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破綻しても傷ついても消せない想い。
コミックはあまり読まないので天禅桃子さんのお名前も作品もお初です。
ドラマCDを聴いて原作を読みたくなりました。
カバー絵を見たら好みの絵で早速手に取りましたが、どっちがどっち?とドラマCDで聴いていた印象とだいぶ違って攻め×攻めに見えて新鮮でした。
原作まで読んでみたくなった理由の一つに、吉野がやっと心の整理ができて新しい道を進んでいこうと去っていきましたが、その後どうなるのかヒントとか幸せを暗示するような何かがあったらいいなという思いもありました。
それについては何もなかったのが残念でした。
ドイツでいい出会いがあって幸せになってほしいなと強く思ったので。
あ~!!もう素敵でした。
今回はカッコイイんだけれども、可愛くて素直じゃないのに弱い♪もうすっごくツボにはまりました。
ただ問題は途中どっちが攻めなんだ?と悩んでしまいました!
だって浅田とだったら絶対受けだろうけれど、観月の思い人の先生相手だとどう考えても攻めだろうし・・・。
思わず二人のシーンをガン見してしまいました。
いつも会社の近くで見かけるスタイリッシュでカッコイイ男性がいる。
いつか自分もあんな風になれたらなぁ~と憧れの眼差しで見ていた浅田でした。
同じ会社に努めているのだけれど、部署も名前も知らなかったのですが、新しい企画で、
一緒に仕事をすることになりました。
もちろん最初は男として憧れて恋なんて気持ちはなかった?んですが、指輪をしていた観月をみてちょっとがっかりというか何とも言えない気持ちになってしまった浅田。
『結婚しているんですか?』と聞いたら観月は笑うだけでした。
その話を部署の女性と話していた所実は、観月はゲイだと!!教えられます。
大人同士のお話なんだけれど、もう中身はすっごくきゅんきゅんするお話でした。
観月には付き合っている人がいたんだけれど、別れを告げられてしまう。
街で涙を流している観月を見てしまう・・・。
もうこの時はすでに浅田は観月の事を好きになっていて、彼の弱い所をみてどんどん好きになっていきます。
この二人のお話はすっごくきゅんきゅんで優しい気持ちになるのですが、
元彼の先生と観月のお話はすっごく切なかったです。
お互いに大切に思っているけれど、罪悪感に囚われているのか?すごく切ない関係でした。
天禅さんのお話はん~?なんだろ?すごく線が細い?っていうか感情面がとても丁寧に表現されていて大好きなんです。
今回のお話はいつもとちょっと違った受けでとても気に入りました♪
破綻しても傷付いても消せない想い。浅田の一日は。彼―――観月を見つけることからはじまる。まるで作り物のように綺麗な観月。けれど、人間らしい弱さと強かさを持っていた。そんな観月を知るうちに、浅田の心にある感情が芽生えはじめて?浅田には気になる人がいる。名前も部署も知らないけれど、同性なのに目で追ってしまうほど綺麗な男だ。ある日、浅田はその人―――観月と仕事をすることになる。浅田は。仕事もできて人あたりもいい観月に好感を持つが、観月が同性愛者だと知り動揺する。しかし。何もかも完璧だと思っていた観月の人間らしい部分を知るにつれ、浅田は観月に惹かれていき!? 泣かないでいられるように、笑っていられるように、ただそばにいられたら――― 抱きしめてずっとそばにいる。好きじゃんなくてもかまわない。攻×攻 浅田(あさだ 表紙絵左 攻)×観月(みづき 表紙絵右 受)です。浅田君は、純情で誠実、観月は、チョッと小悪魔系で大人な色気が漂っています。お話は切ない系で、ゆったりと読み進めていけます。 表紙絵を見て、カップリングが気に入った方は、購入してみてください。丸まる一冊、このお二人のお話ですよv
いやぁん(/ω\*)攻めの純情にキュンキュンするぅぅぅ!!
強引に奪うとかじゃなくて、相手の事を大切に想ってて。
でも気持ちがダダ漏れで・・・可愛いぃぃ^^*
観月も浅田に対して最初からかなり好意を持ってるし。
最初は第三者的な立場の浅田に気軽に何でも話しかけていだんだろうけれど、
そのうち話せる相手である浅田に情が湧いたんじゃないかと思います。
どんな人間でも、長いこと一緒にいて、しかも一緒にいることが心地よい人間には情が沸くと思うんですよね。
それが男女だとラブになることも往々にしてあるかな、と。
彼らの場合は男同士ですけど、でもそういう入り口が男女のそれと似ているからそんなに不自然さを感じないという。
にしても観月も、相手がノンケだからって、無意識に防衛してたのかな。好きにならないように。
そういうところがすでに浅田のこと好きなんじゃん!とツッコミたくなるお鈍さん^^*
あぁなんだこの爽やかさ。
リーマンものでこんなに爽やかなの、他にない気がします。
浅田を走らせる原動力…それは観月の涙。
表紙のふたりが喪服を着ているように見えてしまった~( ̄m ̄*)
葬ったのだとしたら、何を?
それは互いに抱く破綻した想い?
ビターな予感を誘う表紙も帯もふっ飛ばして天禅桃子さん得意の直情わんこ登場~!
でも、この浅田というわんこ、へたれではない大型犬でした♪
ポジティブで真っ直ぐ…大きくて温かい…ホントにイイ子です( ゚Д゚ノノ"☆
あれこれ気づいて戸惑う観月の姿がいじらしかった…いい大人なのに←
そして、そんな観月にふりまわされる浅田も可愛かった…いい大人なのに←
観月は直向(ひたむき)な浅田の姿に自らの『破綻した想い』を重ね合わせてたんでしょう。
だから揺らぐ。
そんな観月に対して揺らがない気持ちを確信する浅田わんこ。
想いは破綻しても抱え続けることはできる。
でも関係は破綻させたくない(一緒にいたい)が為に戸惑う。
互いに3歩進んで2歩退る…を繰り返して、やっと寄り添うふたり。
浅田というまっすぐな光を放つ太陽に重なる観月。
それはあたかも金環日食のように。
観月の薬指の痕に新しく眩しい『輪』が残りますように。
黒髪のクールビューティー…でもプライベートは…。
ガッツリは大丈夫だけど、軽めのハグやチューは慣れないから苦手…とか照れる観月の性格が好きです!
こんな素の部分をぽろぽろと零されたら、わんこまっしぐらですよ!
あ、他のレビュアー様が皆さん、触れていらっしゃいますが、私も観月を見た時に【これぞ受様】とみていたんですが、先生との関係や浅田わんこをみていると『観月さん、攻様もアリ?』と思っちゃいました。
リバ…イケそう?
どっちとも天然たらしの素質は十分な気はしますが(〃∇〃)ゞ