万年筆とチョコレート

mannenhitsu to chocolate

万年筆とチョコレート
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌6
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
33
評価数
12件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
心交社
シリーズ
ショコラ文庫(小説・心交社)
発売日
価格
¥581(税抜)  ¥627(税込)
ISBN
9784778111779

あらすじ

家政婦の中原知春は、大企業の役員をしている四方博文の屋敷での採用にあたり、若くても職務遂行能力があるというところを見せるため、一ヶ月ほど主人である四方に姿を見せずに働くことになる。だがそれゆえに彼は顔合わせまで知春を女性だと思い込んでいた。その勘違いから女装してパーティーに同伴することになってしまった知春は、なりゆきでその後もしばらく四方の偽装デートにつきあうことになり──。
(出版社より)

表題作万年筆とチョコレート

四方博文/大企業役員/27才
中原知春/家政夫/17才

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数4

うーん…どこか物足りないかも

惜しい!設定もストーリー展開も好みでお話としては楽しめたのですが、BLとして萌をあまり感じられなかったです。
繰り返す女装デートにもあまり気持ちが盛り上がらず。もしかしたら四方、知春ともに恋を自覚するのがもっと早い段階であれば楽しめたかもしれません。
何にせよ、読後はどこか物足りないという印象でした。
でもお話自体がつまらないだとか、読み辛いと言う訳ではないです。
ただ、あらすじを読んで私が想像していたよりもあっさりしすぎていたのかも。

キャラクターは良かったですよ。四方と奥野さんのやり取りが面白い。意外と素直な四方が可愛いです。
知春の仕事に真摯に取り組む様子も好感が持てます。

あっさり読める女装ものでした。

3

小人さんのお仕事とは

今回は思い込みが激しく頑固な大企業役員の当主と
不思議な条件で攻様宅の家政婦になった青年のお話です。

思い込みの激しい攻様が受様との出会いで
軟化して待望の恋人を得るまで。

受様は
両親を早くに亡くし祖父母に育てられます。

高校入学と同時に
祖母がしていた家政夫として働き始め
卒業を控えた今は
家政婦協会所に就職の内定も貰っています。

在学中は短時間の通い仕事だけでしたが
それなりの経験を積んだ受様は
新しい就業先として大企業役員を当主に頂く
大きなお屋敷を紹介されます。

受様の面接をしたのは初老の執事でしたが
採用にあたり不思議な依頼を受ける事になります。

小人になって下さい

それは最初の一ヶ月、
当主に姿を見せずに仕事をしてくれと言うのです。

もしかして女の子にも間違えられる
自分の外見が問題なのかと焦る受様でしたが
どうやら雇い主の当主側に問題がある様子。

執事によると当主は思い込みの激しい頑固者で
熟練者は年をとっていると思い込んでいるらしく
言葉では説得させられないと言うのです。

この続き当主こそが今回の攻様になります♪

受様としては
論より証拠なやり方はだまし討ちのようで
かえって攻様が納得しなのではと思われますが
雇われる身としての反論は難しく…

一抹の不安を抱えつつも
攻様宅で家政婦生活をスタートさせます。

攻様宅には
厨房は料理人と執事の管轄、
庭は専属の庭師、
ランドリー関係も大物は業者任せなため
家政婦の仕事は掃除に比重が置かれ

受様は攻様に仕事ぶりを見せる為と
寝室や書斎から個人的な居間を担当します。

一週間もたったころ
受様はベットメイク中に
マットの狭間で万年筆を拾いますが
受様は直接返す事が出来ません。

そこで書斎机に置く事にしますが
もし転がりでもしたらと手近にあった包装紙で
小箱に作って入れる事にします。
おすそわけでもらったチョコレートを添えて♪

翌日、
受様は小箱の中に万年筆のお礼を兼ねた
攻様の手紙を見つけます。

以来、
2人はちょっとした文通を繰り返し
お互いを少しづつ知っていくのですが
2人はお互いに大きな誤解をしていました。

受様は攻様を
少し気難しいところもある初老の男性と、
攻様は受様を
とても気がきく若い女性だと思っていたのです(笑)

その為
攻様は学生時代の友人に誘われたパーティに
受様を伴って出席しようと思い付きます。

攻様的には参加者への牽制と
今までのお詫びを兼ねてのお誘いでしたが

攻様の感覚がとってもズレていた為
受様は男の子だと判った上で
パーティに出席する羽目になるのです。

はてさてこんな2人の未来とは?!

