スタンダード・レヴュー

standard review

スタンダード・レヴュー
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
17
評価数
5件
平均
3.6 / 5
神率
40%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
心交社
シリーズ
ショコラノベルス(小説・心交社)
発売日
価格
ISBN
9784883023363

あらすじ

教授の紹介ではじめた家庭教師のアルバイト。そこで江端悟は勝部悦司と出会う。成績はいいのに高校に行こうとしない悦司にはじめは困惑するが、互いの映画の趣味を知ってからは急速に親しくなった。悦司も「行かないとあんたがクビになるから」と高校に行きだす。しかしうまくいっていたはずの二人の関係は「あんたに惚れた」という悦司の言葉で不安定に揺らぎはじめた。

表題作スタンダード・レヴュー

高校生・勝部悦司(16)
大学生・江端悟(19)

その他の収録作品

  • ムーン・リバー
  • ラ・ヴィオレテラ
  • メロディ・フェア
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数1

何がいちばん大切か。何がいちばん幸せか。

自分に合いそうな海賀作品を探していて見つけた最後の1つ。
1998年発行の作品なのでかなり古いものです。

高校生・勝部悦司(16)×大学生の家庭教師・江端悟(19)

大学の教授の紹介で家庭教師のバイトをすることになった悟。
そのバイト先の生徒・悦司は頭は賢いのに学校に行かない不良で。
悟は勉強を教えるというよりも悦司を学校に行かせるよう頼まれる。
悦司の態度に困惑する悟だが、趣味が2人とも映画ということで急速に打ち解けていくのだが…。

ちょっと「恋愛革命」と似たところのある印象を持ちました。
いや、お話、全然違うんですけどね。
こっちの方がストレートというか気持ちの揺らぎが少ないかな。
打ち解けて好きになって。
「嘘をつかない」と決めた悦司は素直に好きだと何度も伝えてるから。
けれど、いくら打ち解けたからといってそう易々と受け入れられるものでもなく。
悟は最後まで拒否し続けるんですよね。
それを単純に「男同士だから」かと思っていたのですが。
要所要所でその気持ち自体は悦司にまでわかるほどに現れていたので。
ちょっと自分を見る世間の目とか気にし続きて臆病になっているのかなと思っていたのですが。
もう少し深かった。
最後にそれを口にした時には悦司とシンクロする想いでした。
自分のことよりも悦司を。
自分の想いよりも悦司を彩る世界を。
やさしく守ろうとする悟にキュンキュンしました。
その最後に至る経緯のいざこざ(?)でいろいろと吐露している部分もあるんですが。
もう、どれだけ悦司を大切に想っているのかが感じられて。

このお話に関しては一度目よりも二度目に読み返した時の方がより物語が沁みるというか…。
悟がどういう想いで悦司と接してきたかがわかった上で読むと感じ方がまた違うというか、より一層悟のせつなさが深くて。
本来なら両想いのはずなのに、そこへの一歩を踏み止まろうと、好きなのに踏み込まないようにする悟が本当にせつなかったです。

それだけ本心を告げることはできないのに、風邪の看病であたふた必死になったり。
家出したと必死で探してみたり。
そういうところでは手を抜くことをしない。
というか、きっと理性よりも体が先に動いてしまうんだろうけども。

悦司にもらったハンドクリームをとても大切にしている悟にキュンキュンきましたww

3

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