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表題作暴れん坊専務

その他の収録作品

  • 5丁目119番地
  • すべてプログラム
  • まもなく真夏
  • 2~3年後の話。

あらすじ

ゲーム会社のカリスマ・田原専務は鬼のお面で正体を隠し、アグレッシブな商品開発と新人研修に明け暮れる日々。
入社3年目の稲本は専務に研修を受けて以来、あこがれ続けていた。
そんな稲本も今年から新人の教育係となり、破天荒新人・笹錦に振り回される毎日だったが・・・。
人気連載、時代劇風、BL爆裂コメディの表題作のほか、デビュー作「5丁目119番地」や人間×アンドロイドの「すべてはプログラム」など読切り3作品を収録。

作品情報

作品名
暴れん坊専務
著者
宇野ジニア 
作画
宇野ジニア 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
発売日
ISBN
9784799710326
2.6

(6)

(1)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
4
得点
13
評価数
6
平均
2.6 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数4

シュールさが刺されば

表題作「暴れん坊専務」は割とマジでぶっ飛んだ設定なので、シュールギャグが好きなら刺さります。
個人的には表題作よりもデビュー作「5丁目119番地」が同じようにシュールなのになんかエロいしテンポいいしギャグコマ(ほとんど)の絵も可愛いし好きでした◎

0

シュールなユニークさ

初めてcitronで見たのは『5丁目119番地』確かこれがデビュー作だったのではなかっただろうか?
あまりにも唐突な主人公に、まるで芸人さんのコント芝居のような、小劇団の芝居のような、その作風に驚いたのを覚えています。
そして、次に掲載されたのが、ロボットメイドの話の「すべてプログラム」最初の作品の登場人物の突飛というシュールさは少し影を潜めて、それでも、「心」というものの表現がちゃんと入っている、むしろ前作よりそれがクローズアップされた作品だなと思い。
そして、連載になった3作目が「暴れん坊専務」でした。

自分が新人だったころ、鬼の仮面をかぶった専務の指導に感動し、憧れてきた稲本が、今度は新人教育をまかされる。
ところがその新人・笹錦は、背広に海パンという妙ないでたちで、ライバル社の社長を怒らせたり、全く手のかかるイラっとする子。
そして、稲本がピンチの折には必ず現れる鬼専務。
桃太郎侍と暴れん坊将軍が合体したような、おかしなシチュエーションと、個性的な登場キャラクターの面々に、爆笑が起こるが、それはやはり幾分シニカルでシュールなものかもしれません。
一体何故に、どこがBL?と連載時に自分の中でトーンダウンしてしまったのですが、やはり単行本マジクックで一冊にまとまると、それはなかなかに全体をとおしてみえてくるものがあります。
ただ、やはりむりくり感はぬぐえないですが・・・
何故?どうして?を考えなくて単純に楽しむのがコメディ。
だから演劇みたいな感じという表現がでてきたのかもしれないです。

「まもなく真夏」は、上記の3作品と比べて、随分とBLらしい素直なお話で、これにもまた作者さんの別の面を見ました。
特に暴れん坊専務のあとだと、ビックリかもですねww
その前のロボットメイドの名前が「ソータ」で、そのソータが仕えていたおばあさんがハルカさんですが、
このお話は、ハルカばあさんがまだ小さい時、そのお兄ちゃんの奏太のお話になるのです。
ちょっと面白いリンクの仕方です。

一体作者さんの器はどのくらい広いのか、どんなネタをどれだけ持ってるんだろう?
そんな興味がわく作者さんと作品です。

3

コメディ好きにはぴったりかも

ひさしぶりに本(漫画)読みながら腹抱えて笑いました(^O^)w
ツボが浅い方だとは思いますがこれはおもしろかった!

私は好きです
ただ、BLにギャグを求めていない方にはあまりおすすめできないかも
なので中立にさせてもらいました
そのくらいコメディ色が強い作品です

☆暴れん坊専務
入社3年目の稲本は、研修を受けて以来鬼の面をかぶった専務に強い憧れを抱いていた
そんなある日、研修明け新入社員の笹錦の教育係に任命される
破天荒な笹錦に振りまわされながらも専務との再会を果たし、抱くものが憧れから淡い恋心に変わっていく稲本
そんなある日、稲本は専務にあげた「うさチャンバトル」のばんそうこうを笹錦がつけているのを発見し…

ざっとしたあらすじがこんな感じです
これだけ読むとラブが中心に話が進んでいくようだけど、どちらかというとギャグ中心で所々にラブが散りばめられている印象を持ちました
非現実的なシチュエーションと漫才のような会話が、自然とそんな印象を持たせたのですかね(・ω・)?
しかしとにかくおもしろい!
少し意味を把握しづらい場面もありますが、メイン以外の登場人物達もいい味出してます
ライバル社ニンゲンドーの兼餅社長や秘書の浮持、その浮持が気になる専務秘書の米田
個性豊かなキャラ達が話のおもしろさを引き立てています
個人的には、米田の恋が報われてほしい!
そして浮持にガンガン攻めてもらいたいw

☆5丁目119番地
この本で1番まともな後輩×人工物好き(変態)な先輩

ジニア先生のデビュー作
後輩くんがツッコミ疲れで倒れてしまいそうw

☆すべてプログラム
人間のユキジ×アンドロイドの奏太

ユキジが一途でラストがとっても切ないです
私は同時収録作の中でこれが1番気に入りました

☆まもなく真夏
習い事先のメイドに恋する墨田×墨田が気になる和泉

何人か登場人物がかぶっているので、「すべてプログラム」とつながっていると思います
1番BLらしい作品
本人は自覚がないようだけど和泉は絶対墨田が好きでしょう!
墨田を元気づけるためにメイド服とか着ちゃうんですよ
かわいいですよね~(*^O^*)

なお、攻受は私の希望的観測ですw

長くなってしまいましたが、まとめると本当におもしろいです
くどいですが、もう一度
おもしろいです
コメディが好きならぜひ読んでみてください◎

3

正直、面白くなかった(困惑)

このタイトルを見てうっかり「暴れん坊天狗」という
クソゲーとして有名なゲームを連想してしまい、うっかり買っちゃいました。

この話も明らかにその「暴れん坊天狗」を持ってきたとしか思えない
天狗の面をかぶった専務に憧れる3年目が型破りすぎる新人を教育させられる話。

その中で途中から透けて見える「専務」の正体がミソなはずなのですが・・・
しかも、その正体がなぜそれが成り立ちえるのか、自分には全く脈略見えないまま
正体だけはどんどん透けていき、最終的にやっぱりその結果かという感じ。

そして、そこで話はだいたい終わる。
正直「あっ、そー。」という感じなのでした。
絵としてはまったくもって自分には萌えないタイプの絵だったので、
なにか面白さが琴線にかかればよかったのですが、そういう意味でも特になし。

まさにクソゲーをやらされたという印象です。

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