頑固で自分を曲げずにマイペースな攻様と
他人に合わせる事を苦としない受様の
たどたどしくて初々しい恋物語になります♪

元々攻様が
自分と違った思考を理解しないでもないですが
受入れるまでにとっても時間がかかると言う
思い込みが激しくて頑固な朴念仁な設定な上、

一人っ子なせいか、セレブなせいか、
周りを気にせずゴーイングマイウェイ(笑)

受様の有能さを認めた段階でもまだ
攻様は受様が男性だと言う事が良く判って無くて
若い女性ならと思い付きで誘ったパーティに
そのまま連れて行くってどうなの?!

攻様的には一度応じた手前、
撤回できなくてってことらしいのですが
その時に会った悪友達の誘いを断り切れず
受様を女装させて連れまわす事になります。

受様も女装は嫌でも
攻様と過ごす時間は楽しくて
ズルズルと攻様の頼みを引受け続けるので
受様はかなり攻様に傾いております♪

その後、攻様の悪友に
受様の正体がバレるという波乱を乗り越えて
2人がお互いの気持ちを確かめるまで
ドキドキ&ハラハラでとっても楽しく読めました。

受様の家政夫のお仕事ぶりに信念があって
弱弱しい印象を感じなくて良かったです。

俺様なマイペースぶりも
受様には攻様だからって事でスルーされるのは
ちょっと微妙かなとは思いますが

まぁ、
雇い主でセレブな攻様なのでソレも有りか?!

本作は脇キャラがとっても良い味を出してます。
攻様の執事は勿論ですが
あまり出番のなかった悪友達も
一筋縄ではいかない感じが美味しいです(笑)

本作は鋏み込みとフェア店限定で
番外編を収録した特典ペーパーが2種あります。
どちらも脇キャラの魅力が光るお話です♪

今回は本作の受様同様、家政夫繋がりで
夏目ももさん『家政夫は今日も眠れない』はいかが?

1

脇キャラの悪友たちが魅力的でしたね♪

すごく可愛らしいお話でした。
歳の差カップルなのですが、割りと落ち着いた感じのお話で、真面目でしっかりしてるけど、恋愛に関しては無垢な所がツボでした。なんかしっとりとした地味目のお話だったけれど、私は気に入りました。地味ながらも脇キャラがとっても豪華だったので、スピンオフなんかも出して欲しいです♪

不器用な二人だったので、周りの当て馬に自分の気持ちを意識させられたかなぁって感じでした。



両親が亡くなって祖父母と暮らしていた知春。祖母が家政婦の仕事をしていたのですが、ぎっくり腰になってしまった変わりに家政夫に行っていた知春は家政夫を職業としたいと思い、高校卒業前に面接を受け、研修と言う形で四方家に入る事に・・・。

面接をしてくれたのが、奥野という執事だったのですが、雇用条件として『小人になってほしい』と、言われます。
あの小人と靴屋というアンデルセン童話のお話の小人です。

この家主の四方が新しい家政婦に熟練した方を希望しているんだけど、その熟練=歳の上の方って感じに思っているんです。そこで姿を見せずに試用期間の1ヶ月の間仕事をして欲しいとい続きいました。

