が爆発しない、と言う点で評価高いです♪
軽いタッチでイケメン萌えできます。

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百貨店はものだけを売るのではない

 椿屋百貨店の支配人、厳木と彼のプロデュースする「ラフィネ・プリュス・トーキョー」
でモデルを務めることになった櫂、椿屋百貨店の社長、天彦と彼の父と関係を持っていた麗二、ブランドのデザイナー、賀陽と企画部の根暗社員、清家という3組のお話が収録されています。
 
 読んでいて一番印象的だったのが、天彦と麗二の話です。天彦は麗二に復讐するかのように彼に辛く当たり、二人の関係も重ねれば重ねるほど冷たくなるのです。
麗二の父の医療費を支払うために天彦の父が体を迫るのですが、これは読んでいて辛かったです。天彦の父亡き今、ずっと天彦のそばを離れなかった理由が分かるのですが、愛の力は偉大だなと思ってしまいました。

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