ようは姿を見せずに完璧に仕事をして認めさせるって事ですね。もちろん頑張る知春です。

知春はよく働きます。そして家政夫としての能力もかなりありますね。そのあたりは細かく書いているので、面白かったです。

そしてある日四方の無くした万年筆を掃除している時に見つけるのです。
それがきっかけで四方と文通らしきものをし始めます。
お礼に四方が招待されたパーティに連れて行こうと思い、悪友の招待にOKの返事を出します。

そして知春と対面するのですが・・・。手紙のやりとりですっかり女性だと思っていた四方。
男でしかも17歳というのにビックリするのですが、仕事に関しては文句も無い仕事ぶりなので、いいのですが、
パーティーというのが合コンみたいなものなのです。連れの女性を連れて行かなければ相手を捜していると思われるんですね。それが嫌でいつも出席してなかったのです。

でもこの四方、執事の奥野がわざと言わなかったのだと気付いたので意趣返しにパーティーに連れて行くつもりだったと知春に伝えて、この知春君♪真面目というかいい子なので、僕でよければ・・・。な~んて言っちゃうんです。

そこから知春の女装が始まります♪
女装した知春を連れまわす四方。パーティー以外でも知春と一緒に出かけます。
その時間が二人にとってもすごく楽しい時間だったんですね~♪

でも段々とその時間の楽しいんだけれど知春の仕事の負担になってきます。
知春にしても自分が好きで選んだ仕事だけれど、今は胸を張って仕事してます!とは言えない自分に
ほんの少し不安を感じてるみたいですね・・・。
それを奥野が忠告してこれが最後だと、二人で出かけるのですが、その時雰囲気に飲まれてなのか、
とても素敵なシュチエーションでキスをしてしまう四方なのですが、我に返って知春を突き離す。

二人とも自分の気持ちに気づいてないんですね~♪一体何時気づくんだろうか?って思いながらワクワクして読みました。

四方の悪友というのがかなり魅力的なキャラばかりです♪
そのうちに一人神宮寺に知春が実は男だったというのがバレてしまって変わりに1日デートしてくれと!!
口止めの変わりにデートするのですが・・・。
たぶん最初の方から気づいてたんじゃ!って思っていたんですけれど・・・。
神宮寺はバイなんですよね~♪でも紳士で結構気に入りました。
なかなかいい味だしていた当て馬くんです。

そのデートの途中で神宮寺は四方に今日は知春を帰さない!!と電話を・・・。


この悪友というのが4人いるのですが、どの方も由緒ある家に育って、色んな職業の人達なので、すごく楽しそうです。スピンオフ是非お願いしたいです♪

1

不器用な大人の可愛らしさ

「小人になって下さい」受け様はこんな指示のもと家政夫として
四方家で働くことになります。頑固で偏った常識に囚われている
四方家のご主人様である攻め様を若くても仕事は出来るのだと
納得させるため、執事からの提案で主人に姿を見せないようにして
お世話を(1か月間)する事になった受け様。
初日のベットメイキングのおりに、攻め様愛用の万年筆を見つけ
執事の指示のもと書斎へ、風で飛ばぬように包装紙で作った
小さな箱に万年筆と何気なくチョコレートを入れて・・・・
そこから、攻め様からのお礼のメモがあり、お互いが姿が分からないまま
ちょっとしたメモのやり取りをかわすような交流が始まります。
この時点で受け様は壮年のイメージを、攻め様は女性だと思い込む。

ここまで読んで、BLにありがちな女性と思い込んでのあれこれを
想像したのですが、ある意味良い方で裏切られた感が(笑)
読み進めると頑固で負けず嫌いで傲慢な攻め様かと思いきや、
口下手で素直になれない子供みたいなヘタレの攻め様です。
後半部分で学校を卒業したばかりの子供に、
悲しい思いさせて~って思ったりもしましたよ続き
(攻め様もどうしていいか分からないほど動揺したんですけど)
ラストも、もっとはっきり!!なんて思いました。
でも、受け様には伝わったようで、今後甘々になるのかな?

3

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